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狼の妻籠み [BL小説 高尾理一]


狼の妻籠み (白泉社花丸文庫 た 4-1)

狼の妻籠み (白泉社花丸文庫 た 4-1)

  • 作者: 高尾理一
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2012/11/20
  • メディア: 文庫


高尾理一 著。

受(水守瀬津):大学生
攻(真神鋼):人狼族のアルファ

人狼である瀬津はある秘密を抱えていたため群れからも人間からも極力離れて人生を過ごしてきた。両親が亡くなり一人寂しく人生をまっとうしようとしていた瀬津に、人狼族のボス真神が現れる。群れに入ることを進める真神に反発する瀬津だったが、ある時真神に身体の秘密を知られてしまう。瀬津に惹かれているという真神に反発を覚える瀬津だったが……。


おおう……!
久々に打ち震えた……萌え過ぎて!

男として生きてきたのに、男だということを踏みにじられそうになって反発していた瀬津だけど、
隠していた秘密ゆえに孤独だった身と心を真神の大きな愛に包まれて蕩けていく過程がもうもう…!

瀬津の、ピリッとナイフのごとく逆立てていた神経が少しずつほぐれていって、ついに真神と狼となって本能のまま駆けて戯れて吼えて、それまでの空虚が真神で満たされて胸がいっぱいになって思わず泣き出すとこなんてこっちの方が泣いたよヽ(;∀;)ノ

ボスゆえの俺様な態度でどんなに邪険にされても瀬津に好き好きコールを送る真神。
真神の執着?愛が不器用だけど懐深くて、瀬津の孤独を埋めていくのがたまらなかったー!
ゴロゴロ転がりまくった……満足……。


ただし、設定的に駄目な方もいらっしゃると思うのでご注意を。
ネタバレになるので見たくない方はここで読むのをやめて下さい。






瀬津のもうひとつの秘密、それはふたなり
こちらもがっつりいたしてますので、苦手な方はご注意下さい。
私はそこも含めて楽しんだ(・∀・)ノ

甘くて本当に良かったー。
満足!

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