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妖ノ宴 [BL小説 丸木文華]


妖ノ宴 (角川ルビー文庫)

妖ノ宴 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 丸木 文華
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店
  • 発売日: 2014/11/29
  • メディア: 文庫


丸木文華 著。

攻(蔵間慎三郎):武人
受(藤吉秀秋):藤吉家嫡子

主君に尽くし武勇を上げていた慎三郎は、突然に嫡子である秀秋に仕えるよう申し渡される。身体も弱く、引きこもりわがままな秀秋に奉公せねばならぬことに憤っていた慎三郎だったが、秀秋の奇行を知るにつれ……。


秀秋の奇行や、先に仕えていた周りの者たちの異常さに反発しながら、
少しずつ秀秋に狂わされていく慎三郎。

吸血行動も含め、どんどん妖しくなっていく雰囲気と、
丸木さんらしい展開に面白く読んでた。

なのにー。

最後の、一番ちゃんとすべき肝心な部分が、おざなり。
そこをもっと描写して欲しかった。

これでは余韻ある終わりではなくぶつ切り。
勿体なかった。。。

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記憶喪失男拾いました ~フェロモン探偵受難の日々~ [BL小説 丸木文華]


記憶喪失男拾いました ~フェロモン探偵受難の日々~ (講談社X文庫―ホワイトハート)

記憶喪失男拾いました ~フェロモン探偵受難の日々~ (講談社X文庫―ホワイトハート)

  • 作者: 丸木 文華
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2014/03/04
  • メディア: 文庫


丸木文華 著。

受(夏川映):探偵
攻(如月雪也):記憶喪失マン

親の才能を受け継ぎ絵画も琴の腕も天才な映だが家は捨て探偵業をしている。ある日、事務所の前で滑って転んでいた男を拾い、雪也と名付けて仕事を手伝わせることにする。珍妙なことを引き寄せてしまう映は、面倒な依頼をともにこなしているうちに雪也に依存している自分に気づいてしまう。そしてノンケだった雪也自身も……。


面白ーい!これは(・∀・)イイ!!
文華さんお得意の薄暗い部分は全くなし。
あっけらかんとしたギャグエロでエロがえろくてこれまたイイネ!

映も雪也も個性的。
映の貞操観念がちょっとゆるい?とこちらに思わせる言動とか、
雪也の通常わんこなのにいざとなると(・∀・)?!となる言動とかが……
なに?!このカプたまらんよ??!???!?!?

シリーズモノなのでこれからどうなるのか。。。
二人もまだまだ底がありそうで……!

脇も気になるし今後が楽しみだなー!
満足(・∀・)ノ

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兄弟―冬― [BL小説 丸木文華]


兄弟―冬― (アズ・ノベルズ)

兄弟―冬― (アズ・ノベルズ)

  • 作者: 丸木文華
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2013/12/28
  • メディア: 新書


丸木文華 著。

受(各務悠):高校教師
攻(各務涼司):俳優

涼司と新しいマンションで暮らし始め、兄弟であることに罪悪感を持ちながらも幸せに暮らしていた悠だったが、ある日事故で涼司が記憶喪失になってしまう。自分たちの関係をもすべて忘れてしまった涼司に悠は……。


兄弟』の続編がまた読めるとはヽ(゚∀゚)ノ
記憶喪失ネタ……!ありがち……!と思うことなかれ。
もうほんっとに切なくて。。。

外傷ないのに過去の記憶だけすっぽり抜け落ちてる涼司。
ということは心因的な原因と考えられるわけですよ……つまり。。。

自分との関係を忘れているならば涼司は正しい人生をやり直せる。
そう結論する悠が切なくて……。

なにより一番辛いのが、記憶の抜けている涼司が悠のことを
「悠さん」
と呼んでくること。

かなり胸が痛む……。
展開切な過ぎてニヨニヨして読んでしまったヽ(゚∀゚)ノ

悠さん呼び、かなり同調して辛くなっていたようで
最後は泣いてしまった。。。うううほんと辛かったね良かったね……。
あそこのくだり上手い。


昏い執着に、ああ文華さんのこういうとこ好きだと再認識。
アズノベルズは文華さんらしいBLが読めるというか、
私自身が一番読みたい文華さんが読めるレーベルな気がしてきたヽ(゚∀゚)ノ


うおー面白かった!!!
またこの二人に再会できることを楽しみにしてる!

