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交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ [BL小説 榎田尤利]


交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310)

交渉人は休めない~榎田尤利100冊記念特別版~ (SHYノベルス310)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2013/10/21
  • メディア: 新書


榎田尤利 著。

受(芽吹章):交渉人
攻(兵頭寿悦):893

七五三野の勧めもあり福利厚生でみんなと一緒に沖縄へと休暇を満喫しにきた芽吹だったが、そう簡単に休めるはずもなく、そこで再会したモトカノにホテル間の揉め事に対して間をもつよう頼まれる。そこに沖縄行きを隠していたはずの兵頭も現れて……。


著者100冊目記念。で、交渉人シリーズ
リゾート地でのオールキャラわいわい楽しい。
けど本筋が探偵話になってしまったのはちょっと残念。
交渉人とは(´・ω・`)

兵頭が巻き込まれてはいるけれど本筋に関わってはいないので
なんとなく影が薄く感じた。
無人島のところが一番二人らしくて面白かったから
あそこは一晩過ごしても良かったんじゃないかな~。
無人島いちゃこら……いいじゃん/////

キヨと智紀のスウィーパー組のいちゃいちゃが見れて嬉しかった!


100冊記念本はお祝いコメント豪華~!
雪舟さんの新規絵に;;;;;ω;;;;;
見てて楽しかった!

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erotica [BL小説 榎田尤利]


erotica

erotica

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2012/08/20
  • メディア: 単行本


榎田尤利 著。


極上のエロティック短編集。
という宣伝文句に偽りない、極上なエロ満載の1冊だった(・∀・)ノ

やーーーーーー!
服従、リバ、3P、倒錯、プラトニック……
色んなカプ、シチュエーションてんこもり。
一気読みが勿体無いくらい、でも面白くて一気読みしてしまった。

どの話にもエロがぎゅーーーーっと詰まってて、だからといってエロだけじゃなく、
短編ながらもそのエロに見合った話が書かれてて面白かった。
イラストは各話の表紙絵だけながら、話とレーターの描く絵の雰囲気がぴったり。
ビックリするくらいに!これも凄く良かった。


好きなのは『10×3』( ^ω^ )
円陣さんの酷薄眼鏡がぴったりすぎてたまらん……!
なんだかんだで蕩ける男前893受けたまらん……!


『クリスタル』は駄目だーーーこれだけは駄目だーーー許せぬ!!!!
となったのが最後に覆されたw やられたwww
大丈夫www 大好きwww


『書生の戀』は手紙のやり取りだけで通じ合うにはどうなんだろう……と疑問が残る。
もうちょっと先生がほだされる何かが欲しかったなあ。
ここの部分が私の中で弱かったので、最後の展開も読めただけにちょい感動が薄れて残念。


こういう短編集、初めてだけどこういうのだったら下手なアンソロよりもいいと思った。
別作家さんでも読んでみたい(・∀・)ノ

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Blue Rose [BL小説 榎田尤利]


Blue Rose (SHYノベルス288)

Blue Rose (SHYノベルス288)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2012/06/28
  • メディア: 新書


榎田尤利 著。

受(百瀬青):男娼

看板のないバーFILAMENTでは花を買うことができる。その中でも一番高価な青薔薇を送られた高瀬はその青薔薇である青と1週間過ごすこととなる。身体も込みだが、身体ではなく愛を売るという青に高瀬は……。


愛を売る青年て……
売ってねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーYO!


(;´Д`)ハァ


青は愛を売る青年ではなく、愛を探し求めている子供です。。。
率直な感想を言ってしまえば、私はこれ読んでてちっとも楽しくありませんでした。
以下ネタバレ酷評で語りますので嫌な方はここで読むのを終わりにして下さい。








これ相当痛い……。
主人公である青は愛を売りながらも一番愛に飢えてるのが青自身。
過去に何かしらあって心にぽっかり空いた愛を探し求めている――
そう匂わせながら、青自身がかなり危うくて、傷に傷を上乗せしていくから少しも心休まらない。

最後にその原因であり青が一番愛している男、養父と再会、結ばれるのかと思いきや……
コカインを吸引してのセックス、ラリッた愛する男からこぼれる言葉は自分の母親の名前。



