ハニー・トライアングル～蕩ける蜜の味～ [BL小説 愁堂れな]
ハニー・トライアングル~蕩ける蜜の味~ (ビーボーイスラッシュノベルズ)
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2013/07/19
- メディア: 新書
愁堂れな 著。
受（佐伯杏一）：高校生
攻（才門忍）：高校生
攻（椎崎蓮）：高校生
同級生で親友の三人は三者三様の美形。ある日、忍の従兄弟であるカメラマンの葵が杏一をモデルにと写真集を撮りたいと言い始めた。その申し出を受け、男の娘としてモデルを務めることになった杏一に忍と蓮は……。
表題表紙からお察しの通りの３ぴー。
感情を抑えて均衡を保っていた攻めズが外部からの圧力によって
堰がぶっ壊れてあれよあれよという内に３ぴーへ・・・というありがちな展開。
ありがちなのはいいんだけどさ。
どうしてこんなに中身すかすかなんだろう。。。
三人のキャラの書き込みもさらーっとしてるし、
当て馬はしょっぱなから登場してイイ仕事する割りにただのイイ人で終わるし。
受けの子阿呆すぎるっていうか、阿呆の子を読者に可愛く思わせるように書けてない……
( ˇωˇ )
覚悟していたとはいえ、新書の値段出してこれだとガックリすること甚だしい。
さらーっとなんも考えず読めるのはいいけどそれに900円も出すかって・・・( ˇωˇ )
思ったよりはエロが頑張ってた。
門地さんの挿絵がだいぶ助けていたけど。
これ漫画化とか音声化した方が面白くなりそうだなぁ……。
猫耳探偵と助手 [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2013/03/27
- メディア: 文庫
愁堂れな 著。
受（環光宣）：探偵助手
攻（羽越）：探偵
理不尽な理由で解雇された環は飛んできた求人広告にこれも縁だと探偵事務所の扉をたたく。三つ揃いのスーツを着たイケメンが猫耳をつけ「にゃー」そんな面接を通り助手となった環だが、刑事ばりに現場に赴き推理する羽越には驚かされてばかりだった。後がない環はさらに放火犯と疑われ……。
この表紙はずるいｗ
思わず買ってしまうだろ(･∀･)ノ
内容は愁堂さんらしい火サスな推理モノ。
なかなか面白かった。
笠井さんのイラスト効果もあって、イケメンすぎるイケメンがカチューシャの猫耳つけて
「にゃー」
言って推理始めるとかなんかなんだそれｗｗｗ
まだ素性がよくわからぬ羽越と、そんな羽越に振り回されつつもしっかり付いていってる環が
うまく表現できないけどなんかバランスがとてもいい。
まだ手探り状態の二人でこれからコンビになっていくのかなって面白さがあった。
それだけに最後、身体の関係に至るのはちょっと唐突すぎた。
えー！もったいない！て思うくらいには残念すぎた・・・
これは始めからシリーズで
この巻はエチなし
次巻から二人の仲がちょっとずつ進んでいく展開
でも良かったなぁ。
BLでは絶対無理だってわかっているけど。
それかもうちょっとページ多くして二人が距離縮めていく様を……
んー！でもやっぱ次巻でいいな。
この二人はあれこれ言い合いながらちょっとずつ距離を縮めていく、そんな感じが合ってる。
エチなくても満足したかも。それくらいの面白さはあった(・∀・)
哀しくて、愛しい [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: ムービック
- 発売日: 2011/01/06
- メディア: 新書
愁堂れな 著。
受（池田和也）：会社員
攻（安原和美）：AVのスカウト
妻子を事故で亡くした和也は歩道橋でたたずんでいると「飛び降りんなよ」と声をかけられた。そのまま安原の家にいき身体を重ねた和也はそのまま安原の家に入り浸る。乱暴で奔放な安原の行動に振り回されながらも和也は……。
タイプの全く違う二人が偶然出会って関係を持って、互いに大事な相手になるまで。
性格も生き方も違う、そんな関係になりそうもない二人がそういう関係になる過程が凄く良かった。
展開はありがちだけどそれがこの二人には合っていた。
淡々とした描写もそれゆえにじわっとくる。
愁堂さんの他の作品と全く作風異なっていて、こういう話もいい。
また読んでみたい。
禁忌 [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 文庫
愁堂れな 著。
