妖ノ宴 [BL小説 丸木文華]
丸木文華 著。
攻(蔵間慎三郎):武人
受(藤吉秀秋):藤吉家嫡子
主君に尽くし武勇を上げていた慎三郎は、突然に嫡子である秀秋に仕えるよう申し渡される。身体も弱く、引きこもりわがままな秀秋に奉公せねばならぬことに憤っていた慎三郎だったが、秀秋の奇行を知るにつれ……。
秀秋の奇行や、先に仕えていた周りの者たちの異常さに反発しながら、
少しずつ秀秋に狂わされていく慎三郎。
吸血行動も含め、どんどん妖しくなっていく雰囲気と、
丸木さんらしい展開に面白く読んでた。
なのにー。
最後の、一番ちゃんとすべき肝心な部分が、おざなり。
そこをもっと描写して欲しかった。
これでは余韻ある終わりではなくぶつ切り。
勿体なかった。。。
2015-07-26 21:05
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