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500年の営み [BL漫画 山中ヒコ]


500年の営み (Feelコミックス オンブルー)

500年の営み (Feelコミックス オンブルー)

  • 作者: 山中ヒコ
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2012/07/25
  • メディア: コミック


山中ヒコ 著。

受(山田寅雄):人間
攻(ヒカル):3割減のアンドロイド

幼なじみの光が死んだニュースに絶望した寅雄は身を投げ、そして次に目覚めた時そこは250年後の世界だった。なにもかもが変わった世界の中で、寅雄の目の前には光そっくりのアンドロイド・ヒカルがいた……。


1話だけ雑誌で読んで、1話なのに号泣ってほど泣いて。
その後はコミックスになるまで我慢して、やっと全部読めた。

全部読んでみたら……辛かった。

250年後に目覚めてみれば目の前にいるのは愛しかった恋人の3割減なアンドロイド。
そのヒカルと過ごすうちに情がわいてくるも、いろいろあって、再会はさらに500年後。

読み進めれば進めるほど、切ないというより辛くなった。
寅はヒカルにだんだん情が湧いていき、ヒカルは真摯に寅を慕う。
でもこの二人が一緒にいる期間は凄く短い。二人とも孤独な時間の方が長い。果てしなく長い。

さらに言えば寅雄は人間。いつかは最期がくる。
そうしたらまたヒカルは孤独になるの……?


(´・ω・`)ショボ……


もう少し甘さが欲しかったなあ。。。
あとコミックスでは寅雄を待ち続けるヒカルで終わっているが、
その後の再会が2012年8月に発行された同人誌『500年後』で描かれている。
これは正直コミックスに入れるべきだったと思う。

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ギブズ [BL漫画 山中ヒコ]


ギブズ (ディアプラス・コミックス)

ギブズ (ディアプラス・コミックス)

  • 作者: 山中 ヒコ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2012/05/30
  • メディア: コミック


山中ヒコ 著。

受(田中始):記憶喪失
攻(原田):ヤクザ

埋められていた田中は記憶を一切なくしていた。ヤクザの元幹部である田中は、抗争に巻き込まれて死んだものとされ生きていることが判れば殺されると、助けてくれた原田によってマンションに閉じ込められる。原田は恋人だったというが、それ以上に何かを隠していて……。


記憶を失った男とその男に執着する男。
眼鏡(=原田)の始に対する行動がいちいちいちいち萌えてハゲ転がった。

ヤクザもので内容はそれなりにハード。
二人の関係が次第に辛く切なくなっていってその展開にもハゲ転がった。


ただ!


惜しむらくは最後もうちょっとページが欲しかった。。。
意味伝わるけど唐突に終わる感強い。そこが残念。もったいないよ……

私はこの話、凄く好きだ。
以下、ネタバレ。

ネタバレ注意


タグ:山中ヒコ
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エンドゲーム(2) [BL漫画 山中ヒコ]


エンドゲーム (2) (ディアプラス・コミックス)

エンドゲーム (2) (ディアプラス・コミックス)

  • 作者: 山中 ヒコ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2010/12/29
  • メディア: コミック


山中ヒコ 著。

攻(伊藤克哉):高校生
受(伊藤透):画家

母親の死に透が関わっていると知った克哉は透を激しく詰ってしまう。だがもう一人の男、黒田が克哉を拘束し……。


エンドゲーム(1)』のつづき。
克哉の母親の死に関わる、透と黒田。
透と黒田の関係と、透と克哉と、そこに黒田が絡んで……


黒田っ・゜・(ノД`)・゜・  ←そこ?


透と克哉良かったなーと思うのと同時に、
黒田のやるせなさに涙した。。。
黒田本人が悪いんだけども。ほんのちょっと選択を間違えちゃったけれども。
なにもかも失って、憎むことしか残らない黒田の番外編、泣いた。泣いたよう・゜・(ノД`)・゜・
本編だって……黒田どうなっちゃうんだよう。黒田あああああ・゜・(ノД`)・゜・


黒田で終わった2巻でした(・∀・)。。。
あ、あとヒコさんにしてはエロ成分多めだった!
克哉がつがつw


タグ:山中ヒコ

エンドゲーム(1) [BL漫画 山中ヒコ]


エンドゲーム (1) (ディアプラス・コミックス) (ディアプラスコミックス)

エンドゲーム (1) (ディアプラス・コミックス) (ディアプラスコミックス)

  • 作者: 山中 ヒコ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2010/07/30
  • メディア: コミック


山中ヒコ 著。

伊藤克哉:高校生
伊藤透:画家

幼い頃に両親を亡くした克哉は透に引き取られていたが、いつの頃からか透に父親としてではない愛情を抱いていた。しかし母を亡くした事故が、単なる交通事故ではなくひき逃げで、母親は殺されたのだと言う男が現れ……。


山中さんの作品はせつない。
その【せつなさ】がとてもイイ。そこがとても好き。
ほわわ~んとした雰囲気の中に、せつなさが混じっていて、そこがとても好き。

この話もそういう話。
透のほわわ~んとした空気と、克哉のせっぱつぱった透への思い。
そんな、もどかしいながらも幸せな日々に異物が混入し、幸せだった毎日が崩れてくる。

もうね……。
克哉の小さい頃の話が挿入されるんだけどね……。

・゜・(ノД`)・゜・

先が気になってつい雑誌連載読んでしまったんだが……
【せつなさ】通り越してるよ!!!滂沱確実。それでも読みたい。
やっぱ2巻発売まで読むの我慢しようと決意した。
ヒコさんの漫画はまとめて読みたい!