受（中条芳）：小説家の卵
攻（西邑慶）：元若頭
文豪の愛人として十年以上過ごしてきた芳は自分の小説を盗用されたことで離れることを決意した。傷ついた芳を同期で友人である園池は自分の別荘で静養するよう勧める。そこで過ごしていた芳はある日、重傷を負った西邑を助ける。初めて会った時から西邑に無性に惹かれてしまう芳だったが……。
題名からして受けと攻めの関係性はﾊﾞﾚﾊﾞﾚなのだから、
二人の関係性の謎を引っ張るのではなくて、禁忌だからこその葛藤とか
園池との三角関係とかそっちを期待しちゃったなあ。。。
題名がそのままな割りに表紙絵が雰囲気も相俟って薄暗い雰囲気漂っててとてもいいのに、
蓋をあけてみれば園池は非常に物分りのいい当て馬で終わったし、兄弟間の葛藤もなかった。
ああ、攻めの方はあったか。
兄弟と気づいていた攻めが決して繋がろうとしなかったエチはなかなか色っぽくて良かった。
つか、両親の離婚で幼少時に生き別れた兄弟が偶然出会うにしたって
偶然すぎてそんなﾊﾞｶな！状態。。。
園池がｵﾏｲﾗ兄弟だよてわかるのももっと劇的にできるだろうに。
珍しく一人称じゃない文章は読みやすかった。
でも内容はいつものごとくアッサリでござる……。
3P スリーパーソンズ [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: 二見書房
- 発売日: 2008/08/22
- メディア: 文庫
愁堂れな 著。
受（姫川悠一）：電機メーカー勤務
攻（中村佳樹）：総合商社勤務
攻（神部直人）：検事
大学部活仲間である三人は卒業前の旅行で関係を結んでから、今も三人での関係が続いている。ある日、駅伝時代の姫川のファンだったという男が現れ、心掻き乱された悠一は……。
さんぴーものだけど特に関係に悩んだりしない（ ＾ω＾ ）
当て馬の山田氏はなんだったんでしょうね？？？てくらいザ・当て馬（ ＾ω＾ ）
内容あっさりすぎ。
さんぴーもので受けが淫乱気質を持ってるにも関わらずエチもあっさり、
つか全くエロくなくてある意味びっくりする。
最後に攻め同士が「愛してる」なんて怪しい会話を繰り広げるのに、
耽美さもへったくれも無くて（ ＾ω＾ ）（ ＾ω＾ ）（ ＾ω＾ ）
10分くらいで読み終わったんですけど……
＿|￣|○i||||i
僕と彼らの恋物語 [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2005/07/23
- メディア: 文庫
愁堂れな 著。
受（前沢正規）：高校教師
攻（南条光太）：高校生
攻（南条重光）：小説家
臨時に担任となった前沢は家庭訪問先で生徒の父親である龍之介に抱かれてしまう。しかもそれを光太に見られてしまい責められてしまう。言い訳をする間もなく光太に押し倒され、さらに龍之介まで混じっての行為に前沢は……。
Σ(゜▽゜)
しょっぱなから３ぴーで、その後もえんえんえんえん３ぴーが続くよどこまでも……！
うあっ！二…輪挿、、、しま…で………Σ(゜▽゜|||)
攻めな二人が倫理観などないヘンタイ親子なので
それに振り回される受けが気の毒でワロタ。
かなり軽く書いてるけど、この手の話はもっとアホアホにした方が面白い。
そこまでではないのが残念。
しかし……
前沢先生、御身お大事にねっ(;゜∀゜)ノ
intermezzo 間奏曲 [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2009/01/16
- メディア: 文庫
愁堂れな 著。
受（長瀬秀一）：奥様
攻（桐生隆志）：旦那様
タヒチへとヴァカンスに向かい、新婚旅行のような蜜月を過ごした二人。一方、田中がメキシコ駐在へ向かうことになり、送別会を兼ねた泊りがけのゴルフが開かれたが、そこで長瀬は……。
田中ぁぁぁ(T∀T)
……と思わずにはいられないぞ。
サヨナラゴルフの風呂で思わず長瀬を抱きしめちまった田中君。
その帰り、なんと長瀬は田中の気持ちに応えようとす……る……( ﾟ ∀。)
マジでか！！！
誘うような行動さえする長瀬に、理性を総動員して断る田中君。
田中……(T∀T) いい奴だった……ｗ
田中を傷つけ、桐生を裏切ろうとした自分を罰したいと、桐生に無体に抱かれることを望む長瀬。
田中との事をなんとなく感じ取り、昔のように無体に長瀬を抱く桐生。
だけれどそれは、長瀬が自分を罰したいということを感じ取っての行動で桐生の優しさだと気づき、桐生さえ傷つけたと反省するくだりは、
