Si-Nis-Kanto Another Story Vol.3 (シニシカント) [BLCD]
Si-Nis-Kanto ドラマCD Another Story Vol.3
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: EM2 Record
- 発売日: 2014/09/30
- メディア: CD
Ands 原作。都志見文太 シナリオ。ヤマダサクラコ 監修。
マキ:波多野和俊、カルロ:大石恵三、ヴァレンタイン:皇達磨、ジーゴ:戸塚和也 、ミラー:戸塚和也、エシカ:皇帝
大石 × 波多野
ゲーム『Si-Nis-Kanto』その後の物語。
本作CDと本編のネタバレが含まれますのでご注意ください。
Vol.3はカルロ編。
そう!これ!これだよ!これを待っていた!!
て、本当にそう思った。。。
vol.1はエシマキであるけど今後のエシマキはいまいち書かれていなくて、
vol.2は私的に不満でしかないユゴマキで。
vol.3は本編で残されたものと、それを解決して今後へと繋ぐ、
そういうカルマキがちゃんと書かれていた。
そう、本当にこういうのが聴きたかった。。。
ていうか、これ、なんていうか……
何度も聴けないんですけど!!!!
破壊力凄すぎるよ~~(笑)
ボ、ボスぅぅぅ( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
萌え投下激しすぎて動悸息切れに何度も聴けないwww
ぐうううう
最後の一緒に住むことになったところでは、
それまで蓄積されたモノがぐわああああって放出して
私も立ち上がって拍手してた( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)( ;∀;)
( ;∀;)88( ;∀;)88( ;∀;)88( ;∀;)88( ;∀;)88( ;∀;)8888888888
ハァ……凄く良かった。
欲を言えばZENCAだしエシカも出して欲しかったな!
無理なのもわかるんですけど……笑
おまけはSIDE:ZENCA
キタコレ(≧∀≦)
ジゴヴァレエシのやり取り可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
もうどうしようもなく好きだ。。。
ZENCAにいるエシカは光っているね!最高!好き!!
このtrack16は本当に好き過ぎて本気で毎日聴いている。
(≧∀≦)bbbbbb
満足(・∀・)ノ
宵月ノ雫~幕末恋綴り~ 壱ノ章 高杉晋作 [乙女&ドラマCD&他]
シナリオ:御門蓮
高杉晋作:cv. 立花慎之介
シナリオ面白かった。
史実とフィクションの混じり方が絶妙でイイ。
高杉の相手役として設定されている女性は、
幼なじみでのちに結婚もする。
史実でいう奥さんそのものではなくて、高杉が関わった女性を混ぜて作ってある。
これがとてもいいし上手い。
一緒にいるのもおかしいところはないし、
何よりシチュCDとしての恋物語も成立している。
二人が淡い恋心を抱いた幼なじみから、
史実と絡めて危機に陥った展開からの
気持ち昂ぶって……てところは凄く良かった!少女漫画!(・∀・)イイ!!
最後は高杉なだけに見送る展開となるのですが、
これも悲しくて切なくて……良かった。
立花さんは低音。
しかも太めで荒々しい。
シチュCDでこれだけ荒っぽい役も、こういう声も珍しい。
良い~(≧∀≦)
ひとつのドラマとしても、恋物語のシチュCDとしても、
とても良く出来ていたシナリオだった。
だからこそ特典CDも全部聴きたいんだけど。
複数買いはやはり厳しい。
タグ:立花慎之介
小説家の縛愛戯譚 [乙女&ドラマCD&他]
シナリオ:孫井夏海
音羽誠弥:cv. 皇帝
音羽は童話作家そして官能小説家という設定。
で、まあ【縛】て文字があることから容易に想像できる展開なのですが……
このシナリオ……
笑ってしまった。
めちゃ喘ぐよ。
皇帝さんが!!!!!(笑)
書くことに行き詰ると、この音羽さん、
自分の小説のヒロインの気持ちを知るために、
自分自身を縛る!