な ん だ こ れ (;´Д`)



そして刃傷沙汰ですよ。
丸く収まるものの、もうなんだかなんだか……もういいよ。。。


特に誰とくっつくわけでもなく終わり。
書き下ろしの「Weeds」でずっと友人として側にいたトオルとくっつくんだけど、
これはとってつけた感が強くて心から良かったね、とは思えない。
というか、トオル自身はずっと 友 人 という立場を貫いていたのに。

「Weeds」の展開はどうにも腑に落ちない。
本編中のトオルの性格からも青ができない、地に足をつけ結婚し子を作る、
それがトオルだと思うんだけど。



愛を売る男娼ということで高瀬と他二人の男と関係を持つ話も、青自身の話も、
全体的にずっと痛い展開で最後も納得できないまま終わって気分良くない。
ぶっちゃけ読まなければ良かったとさえ思ってる。。。
鬱展開もブラックな話も好きだけど、榎田さんの書くこの手は自分には合わない。
萌えが全くみつけられない(;´Д`)ハァ

しばらく榎田作品読みたくない……いまそんな気分。


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誓いは小さく囁くように [BL小説 榎田尤利]


誓いは小さく囁くように (SHYノベルス 132)

誓いは小さく囁くように (SHYノベルス 132)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2005/05/23
  • メディア: 新書


榎田尤利 著。

受(南智夏):マリエデザイナー
攻(若宮瑛児):ウェディングプロデュース会社社長

酔っ払いを成り行きで拾い介抱した若宮は、その男がマリエデザイナーの智夏と知る。スランプ中の智夏に若宮は自分の会社で働かせるが、智夏は客とトラブルを起こしてしまう。その客のマリエをデザインすることになった智夏だが若宮との間にもいろいろと起こり……。


受けに対して冷たい態度を取ってた傲慢攻めが、
一気に受けに夢中☆甘甘になったあああキタキタキタキタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
王道パターン!


面白かったけど、全体的にはさらり。
かなりロマンチックだし甘い雰囲気でとてもいいんだけど
それだけというか……うーん(笑)

イラストの受けがちょっと女性的すぎる。
イラストに引っ張られて文章でもあまり男らしさを感じない。。。
女性でも話が成り立っ(^ω^三^ω^)


しかし受けと攻めの関係が東海林とルコちゃんだったな(笑)

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交渉人は愛される [BL小説 榎田尤利]


交渉人は愛される (SHYノベルス)

交渉人は愛される (SHYノベルス)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2011/07/29
  • メディア: 新書


榎田尤利 著。

受(芽吹章):交渉人
攻(兵頭寿悦):893

芽吹のもとに持ち込まれた依頼、それは真和会に拉致されている鵜沢を助け出して欲しいというものだった。病の篤い父親からの最期の依頼に芽吹はそれを引き受けるが鵜沢を軟禁しているのは周防組つまり兵頭だった。兵頭と交渉しようとした芽吹だが、兵頭は鵜沢を真和会に引き渡してしまう。やっかいな相手と交渉しなければならなくなった芽吹は……。


交渉人シリーズもこれで一区切り。
ちょっと読む機会を失ってしまいだらだらしてるうちにこんな遅くなってしまったけれど
読み始めたらやっぱり息を付かせぬ一気読みでそして読後は非常に満足。
満足感でいっぱい……!!!!!


(*´▽`)シアワセ……


芽吹、本当に大好きだ……!
暗い闇の部分を抱えていて、そしてそれを自覚しているところが。
表面明るいのに、危ういとこが。
それを兵頭が抑えれれるっていうんなら、えーい!兵頭にくれてやらあ(≧∀≦)ノ

大好きだあ、この二人。
最後の教会のところは泣けた。本当に泣いた。
奈良さんの口絵イラストも良かったー。
あと表紙!親指だけ握ってる二人が!!!もう!!!あっー。゚(゚´Д`゚)゚。


またこの二人に会いたい。
どこかで会えるといいなあ……!