つづき、早く早くー!ヽ(`Д´)ノ >12月だ

タグ:山中ヒコ

初恋の70%は、 [BL漫画 山中ヒコ]


初恋の70%は、 (ディアプラスコミックス)

初恋の70%は、 (ディアプラスコミックス)

  • 作者: 山中 ヒコ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2008/09/30
  • メディア: コミック


山中ヒコ 著。

攻(春日部):高校生
受(杉山):高校生

グラウンドでひたむきに走るスギヤマに、いつからか目が離せなくなっていた春日部は、彼が杉山だと知ったあとも恋心を募らせていく……。


経験豊富な春日部が、接点のなかった杉山にどんどんハマッていって、
あれこれ悩む姿はまさに 初 恋 (・∀・)ニヤニヤ
連載分だけだとちと物足りないな。
書き下ろし良かった。ツンツンしながらデレる杉山、かわゆす。・゚・(・∀・)・゚・。

同時収録
『少年について』
片思いの相手が「軽い奴が好き」という噂を聞き、必死で軽い奴を演じて近づく受けちゃんが健気。

『恋と恋の間』
バスでみかける先パイの視線はいつもある人を追いかけていて……。
これ良かったなー。恋する先パイの視線に、いつの間にか自分も先パイに恋してて…。
最後のコマがかわいい!

タグ:山中ヒコ

王子と小鳥 [BL漫画 山中ヒコ]


王子と小鳥 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)

王子と小鳥 (花音コミックス Cita Citaシリーズ)

  • 作者: 山中 ヒコ
  • 出版社/メーカー: 芳文社
  • 発売日: 2009/08/29
  • メディア: コミック


山中ヒコ 著。

受(鈴木圭一):大学生、が一転して奴隷へ
攻(ハーリド):砂漠の国の第二王子

祖父の借金を返そうとしていた鈴木は流転の果て、砂漠の国でオークションにかけられていた。ハーリドによって買い上げられた鈴木はハーリドの奴隷となる。逃亡を繰り返しては連れ戻されつつも、次第に打ち解けていく二人。しかし強欲な皇太子の手が鈴木に伸び……。



こうやってあらすじ書くと、典型的なアラブモノだな。
アラブモノでした。


 アラブモノで面白かった作品なんて出会ったことナイ(・∀・)ノ


と断言してもいいくらいなんだが(例外コレ)、
この作品は……


。・゚・(・∀・)・゚・。


面白かったー!つか良かったー!!
あらすじの通り、あらすじだけ見るとテンプレアラブなのに、山中さんの独特な描写がテンプレを少しもテンプレと感じさせない。凄い。
とにかく、スズキとハーリド、二人の関係が


 ハ ゲ 萌 え る


YO!(;´Д`)ハァハァ
可愛くって可笑しくって切なくて……
ああ!もうなんだこれーーーーヽ(;゜∀゜)ノ
無駄に身悶えた。。。

本編の余韻の残る終わり方も好きだけど、書き下ろしのその後でホッとした。
良かった。・゚・(ノ∀`)・゚・。

今回も泣かされました。
超満足!超オススメー(・∀・)ノ

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丸角屋の嫁とり [BL漫画 山中ヒコ]


丸角屋の嫁とり (ディアプラスコミックス)

丸角屋の嫁とり (ディアプラスコミックス)

  • 作者: 山中 ヒコ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: コミック


山中ヒコ 著。

受(鈴):旗本の子
攻(新三郎):蔵前の札差丸角屋当主

側室の子の鈴は女子として届けられ女として育てられていた。ある日、初めて家の外に出た鈴は、絡まれているところを男に助けられる。男に刺激された鈴は、自らも男として生きてみたいと思うが、そんな鈴に持ち込まれたのは丸角屋への嫁入りだった……。


イイ話だったー(´Д⊂ヽ
『丸角屋の嫁とり』と『丸角屋の手代』と2話。
『嫁とり』では鈴の小さい頃から嫁に行くまで。
もう鈴の小さい時の話から泣ける泣ける。
鈴もそうなんだけど、鈴の周りにいるうばやと荘太、みんな相手を思う心が優しくて涙出る。

『手代』は大きくなった荘太視点。
男に戻り新三郎の手代として働く鈴。
ずっと鈴を案じていた荘太の優しさにまた涙涙。。。(´Д⊂ヽ

新三郎はつっけんどんながらも不器用な優しさを見せるとこが(・∀・)イイ!!
鈴との関係は男女のようでもあり、ちゃんと男男でもあり、なかなか良かった!
もっと読みたかったー。


同時収録『新しい武器』
受(神田泉):SE
攻(染谷港):新人SE

専門外の新人染谷を神田は地道に教育した。厳しくも親身に教育してくれる神田になつく染谷。だが神田は自分がゲイだと告白してきて……。


前編=神田、後編=染谷、番外編=同僚視点
で話が進むんだが、こっちの話もスゲー良かった(・∀・)ノ
神田もゲイと告白したのは前職場で痛い目にあってるからなんだけど……。
染谷も染谷で心に大きな穴を抱えていて。
そんな二人がやることやってるのに、「付き合ってないんです」と染谷が同僚に告白するとこは泣けた……。
神田がツンデレというか怖くて一歩踏み出せないし、染谷も上手く立ち回れない。
切なく進む二人の関係が同僚視点から語られるんだけど、この同僚の話は泣けた(´Д⊂ヽ
つか染谷の子供の頃の話、ハードだなぁ。。。


1冊でこんなに泣かされたのは久しぶりだ。
超満足な1冊(・∀・)ノ

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