(・∀・)
その時に「ウッ……うあ……」て喘ぐからなんかもう……なんだこれwww
で、それを彼女に目撃されちゃってそこから彼女を縛って~という展開なんだけど、
もうなんていうかそっちよりも、前半の受けばりに喘ぐ皇帝さんに全部もっていかれました\(^o^)/
彼女を亀〇縛りするなど内容はハードなのに、
聴き終ってみれば全体的にすごくライトな感じ。
グラタン好きくだりとか、かわいいな~て思う。
編集者である彼女が、作家である彼氏のもうひとつの顔を知らないなんて、
仕事ちゃんとしてるの???と摩訶不思議だから、
そこは編集者でなくても良かったのではと思うものの、
シナリオは悪くなかったかな。
ただ、ライトなのはいいんだけど、なんとなくライト過ぎる気もする。
悪くはないんだけど、良いかって言われるとうーーん……
まあ、面白かったです(笑)
タグ:立花慎之介
デレない猫の愛しかた [BL小説 その他]
水瀬結月 著。
受(山桜武虎):会社員
攻(宮尾直衛):会社員
ストレスが元でもふ化する病に罹っている武虎はなんとかそれを隠していたのに、同僚でライバルである宮尾にばれてしまう。猫好きの宮尾は触らせてくれと武虎に迫ってきて……。
店頭で見てなんとなく購入。
エロかわ(・∀・)イイ!!
なんかほんとアホなやりとりを繰り広げる二人……笑
宮尾って名字をそう捉えるなんて考えもしなかったw
最後の問題解決法はなるほど~と思った。
こういう場合、お金で解決しちゃうことが多い。
実際、この攻めもお金持ってる設定だったからそれもできる。
けれど取ったのは別の方法。
このやり方は時間がかかるし、上手くいくとも限らない。
でも二人が支え合ってこれからもやっていくんだな~てことが感じられていいなと思った。
気軽に読めて楽しかった。
街子さんの挿絵少ないのが残念。
表紙の二人が雰囲気含めてぴったりなだけに、もっと見たかった。
はじめての人のためのBLガイド [雑記]
玄光社 編。
インタビュー目当てで買ってみた。
7人の作家のインタビューは一人6ページ。
BLに出会ったきっかけから作品の生まれた背景まで、
触りから深いところまで聞いてて面白かった。
作家によってはイラストや漫画の、ラフから完成までの過程が載っていた。
これはあまり見られないものなので嬉しかったし良かった。
直筆回答のQ&Aも楽しい。
その他の紹介文や歴史等も良くまとまっている。
初心者は参考になるだろうし、そうじゃなくても読みごたえはある。
ただ思うのが、『漫画編』と銘打った方が良かったのではないかな、ということ。
そう残念に思うほど漫画中心。
BLに精通するという方々のオススメもほぼ漫画。
初心者にとっては漫画の方がとっつきやすいという考えなのか?
編集部が実際どういう考えなのかはわからないけれど、
でも私は小説に対しておざなり感を受けてしまった。
なによりそれを感じたのが、紹介の仕方。
漫画は「ピュア&ほのぼの編」「ラブコメ&ハピエン編」など5つに分けて紹介しているのに対し、
小説は「安心して読める6人の作家」として紹介するのみ。
大体、作品の紹介というものは、選ぶ側も受け取る側も好みが反映されてしまって、
万人が納得するものを上げるのは難しい。
特にBLなんて嗜好が細かいジャンルなのに、
「安心して読める」なんて個人嗜好に依るものでの選別で呆気にとられた。
小説編は出なくてもいいから潔く【漫画編】と打ってくれた方が良かった。。。
と思うくらいには、BL小説も好きな者としてはこの扱いには悲しくなった。
そういえばインタビューも漫画作家だけだ……
インタビューに好き作家がいれば
書下ろしイラストもあるし満足はするかと思う。
既婚者ですけど、何か? 2 [BL漫画 桐乃まひろ]
桐乃まひろ 著。
御門玲:部長
芹沢啓太:新入社員
互いに互いへの想いを自覚したものの、伝わっていない二人の行方は……。
1巻の続き。
晴子さん;;;;;;;;;;;
読み終わったあとに流しているこの涙はなんなんだろう……
とわからないくらいに晴子さんに涙してた。
晴子さんが独り立ちしたことへの喜びもありながら、
なんだかそれだけでは終わらない切なさが凄くある。
なんだろう、説明できなくてもどかしい!