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優しいSの育て方 [BL小説 榎田尤利]


優しいSの育て方 (SHYノベルス275)

優しいSの育て方 (SHYノベルス275)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2011/11/29
  • メディア: 新書


榎田尤利 著。

攻(栄田惣):大学生
受(宮隆由紀):文学部准教授

生まれて初めて恋に落ちた栄田は、その相手である宮に近づこうと精一杯に努力していた。だが宮は一筋縄ではいかない相手だった。一方、宮も栄田が自分に向ける愛情に好感を持ちつつも、彼の繊細で優しい性格を思えば無理としかいいようのないものを抱えていて……。


四十男受け大丈夫かしら……(^q^)

って全然大丈夫だったあああああああああああ!
壮絶に色っぽい四十男受けたまらんヽ(゜∀゜)ノ
つか四十男っぽくなかったw

タイトルからしてSMを連想させるけど、よくあるSMモノっぽいわけじゃなくて
二人が互いに距離を縮めていく過程にプレイ含めたSMが上手く絡んでいて
そこが凄く良かったなあ。

SMに必要なものは何か――。

それが二人にも必要なものなのだな……。
栄田の、あと五十年くらいしか一緒にいられない、という言葉にぐっときた。
後半、宮の背景が明らかになるにつれ、栄田の性格が本当にキラキラ見えてきた。
宮に栄田が現れてホント良かった・゜・(ノД`)・゜・

そして、題名通りに栄田を育てていく、壮絶色っぽい宮たまらん……!
甘いSMたまらん……!
そして影の主役、王に拍手w


面白かった。
めっちゃ満足(・∀・)ノ

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権力の花 [BL小説 榎田尤利]


権力の花 (SHYノベルス136)

権力の花 (SHYノベルス136)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2005/07/04
  • メディア: 新書


榎田尤利 著。

受(蔵持楓):検事
攻(陣内幸也):大学教授

検事の父親を持ち自身も検事となった楓はエリートコースを歩んでいたが、表に出せない事情を多く抱えていた。持病、父親との確執、脅迫……そんな楓の前に現れたのは危険思想所有の嫌疑をかけられた陣内だった。追い詰められていく楓にとって陣内は……。


楓がついてる『思想検事』てのが架空なんだけど現実味のある設定で、
それで話が進んでいくのでなかなか面白かった。
ただ受けが相当酷い目に合ってるので駄目な人は駄目かも。。。
父親に手駒としてジジィに身を差し出されておったorz

その上持病に悩まされ、正体不明の相手に脅迫されてたりと
楓の毎日は緊張の連続だが、それに負けない強さを持ってる。
そして、その楓をサポートする陣内。
その関係が対等に支え合うかんじでとてもイイ。

イラストが小説のイメージと合わないなぁと個人的には思った。

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スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズ [BL小説 榎田尤利]


スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. (SHYノベルス)

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. (SHYノベルス)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2010/12/25
  • メディア: 新書


榎田尤利 著。

受(橋田智紀):高校生
攻(美村紀宵):特殊清掃業

自分に欠けているものを自覚した智紀は、バイトを始めるがトラブルを起こし1週間でクビになる。紀宵に誘われ特殊清掃の一日バイトを引き受けた智紀は物置で隠れるようにして眠っていた子供をみつけたが、その子の母親を探していくうちに事件に巻き込まれる。自分の代わりに紀宵を連れ去られた智紀は……。


交渉人シリーズ番外編。
あああああもう何この凸凹コンビ……愛おしすぎる!
智紀は『交渉人は諦めない』で泣けるほど成長してたけど、
ここでもさらに生い立ちとかも含めて掘り下げた上、変わろうとしている智紀の姿に涙した。。。
あんなに「頭いいだけにどうしようもないガキヽ(`Д´)ノ」だったのにな・゜・(ノД`)・゜・


本編ではそんなに思い入れ深くなかった智紀と紀宵だけど(笑)、一気に可愛さが増した。
もう紀宵の欲情する姿に(;´Д`)ハァハァ
しかも噛み付くんだお。二人して……!(;´Д`)ハァハァ
エロかったー(*・ω・)v

