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狼の嫁迎え [BL小説 高尾理一]


狼の嫁迎え (白泉社花丸文庫 た 4-2)

狼の嫁迎え (白泉社花丸文庫 た 4-2)

  • 作者: 高尾理一
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2013/12/20
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(椎名玲):人狼、戻り狼
攻(アレクサンドル・ニコラエヴィチ・ヴォルコフ):ロシアの人狼

ロシアで生まれ育ち七歳まで人型になることがない戻り狼だった玲は、今は日本にいるもののいつかはロシアに帰ると決めていた。ずっと側にいて可愛がってくれたアレクサンドルと離れ離れになっていることが辛かった玲は、掟をやぶり彼に会いに行く。しかし久しぶりにあったアレクサンドルは玲を知らないと突き放し……。


狼の妻籠み』のスピンオフ。
ロシアで生まれ育ちロシアの群れに属していた玲だけど、
今はある事情から日本に移住し真神率いる人狼の群れに属している。

玲が戻り狼であることから、アレクサンドルとも離れ離れになり、
再会してもすったもんだがあるわけだけれど。

ハラハラする設定と展開ながら全体的には甘くて面白かった~。
みんなに愛されるアホな受けちゃんは確かに可愛くて、その子を溺愛する攻めの甘さがこれまたイイ!


前作読まなくてもいけるけど、前作も面白いのでぜひ!
(・∀・)ノ

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鬼の王と契れ [BL小説 高尾理一]


鬼の王と契れ (キャラ文庫)

鬼の王と契れ (キャラ文庫)

  • 作者: 高尾 理一
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2014/03/27
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(矢背鴇守):鬼使い
攻(夜刀):鬼

鬼を使役し裏の世界にある矢背の分家筋に鬼使いとして産まれた鴇守は、夜刀と契約し矢背本家から回される仕事を細々とこなしていた。人を殺すことも鬼に報酬として人を食らわすことも毛嫌いし、鬼自体を恐いと感じている鴇守は小鬼である夜刀と自分は似合いだと思っていた。しかし小鬼と思っていた夜刀の本来の姿を知ってしまった鴇守は……。


遠い昔から鬼を使いあれこれしてきた矢背家と、
そこに鬼使いとして産まれた鴇守と鴇守を主として契約した夜刀と。

この3つの要素が組み合わさって、読んでてどうなるのかと……楽しかったなー!
夜刀の好き好き攻撃も凄いけど、後半の鴇守にも(゚∀゚)ヒャッ!てなった。
二人の落ち着くまでと事件の絡み具合が凄くイイ。

高尾さんの、勧善懲悪ではなく、主人公がグレーな位置に身を置くような話、
愛咬の掟』もそうだったんだけど凄く好き。
作風的にじめじめしすぎず、下手すると明るいんだけどでもどこか薄暗くて。
今回もそういうところがあって個人的に凄く好みだった。

イラストも正直表紙は好みでなかったんだけど、中身見たらえらい可愛くて!
口絵とか白黒イラストすんごくイイ。作品世界盛り上がった。


面白かった。
もう少しこのお話読みたいなー!
満足(・∀・)ノ

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手探りのキス [BL小説 高尾理一]


手探りのキス (ビーボーイスラッシュノベルズ)

手探りのキス (ビーボーイスラッシュノベルズ)

  • 作者: 高尾 理一
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2010/11/19
  • メディア: 単行本


高尾理一 著。

受(榛名斎):榛名組組長一人息子、高校生
攻(多嶋恭平):金融会社社長

母を亡くした七歳の時に斎の世話役として多嶋がつけられた。多嶋への思いが恋心と知った中学三年の頃だったが、以来多嶋が若頭補佐へと出世をしても斎の世話役を離れることはなかった。ある日、事故にあった斎は死ぬことは免れたものの目が見えなくなってしまう。責任を感じ世話をする多嶋に斎は……。


受けがわがままお坊ちゃま( ^ω^ )
でもそのわがままをも広い胸板で甘く受け止めてくれる攻めだったので斎も可愛く思えた。
斎のわがままっぷりは高尾さんらしいし、嫌いじゃない(笑)