私は御門と晴子さんの関係も凄く好きだったんだなあとしみじみ思った。
兄妹のようでもあり友人のようでもあり、でもどちらでもなくてちゃんと夫婦だったな、と。
お互いに互いの存在で成長していたところあったなあ……と。
そうしたことがあって成長した晴子さんの独立だけど、
もうボケとボケのコンビが見られないのも寂しくて……
喜ばしいんだけど寂しい(;_;)(;_;)(;_;)
なんの感想書いてるんだかわからない(笑)
そういう意味でもね、この作品は本当に好きだ!
メイン二人は両片思い~~!
どう展開するのか次巻も楽しみ(・∀・)
タグ:桐乃まひろ
ハートの鍵を手に入れろ! [BL漫画 三月えみ]
三月えみ 著。
攻(鈴木太郎):サラリーマン
受(志賀凌太):サラリーマン
名前も能力も平々凡々な鈴木は、ひょんなことで志賀と出会う。のちに上司と部下という関係となった二人だが、友情めいた関係からあることで二人は……。
お互いノンケ。
その二人が偶然出会って、でも二人にはある因縁めいた事柄があって。
お互い悩みを抱えている上で、
お互い歩み寄っていく。
ノンケな二人が心通わせていって、
恋にまで至るその過程が凄く上手い。
ドキドキしながらページめくって、
着地にふーっとなるこの感覚めっちゃ萌える!
話の運び方も絵もとても綺麗で読み応えあった。
お姉さんのことは本編でも憎み切れない雰囲気がほのかにあったけど、
カバー裏読んで納得。これは本編には関係ないだけに入れられないけど、
必要ではある……笑 桜子にも幸せになって欲しい~。
満足(・∀・)ノ
タグ:三月えみ
彼らの恋の行方をただひたすらに見守るCD「男子高校生、はじめての」 第2弾 後輩が可愛すぎていじめたい [BLCD]
彼らの恋の行方をただひたすらに見守るCD「男子高校生、はじめての」 (第2弾 後輩が可愛すぎていじめたい)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: GINGER BERRY
- 発売日: 2015/07/24
- メディア: CD
脚本:久礼野ハジカ
川井志馬:田丸篤志、二見琉生:立花慎之介
立花 × 田丸
原作なし。オリジナルBL。
憧れの先輩である二見のタオルをおかずに、
部室でおなっていたところをその二見にみられてしまい……。
そんな場面から始まる、先輩×後輩の物語。
突然に自慰シーンから始まり、そのままなだれ込むように身体を重ねる二人。
もうね、潔い良くエチシーンしかないwww
けれどそれを不自然に感じさせないシナリオだった。
キャラの性格付けがとても上手い。
志馬がぶっきらぼう、それは不器用ゆえであり、恋に対しても然り。
そこに手馴れた先輩が、あれこれドSさえ入った甘い言葉を吐いてくる。
そうしてあれよあれよと陥落されてしまうわけだけど……
こんな先輩にかかったらどんなに抵抗しても。。。
……ムリ、陥落するしかない(笑)
身体を繋げることが先になってしまったような感じだけれど、
志馬はより二見に、二見も志馬に心惹かれていく様子はしっかり描かれていて、
「好き」というまで下手に手順踏まれるより、スッキリしてるとさえ感じる。
50分と短めだけど面白い脚本だった。
二見の立花さん。
これはとてもイイどSキャラっぷり!