タグ:丸木文華
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オタクな俺がリア充社長に食われた件について [BL小説 丸木文華]


オタクな俺がリア充社長に食われた件について (二見書房 シャレード文庫)

オタクな俺がリア充社長に食われた件について (二見書房 シャレード文庫)

  • 作者: 丸木 文華
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: 文庫


丸木文華 著。

受(秋吉倖太郎):シナリオライター
攻(泉田直己):オタク産業代表取締役

自転車操業なゲーム制作会社でシナリオライターをしている倖太郎はある事で会社社長の泉田と出会う。倖太郎のシナリオは面白いがリアリティが無いと評した泉田は、倖太郎に経験がないことを見抜いてライターとして経験しておいた方がいいとあらゆるところに連れ出す。一通りの経験をした倖太郎だがついには泉田に抱かれてしまい……。


オタクがオタクで文華さん描写上手いなあて読んでたら
童貞な倖太郎をいそいそ風俗連れてって筆おろしさせた攻めに吹いたwww
これは今まで見たことない!

いやこれさ……結構凄いよ。
読後改めて考えてみると、泉田が筆おろしで女あてがうのも、自分はゲイじゃないといって女を抱くのも
全部全部……泉田の作戦だよ!逃げて!倖太郎逃げて!wwwwwwwwwww

攻めが少しずつ見せていく執着が、文華さんらしくて(・∀・)イイ!!
最後につれてどんどん隠さなくなっていく執着が、明るく変態でほんと面白い。
女抱くところもBLにはあまりないかもだけど、不自然さはなくて展開的にはアリだし、
なによりあれは泉田が倖太郎を振り向かせるための計算高い策略じゃね……?!
ヒィィィ!www


最後のまとめ方がちょっとグダグダってなってたのが勿体無かった。
軽い明るいエロで面白かった~!



以下はアレ?!て思った設定について……
読んだ方のみ見ていただけると有難いです(・∀・)

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鬼子の夢 [BL小説 丸木文華]


鬼子の夢 (花丸文庫BLACK)

鬼子の夢 (花丸文庫BLACK)

  • 作者: 丸木文華
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2013/11/20
  • メディア: 文庫


丸木文華 著。

受(与六):百姓の子
攻(佐助):鬼

幼い頃から鬼子と呼ばれ家族にも村人にも虐げられていた与六は、領主の慰み者になるのを嫌い村を逃げ出すが足を滑らし谷へと落ちてしまう。助けてくれた佐助と暮らし始めるうちに、与六はこれまで知らなかった人の温かさを知る。互いに孤独だった心を埋め合う与六と佐助だったが二人の前に験者が現れ……。


貧しい農村で生まれた与六の育った環境はとてつもなく厳しい。
笑ったこともない人生の中、佐助と出会って人の温かさを知って。
同じ様に孤独だった佐助と寂しさを埋め合い捨てていく。

互いを必要とする故の執着はもっとドロドロして欲しかったかな。
文華さんだけに期待してしまうところがあるとはいえ、手前でスッと引かれた感あって残念。
そこのドロドロが深ければ深いほど、


鬼とはなんぞや。


がもっと引き立ったと思う。
与六のところがいまいちわかりにくい描写だった。
もっともっとドロッとしていいのに~~~!!!

