権力の花 [BL小説 榎田尤利]
榎田尤利 著。
受(蔵持楓):検事
攻(陣内幸也):大学教授
検事の父親を持ち自身も検事となった楓はエリートコースを歩んでいたが、表に出せない事情を多く抱えていた。持病、父親との確執、脅迫……そんな楓の前に現れたのは危険思想所有の嫌疑をかけられた陣内だった。追い詰められていく楓にとって陣内は……。
楓がついてる『思想検事』てのが架空なんだけど現実味のある設定で、
それで話が進んでいくのでなかなか面白かった。
ただ受けが相当酷い目に合ってるので駄目な人は駄目かも。。。
父親に手駒としてジジィに身を差し出されておったorz
その上持病に悩まされ、正体不明の相手に脅迫されてたりと
楓の毎日は緊張の連続だが、それに負けない強さを持ってる。
そして、その楓をサポートする陣内。
その関係が対等に支え合うかんじでとてもイイ。
イラストが小説のイメージと合わないなぁと個人的には思った。
2011-05-15 11:08
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