今回イラストが好みではなくて……。
これが違っていたら二人への印象もまた違うかもなーとかちょっと思ってしまった。
文章的には高尾さんらしい受けだったので文章だけ必死に追ってた。。。

設定ヤクザだけどヤクザじゃなくてもいいくらいなので
あんまりあれこれ考えないで軽くエロを読みたい気分にぴったり。
甘やかしのいちゃこら多めでそういう意味では良かった。
高尾さんのtkb責めたっぷり( ^ω^ )

タグ:高尾理一
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ファミリー・バイブル [BL小説 高尾理一]


ファミリー・バイブル (ショコラ文庫)

ファミリー・バイブル (ショコラ文庫)

  • 作者: 高尾 理一
  • 出版社/メーカー: 心交社
  • 発売日: 2012/02/10
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

攻(長永宏伸):サラリーマン
受(逸木典章):翻訳家

マンションの隣に住む逸木に食事を世話してもらうようになって早三年、家事能力のない宏伸をみつけた逸木の娘茉莉衣とともに、三人の仲は上手くいっていた。ずっと思い続けていた逸木への思いも通じ、まるで家族のように思えてきた宏伸だったが、ある日茉莉衣を訪ねてきた女性に……。


高尾さんの初期作品。
新装版で初出は2000年。

二人の話というよりは、子どもをめぐってのいざこざが中心となる話。
逸木&茉莉衣と母親とのいざこざがメインなので攻めは特に関係ない。
BLで読みたい話かというと……微妙なところ。

以下、内容バレで話進めますので、これから読む予定の方はご注意下さい。





上にも書いたけど、話のメインが【茉莉衣の親権をめぐるごたごた】なんです。
逸木と母親である女性が離婚して、逸木が茉莉衣を引き取って育てる。
生まれてすぐノイローゼになり茉莉衣を少しも育てなかった母親に逸木は立腹してるから引取りは許さない、母親は茉莉衣の実の父親と再婚したから茉莉衣を引き取りたいといって譲らない。
……そう、実は逸木は茉莉衣の父親ではない。
まあ結局、茉莉衣の母親への猛反発で血のつながりのない逸木の元に留まることになり、
宏伸を含めての ファミリー が出来上がるというわけです。


うーん。。。
BLとして読みたい話かというと好みはあるだろうけど私はパス。
本筋に二人の恋物語は全く関係ないし……。
(ていうか、序盤に二人の仲は拍子抜けするほどあっさりくっつく)

ファミリーものとしては……救いがない気がした。
母親側に対してシビアすぎる。
出産してすぐ手放して八年放っておいて今更引き取りたい→理不尽だ
で話が進んでいくんだけど、その突然現れた理由も「子どもが産めなくなったから」とか……。
それならなお一層和解への道を取った方が良かったのでは?とか思った。

和解の展開にしたって少しもおかしくない。
母親に救いがあっても良かったと思います。


ちょいヘタレな攻めに、余裕ある誘惑系の年上受け。
そういう美味しいカプながら、メイン軸であるファミリーに納得いかない点多くてあまり楽しめなかった。

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黒太子の純愛 [BL小説 高尾理一]


黒太子の純愛 (ショコラ文庫)

黒太子の純愛 (ショコラ文庫)

  • 作者: 高尾 理一
  • 出版社/メーカー: 心交社
  • 発売日: 2013/02/09
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(藍原有理):絵画修復士
攻(マクシミリアン):エストラーダ国王子

有理のもとにエストラーダ国から絵画修復の依頼が飛び込む。大きな仕事だったがエストラーダはかつて愛し合い、有理が捨てたマクシミリアンがいた。五年経っても未だに有理を愛してるというマックスに有理は戸惑うが、有理にはマックスを愛し返せない理由があった。そして再びマックスを拒絶せざるをえなくなった有理は……。


王位継承権を持つ王子との恋愛。
それ故にマックスと別れなければならなくなった有理。

展開的にはありがちだけど。
マックスがカッコイイ王子ではなくネガティブ王子。
容姿もかっこいいし仕事もできるのに、こんなに不人気王子気の毒すぎる……。
それが生い立ち含めて仕方ないし、その後の展開も無理なくてこれはこれで良かった。

