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鬼の王と契れ [BL小説 高尾理一]


鬼の王と契れ (キャラ文庫)

鬼の王と契れ (キャラ文庫)

  • 作者: 高尾 理一
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2014/03/27
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(矢背鴇守):鬼使い
攻(夜刀):鬼

鬼を使役し裏の世界にある矢背の分家筋に鬼使いとして産まれた鴇守は、夜刀と契約し矢背本家から回される仕事を細々とこなしていた。人を殺すことも鬼に報酬として人を食らわすことも毛嫌いし、鬼自体を恐いと感じている鴇守は小鬼である夜刀と自分は似合いだと思っていた。しかし小鬼と思っていた夜刀の本来の姿を知ってしまった鴇守は……。


遠い昔から鬼を使いあれこれしてきた矢背家と、
そこに鬼使いとして産まれた鴇守と鴇守を主として契約した夜刀と。

この3つの要素が組み合わさって、読んでてどうなるのかと……楽しかったなー!
夜刀の好き好き攻撃も凄いけど、後半の鴇守にも(゚∀゚)ヒャッ!てなった。
二人の落ち着くまでと事件の絡み具合が凄くイイ。

高尾さんの、勧善懲悪ではなく、主人公がグレーな位置に身を置くような話、
愛咬の掟』もそうだったんだけど凄く好き。
作風的にじめじめしすぎず、下手すると明るいんだけどでもどこか薄暗くて。
今回もそういうところがあって個人的に凄く好みだった。

イラストも正直表紙は好みでなかったんだけど、中身見たらえらい可愛くて!
口絵とか白黒イラストすんごくイイ。作品世界盛り上がった。


面白かった。
もう少しこのお話読みたいなー!
満足(・∀・)ノ

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