ちょっと物足りなさを感じつつも、
最後の掌編で幸せにエロく過ごす二人に満足w

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罪の楽園~千夜の夢 兄弟の秘め事~ [BL小説 丸木文華]


罪の楽園~千夜の夢 兄弟の秘め事~ (SHY文庫16)

罪の楽園~千夜の夢 兄弟の秘め事~ (SHY文庫16)

  • 作者: 丸木 文華
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2013/06/06
  • メディア: 文庫


丸木文華 著。

受(マラーク):第三王子
攻(バドル):第一王子

ザハタル王国第三王子であるマラークは父王を崇拝し誇り高く国を愛していた。病床の父の跡を継ぐのは第一王子であり兄のバドルと信じていた。バドルを小さい頃から敬愛するマラークだったが、バドルもまたマラークをいつくしんでいた。しかしバドルを排斥しようとする周囲の並にマラークもまた飲まれてしまう。仲睦まじい兄弟の間は一変し……。


文華さんの初アラブモノ。
どっちもアラブ(あとがきより)……なるほど(笑)

あとがきに千夜一夜物語のイメージでと書いてあるんだけど、
架空の国の架空なお話、現のようで幻のようで……
文体に漢字を多く散りばめて、小説だけれど視覚で、
そして流れるような文体でそういう雰囲気を感じられる作品だった。

とはいえ内容は権力争いが絡んでなかなかハード。
政治的情勢やそれに絡む周囲の思惑で二人の関係が
仲睦まじい兄弟からそうでなくなってしまう、そんなどんでん返しが繰り返される。

ハラハラしながら読んだ。
読み応えあったー!

文庫でこれくらいぎゅっと濃縮された話が読めると満足するなぁ。
つかこれ、文華さんだけにいろんなENDを読んでみたいと思った。
それこそBADも含めてw

満足(・∀・)ノ

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mother [BL小説 丸木文華]


mother (花丸文庫BLACK マ 2-4)

mother (花丸文庫BLACK マ 2-4)

  • 作者: 丸木文華
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2013/01/22
  • メディア: 文庫


丸木文華 著。

受(佐藤真治):大学生
攻(塚越祐紀):大学生

天使といわれるほど綺麗で天真爛漫だった真治は高校最後の冬にレイプされ人間不信に陥ってしまう。引きこもりだった自分をなんとか建て直し大学に通っていた真治にその時の写真が送られる。再び暗闇に落ちた真治に親身になってくれたのは高校時代からの親友塚越だった。全てを話し塚越に依存するほど心を許した真治は、レイプで覚えてしまった淫らな体をも塚越に許し……。


久しぶりに文華さんらしい話だった・゜・(ノД`)・゜・
明るいライトな話もいいけど、やっぱこういう話こそ文華さん!ヤンデルヤンデル!
はあ……読後満足感にめっちゃ包まれた。

これ、文華さんもあとがきに書いてるんだけど、ある意味出オチで(笑)、
でもそこにいたる過程や最後のくだりはほんとにゾワゾワーってしてですね……
ちょっとでも読んでみようかなーて思ってる人にはまっさらで読んで欲しいのです。個人的に。

なので、以下はたたみます。
軽くネタバレでも構わないって方のみお読み下さい。





ネタバレありな感想だよ(・∀・)ノ


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いじめっ子 [BL小説 丸木文華]


いじめっ子 (B‐PRINCE文庫)

いじめっ子 (B‐PRINCE文庫)

  • 作者: 丸木文華
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2012/10/06
  • メディア: 文庫


丸木文華 著。

受(遠野隼人):高校生
攻(麻生広行):高校生

小学生の時引っ越しで別れた幼なじみの麻生が転入し同じクラスになった。麻生はあっという間にクラスの人気者になるような人間で、隼人とは全くの正反対であったが小さいころから麻生は隼人に優しく、何かというと構ってきた。しかしその存在を疎ましく思っていた隼人は手酷い言葉を投げかける。とたん、豹変した麻生に犯され続け、そんな毎日に隼人は……。


異常なほどの執着を見せる攻め。
箍が外れたとたん、執着はどんどんエスカレート。
そんな攻めに組み敷かれるしかない受けだけど、この受けもウジウジメソメソしてるわけじゃない。
嫌なのに悦んでいる自分の身体を憎んで、麻生を死んじゃえばいいのにと憎んで。
ぐちゃぐちゃどろどろになっていく二人の関係。

おおお……どこにどう到着するんだこの二人ぃ( ^ω^ )




(・∀・)・・・



最後どうしていきなり普通にイイ話になった。。。





以下ネタバレ!注意!




