あんまり好きにさせないで [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
受(小桜芳歌):サラリーマン
攻(久住恭一):サラリーマン
中学の同級生である恭一と半ば無理矢理のように始まった関係も九年目。一緒に暮らしてはいるものの恋人とは呼べない関係に満足よりも不安が募り始めた芳歌は……。
(゚∀゚)・・・
9年一緒にいて恋人じゃない云々を繰り広げる二人。。。
その相談に乗る吉永いい人すぎるだろ。。。
恭一がどんなに女の人抱いてきたって恋人って関係じゃなくったて
お洗濯もお掃除もお料理も恭一の世話を焼けるなら、それで幸せ満足(*・∀・*)ノ
て健気受けに全く共感できなくて沈没。。。
ま、まあそれに気づいてすったもんだ始めるんだが。
もっとはよ気づいて……_| ̄|○
野蛮人の求愛 [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
受(高宮郁望):会社員
攻(大友海緯):アマゾンからの帰国児
十五年ぶりに帰国する海緯を預かることになった郁望だが、文明とかけ離れた生活をしていた海緯に戸惑うことばかりだった。しかも海緯は郁望と結婚すると強く主張し……。
アマゾーン!(笑)
表現が心配になる。大丈夫かw
海緯の行動に振り回されて怒って怒りまくる郁望。
そんな常識人である郁望が海緯にほだされるエピはどちらもじんわりした。
ほだされても仕方ない(*´▽`)
そしてDT攻めにあっけなく篭絡されてしまう郁望の描写がたまらん…!
「擦って」て単語がこんな色っぽいとは……おおう美味しい美味しいね……。
攻めの一途さがなかなか良かった。
満足(・∀・)ノ
お侍、拾いました。 [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
受(逸見蒼生):大学生
攻(東堂源之助):お侍
祖父母宅の蔵を整理するため長野に向かった蒼生は、そこで行き倒れていた男を助ける。風貌も言動もおかしな源之助はどうやら江戸時代からタイムスリップしてきたお侍らしい。そのまま放っておくこともできず、源之助を連れて帰り彼が元の時代へと戻れるよう調べ始める蒼生だったが……。
タイムスリップモノだけどもー。
タイムスリップ書きたかったのかな?と思ったくらい……。
つじつまを合わせる説明文が多く、それが作品の面白さに繋がっているかといえば繋がっていない。
お侍=源之助にタイムスリップしてきただけの魅力(面白さ)があるのかというとそれも無い。
ついでに蒼生もいたってふつーの大学生で、、、アウアウアウ。
えええええー!
高尾さんらしい面白さは何処へいってしまったの????
いつか、いつか出現するかも…!とがんがって読み進めたものの、出現せずにオワタ_| ̄|○i||||i
蒼生が源之助の行動を「ツボにくる!」てところや、
マヨネーズうんぬんのとこが高尾さんらしいと言えばらしい場面かもしれないけど……
これまでの面白さからしたらあまりにも普通すぎて……普通すぎて……泣……(´Д⊂ヽ
文章にもキャラにも高尾さんらしさが全くみられない上、
二人の心の動きも唐突というか展開の流れ的にもっとスムーズにできなかったのかと……
もだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだもだ
あとがき読んで
「そういうの、待ってます」
と強く思ったでござ候。 (´・ω・`)
スウィート・サクセス [BL小説 高尾理一]
恋するバンビーノ [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
射場剛虎:高校生
小糸馨:バリスタ
イケメンでとても高校生には見えない体格をした剛虎は、童貞であることをひた隠しにしていた。体格のせいで小学生の頃から経験者としてありもしない噂を流され、だが思春期真っ只中なゆえ否定することも出来ず、擬態ばかりが上手くなっていた剛虎だったが、惚れているバイト先のオーナー小糸にまであらぬ誤解を受け……。
剛虎の非童貞な噂話が拡がったのは小学五年生から。
以来、16歳の現在まで噂はあらゆる進化を遂げ、二股三股は当たり前、最高は八股、そのため今は女に飽きて面倒だから彼女は作らない、とまで言われている剛虎16歳。
……無垢な身体なのに(´・∀・`)
好きな人(=小糸)に経験豊富な男と思われて、それを思春期な男の見栄から言い出せずに右往左往する剛虎がおかしいw しかも擬態生活が身についてるから、表面上はク~ル(`・ω・´)……なんだよw
お互い好きと認め合ってからも、【童貞】が言い出せずに、誤解してすれ違ってしまう二人。
剛虎は決して童貞であることを隠そうとしてるわけではないんだけどな。
その頑張りっぷりが空振りに終わってしまう様も面白か……いや可哀相可哀相w(´・∀・`)
前半は「え~これホントに高尾さん?」て思ってしまったんだけど、後半とくに最後が怒涛に高尾節で面白かった!読み返してみると、やっぱ前半も随所に高尾節が混じってる(笑)
そしていつものごとく、高尾節炸裂のあとがきで大笑いいたしましたよ(・∀・)ノ
剛虎の内面での慌てっぷりやラテアートのへなちょこっぷりは、文字より漫画の方が表現として向いてるかも。それこそ名瀬さんの漫画で読みたい!