芽吹と兵頭のエチもちょっとだけある。
智紀と紀宵に聞かれちゃって、ムラムラっときた二人が……!てなことに使われちゃって芽吹涙目(笑)
智紀と紀宵の話だから二人の出番はそう多くないけど、
押さえるとこは押さえてて二人ともカッコいいぜ(・∀・)ノ

ツルカメもイチローも可愛かったなぁ。
悲しい、ではなく感動の涙を随所で流しながら読んだ一冊だった。
面白かった!超満足(・∀・)ノ

永遠の昨日 [BL小説 榎田尤利]


永遠の昨日

永遠の昨日

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2010/11
  • メディア: 単行本


榎田尤利 著。

受(青海満):高校生
攻(山田浩一):高校生

望んだのはただ、昨日となにひとつ変わらない日々……。



名作と言われているこの作品。復刻されてやっと読めた。
キスをし合う仲だけどそれ以上には至らなくて、でも互いに強く惹かれあってる二人に、
ある日突然起こる無残な現実――。

えっと。
正直、冒頭シーンで挫折するかと思った。。。生生しくて……(;´Д`)
不思議展開に??(゜Д゜)??しつつ読み進めた。
最後は泣いた。泣きながら読んだ。


でも……。
なんかもやもや感が残った。。。


※以下、若干ネタバレ気味に書くので注意してください。※








なんだろう?
テーマもわかるしちゃんと描かれてると思うんだけど……。
最後の「いっていいよ」があっさりに感じてしまって違和感残った。。。
淡々とした性格って設定だけど、泣き喚くくらい浩一との「永遠の昨日」に執着する満の姿が欲しかった。
執着はそれこそしてるんだけどね。。。
自分が浩一を不自然な状態においている、と気づく満が随分あっさりに感じてしまって、
だから最後、浩一の手を離すのも……あっさりに感じてしまったの…だ……_| ̄|○


あと、満、浩一に「好きだ」って言ってやってよ。。。言ってないよねぇ(;´Д`)?
満にそう言われて、心身ともに満足していくのかと思ったのに。
浩一は満足したんだろうか……。


テーマは重い。
でも今までにないテーマではない。というより結構ある……。
パクリ言うわけじゃないけど、大林宣彦さん監督の映画『ふたり』を思い出した。
良くも悪くもかなり榎田節きいてる作品だった。


イラストは各章の扉絵のみ。
旧版を見たことないので比較はできないけど、線の細い紺野さんのイラストは作品の雰囲気に合っていた。
本の装丁としては上下の不必要な空白がなぁ。無駄。文庫でもいけただろう。値段高いよ!
あと解説いらぬ。。。

交渉人は諦めない [BL小説 榎田尤利]


交渉人は諦めない (SHYノベルス)

交渉人は諦めない (SHYノベルス)

  • 作者: 榎田 尤利
  • 出版社/メーカー: 大洋図書
  • 発売日: 2010/07/29
  • メディア: 新書


榎田尤利 著。

受(芽吹章):交渉人
攻(兵頭寿悦):893

天才詐欺師である環真人に過去を掘り返され、さらには兵頭まで環を選び去っていった。追いつめられズタボロになる芽吹。そんな芽吹を助けようとチーム芽吹は立ち上がるが……。


交渉人は嵌められる』のつづき。
最初の3行で芽吹のズタボロ度がずどんと直球で伝わってくるほど辛い始まり。
だけれど……


このシリーズで芽吹が貫き通している、


 信じる



 諦めない


この二つが芽吹にとってどれだけ大切か、そしてどれだけ辛いことなのか……(´Д⊂ヽ
芽吹じゃなくたって、この二つは実行したいと思っても、難しいことあるよなぁ。。。
そんなことをツラツラ思いながら、環に翻弄される芽吹とチーム芽吹にハラハラしながら読み進んだ。

最初の3行にも泣いたけど、最後の1行にも泣かされたよ。
つか最後は泣きっぱなしだった……。

とにかく読んで欲しいなぁ。
交渉人、やっぱり、すごく面白い。
芽吹はめっちゃ好みなんだが……くそ。兵頭め……!


そして、今回の2冊を読んで思ったこと。
芽吹の生き方が間違ってないのは、智紀が具現化してる。

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