これ以降はネタバレだよ(・∀・)ノ


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野獣なネコ 流されるクマ [BL小説 丸木文華]


野獣なネコ 流されるクマ (花丸文庫BLACK マ 2-3)

野獣なネコ 流されるクマ (花丸文庫BLACK マ 2-3)

  • 作者: 丸木文華
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2012/07/20
  • メディア: 文庫


丸木文華 著。

受(舞田敦):高校生
攻(村井健児):大学生

母校の文化祭を訪れた健児は好みそのものな女の子を目の前にして思わずナンパしたが、母校は男子校、相手も男であることに脱兎のごとく逃げ出した。だがバイト先の予備校で敦と再会、一目惚れしたと言ってきた敦と付き合うことになったが……。


(≧∀≦)ノシ
文華さん自身ライトですて言ってたけど、これほんと楽しいーーーー!

受→野獣なネコ
攻→流されるクマ

から想像する、受け攻めで終わってないのが(・∀・)イイ!!
失敗大将と渾名される健児が流されるクマで終わらないwww
エチになるとすごいwwwなんだこいつwww
えろい雰囲気になるまでもっていくのはビッチ寄りな受けちゃんなんだけど
エチ突入したとたん振り回されるネコちゃんwww失敗大将すごすぎるwwwww


(・∀・)イイ!!


えろえろしかったー!
最初から最後までニヤニヤして読んでたよ。
もうこのバカップル最高(≧∀≦)ノシ

視点が変わりながら進むのも読んでて楽しかった。
さくっと軽く読めながら楽しくてえろえろしくて。
良い1冊でござった( ^ω^ )
鬼嶋さんの挿絵も二人のイメージにピッタリだったー!


こんなに前向きな明るいテイスト話、文華作品では初めて読んだ。
こういうのも(・∀・)イイ!!
もっと二人のあれやこれやを読みたいwww

満足!

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ふたご~緋牡丹と白百合~ [BL小説 丸木文華]


ふたご~緋牡丹と白百合~(アズ・ノベルズ)

ふたご~緋牡丹と白百合~(アズ・ノベルズ)

  • 作者: 丸木文華
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2012/01/29
  • メディア: 新書


丸木文華 著。

受(黒木直次郎):作家
攻(黒木永之介):軍医

出征する双子の兄に一夜だけと望まれ身体を許した直次郎だったが、無事帰還した永之介は人が変わったように直次郎に冷たくあたる。帝都では猟奇殺人事件が起こっており、肉を一切食べなくなった永之介に直次郎は……。


(゚ω゚)=3
うわー!びっくりしたー!
文華さんとは思えぬほど甘甘いちゃいちゃ幸せな二人で終わった(*´д`*)


双子の惹かれ合うのが猟奇殺人事件と絡めてあって

 食欲 と 性欲 と

がイイかんじに二人の関係にも反映してて……
食欲ドキドキしたw

そして最後には「食べたい」「食べていい」関係が逆転してて……
うきゃあああああああああ弟受けちゃん最高!!!(*゜∀゜)=3


エチも濃厚でござった(*´д`*)
夜中に布団に忍び込んでほとんど無言でいたすとか……濃厚……
アウアウアウアウ(*´д`*)


はぁ……
びっくりするほど幸せに暮らしている二人にびっくりした(笑)
糖度たっぷりー満足(・∀・)ノ

タグ:丸木文華
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