片恋の唇 [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
受(夏目要):仔犬
攻(橘孝祐):蛇な眼鏡
夏目は黒木組準構成員の使いっぱしりをしていたが、黒木組である組長・永瀬に優しく声をかけられ恋心を抱く。その永瀬の右腕である橘に、突然自分の会社で働くように言われた夏目は訳も分からず働き始めるが、ある日、永瀬と情人の情事を間近で見せつけられ、欲情した夏目は橘の手によりいかされてしまう。その後、橘に「してもらう」関係に陥った夏目は……。
『愛咬の掟』のスピンオフ。
この感想で
攻めの側近の橘さんがいいキャラだ。
橘さんは犬派ですねw
従順じゃないと蛇に睨まれるかのごと……gkbr
彼で何か書いてほしい(・∀・)ノ
とか書いてたんだけど、そんな橘さんの話キターw
夏目は16歳。身内からの愛に恵まれなくて、高校も進学せず、下っ端なボコボコ人生。
そんな夏目を救うようにして拾ってくれたのが橘37歳。
橘に拾ってもらって人から殴られなくなった夏目だけど……
ある日、永瀬と夕志の情事を目の前で見せられてしまう16歳。
あれだよ、あれ。車の中でやっちゃうやつ >愛咬の掟
(T∀T)
それまでも夕志のお世話係をさせられて声とか聞かされてる身に、目の前で、しかも逃げ場のない車ん中でされちゃうんだよ。
そんなのを見せられて、16歳な夏目に欲情を抑えることができようか、いやできない!(`・ω・´)
とそこに眼鏡が……(□-□)
ねちっこい、蛇のような冷徹眼鏡にイロイロされてしまい、もう自分でしても満足できない身体にさせられてしまった夏目は、したくなったら「してください」と橘にお願いしなくてはならない立場に……!!
橘……(T∀T) 37歳……(T∀T)
しかし最後までしてくれない橘 ←37歳の(一応な)分別?(T∀T)
いやもう、ねちっこい(エロ)くせに、冷徹眼鏡な橘がイイ!
厳しいくせに甘かったり、甘いかと思えば(((( ;゜Д゜)))ギョエーーーーって気絶するくらい怖かったり。
いいねいいね(・∀・)ノ
夏目は仔犬!仔犬!
キングサイズのベッドを、橘のために暖めようとゴロゴロ転げまわる様は可愛かった……仔犬め。
甘い話で良かったー!満足!(≧∀≦)
愛咬の掟と大部分同時並行で進むけど、最後は愛咬の掟より時間が進むので、刑事をやめた夕志が何をしてるのかちょろっと出てきた。あー愛咬の掟、読み返そう。
仔犬が蛇にじゃれつき始めて終わっちゃったので……
コレ、注文してくるよ。。。
近所の本屋で買ってから気がついた(T∀T)
でも同人でも書いて欲しいな~。
【追記】
小冊子キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
ペーパーで同棲へ。
そして同棲している二人を書いた小冊子の題名は……「仔犬の逆襲」。
「橘さんをメロメロにするんです!」
仔犬……なんて無謀な……(・∀・)ニヤニヤニヤニヤニヤ
ほらほらほらああああ!!
橘の調教(≧∀≦)スゲー!!!
甘くて良かった(;´Д`)ハァハァ
重複買いも悔いなし。超満足!つかもっと書いて書いてー(≧∀≦)ノ
天狗の嫁取り [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
受(土岐雪宥):大学生
攻(剛籟坊):天狗
祖父が死に、土岐家に残された唯一の直系である雪宥は家を継ぐことを家族に迫られていた。家族の目当ては莫大な遺産にあり、家を継ぐとなるとアマツユリと呼ばれる花を育て天狗を祀った祠に供えるというしきたりも継がねばならなかった。雪宥は強欲な家族から逃れるように山に入り、天狗に襲われてしまう。そんな雪宥を助けたのは、その山を統べる大天狗・剛籟坊だった。だが雪宥は剛籟坊により戻ることのできない身体に変えられてしまい……。
天狗~?(゜∀゜)
と、躊躇って手に取るのが遅くなったこの本。
な に こ れ
イヤラしい(・∀・)ニヤニヤ
いきなり衆人環視の中で抱かれてしまう雪宥!