わんわんワンコが有理に捨てられて五年後ツンデレワンコへ。
でもワンコ。

王子の愛情深くてまじ純愛だった。
甘くて良かった。

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狼の妻籠み [BL小説 高尾理一]


狼の妻籠み (白泉社花丸文庫 た 4-1)

狼の妻籠み (白泉社花丸文庫 た 4-1)

  • 作者: 高尾理一
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2012/11/20
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(水守瀬津):大学生
攻(真神鋼):人狼族のアルファ

人狼である瀬津はある秘密を抱えていたため群れからも人間からも極力離れて人生を過ごしてきた。両親が亡くなり一人寂しく人生をまっとうしようとしていた瀬津に、人狼族のボス真神が現れる。群れに入ることを進める真神に反発する瀬津だったが、ある時真神に身体の秘密を知られてしまう。瀬津に惹かれているという真神に反発を覚える瀬津だったが……。


おおう……!
久々に打ち震えた……萌え過ぎて!

男として生きてきたのに、男だということを踏みにじられそうになって反発していた瀬津だけど、
隠していた秘密ゆえに孤独だった身と心を真神の大きな愛に包まれて蕩けていく過程がもうもう…!

瀬津の、ピリッとナイフのごとく逆立てていた神経が少しずつほぐれていって、ついに真神と狼となって本能のまま駆けて戯れて吼えて、それまでの空虚が真神で満たされて胸がいっぱいになって思わず泣き出すとこなんてこっちの方が泣いたよヽ(;∀;)ノ

ボスゆえの俺様な態度でどんなに邪険にされても瀬津に好き好きコールを送る真神。
真神の執着?愛が不器用だけど懐深くて、瀬津の孤独を埋めていくのがたまらなかったー!
ゴロゴロ転がりまくった……満足……。


ただし、設定的に駄目な方もいらっしゃると思うのでご注意を。
ネタバレになるので見たくない方はここで読むのをやめて下さい。






瀬津のもうひとつの秘密、それはふたなり
こちらもがっつりいたしてますので、苦手な方はご注意下さい。
私はそこも含めて楽しんだ(・∀・)ノ

甘くて本当に良かったー。
満足!

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天使にくちづけを [BL小説 高尾理一]


天使にくちづけを (クロスノベルス)

天使にくちづけを (クロスノベルス)

  • 作者: 高尾 理一
  • 出版社/メーカー: 笠倉出版社
  • 発売日: 2012/10/10
  • メディア: 単行本


高尾理一 著。

受(伊波貴也):大学生
攻(ヴィンセント):殺し屋

唯一の肉親である祖父が死に渡米した貴也は、突然現れたヴィンセントから自分がマフィアに狙われていることを告げられる。祖父も殺されたと言われ理不尽な理由からの追っ手だったが貴也はヴィンセントとともに逃げるほか手段がなかった。自分を守ってくれるヴィンセントを信じつつも先の見えぬ逃亡生活に警察を頼る道を捨てられなかった貴也は……。


突然理由もわからずマフィアに狙われ、捕らえられたら命はない状況に陥る貴也を
面識もなく殺し屋であるヴィンセントがとにかく問答無用に守ってくれる。

……まあ面識あるんだけど(笑)
とにかくヴィンセントが徹底的に守ってくれるし、「俺の天使」と丁重に扱ってくれるし、
その甘さがとっても(・∀・)イイ!!


んだけど起こっている事件が事件の割にはサクッとしてて物足りない。
事件がある程度解決するまではとにかく身を隠すしかない――
ところを例の如く受けちゃん脱走してしまって窮地に陥るわけだけどそれもサクッと解決しちゃうし、
マフィアに狙われること自体も結構サクッ解決した。。。

ご都合主義とは言わないし悪くはないんだけど、どこか物足りない。
もうちょっと描写が踏み込んでいれば、より甘さが引き立つんではないかなあと思ったり。

あと受けちゃんはぽわぽわ系ではあるんだけど微妙にしっかり系も入っていて、
それがどっちつかずに見えた。
思いっきりぽわぽわ系だったらこのラストは納得できた。
でも微妙にしっかりしてる受けだったから、最後二人は少し離れて、
依存するばかりでない受けちゃんに成長するのも良かったんではないかなーとちょっと思った。