蔑みではない、相手を言葉でくすぐるドSな台詞の数々で、
それを時に冷やかに、でも甘く、時に意地悪に、でもめちゃ甘い。。。
しかも……
しかも……
めちゃ色気だだもれ;;;;;;;;;
台詞ひとつひとつに色気ありすぎて、二見というキャラに説得力を加えてた。
ていうかこんな先輩に手玉に取られたら……陥落するしかない;;;;;
色気も当然のことながら、演技が本当に上手いなあと感動する。
声だけで二見というキャラを表現し、台詞ひとつで二見が何を思っているのか、
発している言葉から感情を、表情をも容易に想像させる。
本当に上手い。
志馬の田丸さん。
絡みのあるBLは初。
声はキャラに合っていた。けど演技はうーん。。。
普通に喋っているのは問題ないのだけれど、感情を高ぶらせるところの演技が荒い。
最初の方、二見に煽られて激高する場面があるのだけれど、
ただ叫んでいるだけにしか聞こえない。
でもそこは怒りも羞恥も、それでも二見への想いは強まる動揺、
そういう感情の機微を表現して欲しい。
あとエチシーンね……
ダメです。ハッキリ言ってしまうけど駄目。
クライマックスは「ああああああああああっっ!」と絶叫、色気ゼロ。
童貞で不慣れ、という志馬のキャラだけに必死な感じでもいいんだけど、
キャラというより田丸さんが必死。。。
立花さんも攻め喘ぎしてるんだけど絶叫にかき消されるし、
相手役と息を合わせるなんて……一切なかった(笑)
初だってことを加味しても、うん、ちょっと……
演者も二人だけ、BGMもなし、エチシーンを特化していている、
これだけでも結構な演技力を要求されるCDなわけで、
だからこそもっと頑張って欲しかった。
好き嫌いはともかく、これからもBLCDの依頼を受けるつもりなら、
ちょっとこれまでのBLCD聴いて勉強して欲しいな。
ほら、一緒に演技した人の受CDとかさ。
あんあん言ってればいいわけじゃないってことを覚えよう(・∀・)ノ
BLに限らず、えろも出来た方が演技の幅は広がると思う……
ドラマCDは声だけですべてを表現しなくてはならなくて、
かつBLCDは色気をも要求されるという、(無駄な)壁の高さ……笑
でもそれが大事だなってことを痛感してしまった。
アニメイト限定盤は、先輩の家でデート。
勉強からの~でエチもばっちりある約17分。
トークではお初であることや初めて絡みをやってみてどうだったなどの話や、
自分の高校時代をお互いに語り合っている約10分強。
もし入手するなら限定盤をオススメします。
立花ファンとしては……満足かな。
脚本も良かっただけに、相手役もできたら演技達者な人で聴きたかったけど。
禁じられた夜の詩 [BL小説 いとう由貴]
いとう由貴 著。
受(シャヒル):奴隷
攻(サディード):ナスジェディール王国の王
攻(アディーブ):王の異母弟
幼き頃、殺されそうになったところをアディーブに助けられたことを忘れられないシャヒルは、奴隷となり宮殿で働くうちに、幽閉されたアディーブの世話をすることになった。ずっと憧れていた存在でもあったアディーブの世話をできることに喜びを感じていたシャヒルだったが、しかしアディーブは異母兄であるサディードにある思いを抱いていた。そのことに巻き込まれていくシャヒルは……。
三角関係でも一方通行の三角。
遂げられず歪む心と、素直さを求める心と、一身に慕う健気な心。
それぞれの想いは一方通行でしかなく、
ぐるぐると廻るがどうあっても行き詰るしかない。
それがどう転んでいくのか。
三人の立場も上手く活かされていて、最後の到達点まで面白く読んだ。
アラブの世界観も雰囲気を楽しむ感じ。
おとぎ話的要素が高まってイイ。
エチもかなり倒錯的で良かった。
イラストも雰囲気に合ってた。
満足(・∀・)ノ
妖ノ宴 [BL小説 丸木文華]
丸木文華 著。
攻(蔵間慎三郎):武人
受(藤吉秀秋):藤吉家嫡子
主君に尽くし武勇を上げていた慎三郎は、突然に嫡子である秀秋に仕えるよう申し渡される。身体も弱く、引きこもりわがままな秀秋に奉公せねばならぬことに憤っていた慎三郎だったが、秀秋の奇行を知るにつれ……。
秀秋の奇行や、先に仕えていた周りの者たちの異常さに反発しながら、
少しずつ秀秋に狂わされていく慎三郎。
吸血行動も含め、どんどん妖しくなっていく雰囲気と、
丸木さんらしい展開に面白く読んでた。
なのにー。
最後の、一番ちゃんとすべき肝心な部分が、おざなり。
そこをもっと描写して欲しかった。
これでは余韻ある終わりではなくぶつ切り。
勿体なかった。。。