しかも抱かれちゃった時点でイコール剛籟坊の伴侶になったってことで天狗に転成することが決定で、しかも剛籟坊の精○を摂取しないと生きていけないんだゼ……。
ナニソレ!(・∀・)ニヤニヤ
唐突に起こった出来事に頭がついていかなくてヽ(`Д´)ノウワァァァンとなる受けちゃんを、
包み込むように優しく気遣う剛籟坊。。。
なにこの攻天狗……甘すぎる(・∀・)ニヤニヤ
雪宥が高尾さんらしい、やんちゃな受けで、剛籟坊に噛み付くとこが可愛かった。
そんな雪宥をあやす剛籟坊がまた甘くてさ~(;´Д`)ハァハァ
天狗の思考回路が人間と違いすぎる云々のまとめ方がちとモヤモヤ~としたまま終わったのが残念w
甘甘なカンジはすごく良かったー(・∀・)ノ
天狗よかったよ天狗。
同人でまた書いて欲しいー。
ソウル・ドライブ [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
受(北斗亮):牧場の息子
攻(家永真史):馬主の息子
実家の牧場経営をより発展させるために渡米していた亮だったが、帰国して待っていたのは思った以上に悪くなっている牧場の悲惨な現状だった。なんとか立て直したいとは思いつつも、方策が見つからず唖然とする亮の前に現れたのは、渡米する際に別れた恋人・真史だった。手を貸すという真史の出した条件は、亮自身だった……。
あとがきによると商業誌デビュー作だそうで。
なんつーか……暗中模索なカンジが切々と伝わってくるw
攻めは小さい頃から受けのことが好きなのに、大学でやっと恋人になれたのに、いきなり捨てられてしまって怒り心頭で鬼畜に豹変!……するも基本的にワンコー(・∀・)ノ
ところで、あとがきで
「騎手が主人公だとマニアックで受け入れてもらえないかもしれないけど、生産牧場の息子なら競馬色が薄れて、普通のサラリーマンと変わらない雰囲気となりそう」
その発想からしてなんか間違っとる高尾さんにウケタ。
高尾さんのあとがきは面白いなー。
(2008.9.24 読了)
愛咬の掟 [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
受(穂積夕志):刑事
攻(永瀬凱喬):893
父親殺しの犯人を張っていた夕志は、気がつくと全裸で拘束されていた。目の前に現れたのは五虎会若頭の永瀬。しかし夕志が張っていたヤクザは別団体の男だった。拘束される覚えはないと訴える夕志だが、永瀬は夕志を自分のペットだと言い始め……。
夕志は893に父親を殺されていて、時効が迫ってるのに犯人がイマイチ導き出せない。
それを永瀬が体と引き換えに情報提供してくれるっつー話なんだけど。
いやー面白かった。
永瀬は夕志を猫と思って飼ってるんだけどー。
なんだー。どんだけ優しいんだこの攻め。とてもイイ飼い主(´∀`)
他に3人も乗ってる車の中でかオイッ!てな(受けにとっては)ひどい抱き方もするが
でもやっぱりイイ飼い主(´∀`)
結果的には甘いよなーw
父親殺しの犯人の件もきっちり書いていて、
決着の付け方が、白黒はっきりではなく、グレーなとこで漂うカンジが良かったよー。
エロも濃くって満足。
攻めの側近の橘さんがいいキャラだ。
橘さんは犬派ですねw
従順じゃないと蛇に睨まれるかのごと……gkbr
彼で何か書いてほしい(・∀・)ノ
束縛は罪深い優しさで [BL小説 高尾理一]
高尾理一 著。
受(藤城友衛):……訳あってプータロー
攻(宮間圭吾):宮間建設社長息子
中学時代から関係のある二人だが、大学卒業時に就職問題で決裂。以後、友衛は逃げては圭吾に連れ戻され監禁、という関係になってしまう。その関係に嫌気がさした友衛は……。
攻めの独占欲が強い。
強すぎて鳥かごに押し込めちゃうタイプ。
友衛は圭吾のことが好きなのに、自分を自由にさせない圭吾に苛立ちと憎しみがないまぜになる。
仕事に就けない=社会と隔絶は辛いよな。。。
それ少しも分かってもらえない友衛に同情した。
全体的にあっさりテイスト。
決裂した理由も圭吾が反発していた父親の会社に入社したからなんだが、どうして心変わりしたのかってのもフツーだし。。。もっとドロドロにした方が面白いと思うんだが。
二人の溝を友人が間に入って橋渡ししてくれるんだが、二人の関係を競走馬に例えたのはワロタ。
高尾さんwww
そろそろ馬モノで書かないかしら。エロとじも馬モノで面白かったし(・∀・)ノ