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キスで目覚めたい [BL小説 高尾理一]


キスで目覚めたい (アクア文庫)

キスで目覚めたい (アクア文庫)

  • 作者: 高尾 理一
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2006/04/15
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(波多野夏):大学生
攻(奥居克彦):陶芸作家

幼い頃に両親を凄惨な事件で亡くした夏は叔母の店に来る奥居に恋をしていた。夏休み、奥居の下で手伝いをすることになった夏は、一緒に過ごすうちに奥居と両思いになる。甘い日々を過ごしていた夏だったが、奥居を狙う女性に手酷い仕打ちをされ……。


恋が実ってヤッター!な甘い話なんだけど
それに見合わぬくらい起こる事件が凄惨だったり酷すぎる。。。

両親の死の原因は深く愛しすぎた故で、
母親の不義を疑った父親が母を包丁で殺害その後自殺(夏はその一部始終を見ていた)
その血が自分にも流れていることで夏は奥居に迷惑をかけるのでは……
と不安になっているんだけど、その設定があんまり活かされない。

ていうか、後半は奥居を狙う女性が夏を拉致って人を使って強姦未遂┗(^o^)┛
暗躍しすぎ。。。夏の幼少の頃のトラウマとか飛んでしまったYO!
後半これを持ってくるなら両親のあそこまで凄惨すぎる死はいらんかったなあ……


番外編が一番高尾さんらしかった┗(^o^)┛

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ご褒美はレースのあとで [BL小説 高尾理一]


ご褒美はレースのあとで (角川ルビー文庫)

ご褒美はレースのあとで (角川ルビー文庫)

  • 作者: 高尾 理一
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(高屋敷準):競馬学校生
攻(手嶋祥一郎):競馬学校生

騎手を目指し競馬学校で過ごす二人。準の思いを知っている祥一郎のからかいに耐えていた準だが、騎手を目指すうえで祥一郎への思いを断ち切ろうと告げると、怒った祥一郎は準を無理矢理に抱く。恋人ともいえない関係ながら祥一郎と騎手を目指す準だったが……。


とりあえず身体からだ(゚д゚)
ていうかお前、抱き合うことに夢中になってるだけじゃ……て攻めに苦笑しつつも、
騎手を目指しながら色んなことで悩み励ましあいながら道を進んでいく二人良かった。

イラストが幼すぎて、それが残念。。。

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意地悪なカウボーイ [BL小説 高尾理一]


意地悪なカウボーイ (B‐PRINCE文庫)

意地悪なカウボーイ (B‐PRINCE文庫)

  • 作者: 高尾理一
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2012/05/08
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(木庭怜一):テキサス大学獣医学部の留学生
攻(エドワード・ラッセル):カウボーイ

患畜の担当となった怜一は馬の所有者であるエドワードに担当を外すようきっぱりと言われてしまう。日本人嫌いを隠そうともせず怜一に辛くあたるエドワードだったが、怜一はその態度に屈するわけにはいかない事情があった。エドワードはずっと会えずにいる怜一の父親そっくりだったのだ……。


傲慢意地悪お前なんかめっちゃ嫌いだ( ゚д゚)、ペッ て態度を一切崩さない攻め。
そりゃもう理不尽な理由で怜一を嫌ってくるわけですよ。

最初の出会い最悪
会えば喧嘩しっぱなしな言葉の応酬

ああたまらん……このHQ展開・゜・(ノ∀`)・゜・
この攻めが最後には一転して甘甘になるわけですよ。
めっちゃ甘甘ですよ。なんすかそれポカーンな甘甘さですよ。


たまらん!!!!!バンッ!


面白かったー。
高尾さんの馬(がちょこっとでも関係してくる)モノ好きだ。
文章全体が生き生きしててイイ。

この二人のその後ももう少し読みたい!
書いてくれないかなあ……!
満足(・∀・)ノ

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