哀しくて、愛しい [BL小説 愁堂れな]
愁堂れな 著。
受(池田和也):会社員
攻(安原和美):AVのスカウト
妻子を事故で亡くした和也は歩道橋でたたずんでいると「飛び降りんなよ」と声をかけられた。そのまま安原の家にいき身体を重ねた和也はそのまま安原の家に入り浸る。乱暴で奔放な安原の行動に振り回されながらも和也は……。
タイプの全く違う二人が偶然出会って関係を持って、互いに大事な相手になるまで。
性格も生き方も違う、そんな関係になりそうもない二人がそういう関係になる過程が凄く良かった。
展開はありがちだけどそれがこの二人には合っていた。
淡々とした描写もそれゆえにじわっとくる。
愁堂さんの他の作品と全く作風異なっていて、こういう話もいい。
また読んでみたい。
2013-02-27 21:41
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