なんだこの受けー(≧∀≦)ノシ
ひじょーに悶えました。。。
ずるいよねぇ。その狡さがたまらないｗ
そして桐生も……優しいじゃねぇかああああ(*ﾟ∀ﾟ*)
なんだかんだで甘い１冊だったぜー。
さすが新婚編☆
unisonでダメだこのシリーズ(;´Д｀) とか思ったが、面白く読んでおりますｗ
あと２冊か（笑）
これはまたあとで(･∀･)ノ
concerto協奏曲 [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2008/09/16
- メディア: 文庫
愁堂れな 著。
受（長瀬秀一）：会社員
攻（桐生隆志）：会社員
桐生のアメリカ出張中、長瀬は大学時代の友人と飲みに出かけたが、その時に友人である牧野に襲われかける。牧野に殴られながらも間一髪逃れた長瀬だったが、殴られた跡を田中に見られ何かあったと察した田中は、再び現れた牧野を殴ってしまい……。
友人からの思いがけぬ暴行未遂のあと、桐生が一次帰国していたことに気づき、友人の暴挙に(＠Д＠；)しながらも、せっかく自分を案じて帰って来た桐生に会えないかもしれないってことに((＠Д＠；))する長瀬。
そんな長瀬をわざわざ成田まで送ってやる田中君。
さらに、長瀬の頬のあざの原因である牧瀬を思わず殴りつけてしまい、訴えられかける田中君。
田中ぁ……（´・∀・｀）
田中君ひとり損をしてる気がｗｗｗ
恋人の様子がおかしいことに、一次帰国までする攻め。……二週間の出張なのに。
そこまでﾃﾞﾚたか！（笑）
やっと同居することを決心した長瀬。
いちゃいちゃ新婚な二人はヴァカンスという名の新婚旅行に向かうよ(･∀･)ノ
variation 変奏曲 [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2008/01/18
- メディア: 文庫
愁堂れな 著。
受（長瀬秀一）：会社員
攻（桐生隆志）：会社員
桐生が入院したとの知らせに長瀬は病院へと駆けつける。見舞いに足しげく通う長瀬だったが、ある日、桐生とその部下である滝来が抱き合っているところを見てしまい……。
攻めがﾃﾞﾚたー！(*ﾟ∀ﾟ*)
あの鬼畜っぷりが嘘のように無くなりましたｗ
入院プレイを楽しみつつも、デキる彼氏とデキる部下の関係に嫉妬し、ヤケ酒してたら田中君に襲われそうになっちゃってぇぇぇ……忙しいぞ長瀬。
そして相変わらず田中君はいい人なのでした（´・∀・｀）
あとは
友人の結婚式を理由に高知へ初旅行したり☆
甘甘☆
いちゃいちゃし始めたので、これなら読める（笑）
次いってみよー(･∀･)ノ
unison－ユニゾン－ [BL小説 愁堂れな]
- 作者: 愁堂 れな
- 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
- 発売日: 2007/09/14
- メディア: 文庫
愁堂れな 著。
受（長瀬秀一）：会社員
攻（桐生隆志）：会社員
同僚である桐生に長瀬は犯され続けていた。何故、僕のことを抱くのだろう――答えのみつからない疑問に苦しむ長瀬だったが……。
先に言っちゃうけど、私、ダメだこの攻め。
ドSで傲慢で強引な攻めは好きだけど、度が過ぎているというか、愛が全く感じられない。
風邪引いて寝込んでいる受けを無理矢理抱いて放置、その後受けは病院送り――の時点で
もうダメ（´・∀・｀）ﾑﾘﾎﾟ
オモータ。
しまった無理させた、そんなつもりじゃなかったのに！と受けを病院に連れて行くのが攻めだったらね、まだいいんですけど、苦しんでいる受けをみつけて病院に連れてってくれるのって同僚の田中君なのですね。
抱かれたままの状態だから、もちろん田中君は異変に気づくわけですよ。
そんな田中君は受けを軽蔑するでもなく、それどころか心配して攻めから守ろうとさえしてくれます。
私だったら田中君を取るよ（´・∀・｀）
オモータ。
最終的に恋人になるけど、長瀬が桐生を受け入れること自体が理解できな～い。
まあ……会社で無理矢理犯されてても「なんで僕を抱くのかなぁ( ゜д゜)？」とかボーっと考えてるような
ちょっとぼんやりした受けだったからな。いいのかな。
個人サイトで発表した作品で、これを発表した途端アクセス数が伸びたというから、
世間的にはこういうのが受けるんだなぁ。
ついシリーズ揃えちゃったけど、読むの辛いな（´・∀・｀）
