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丸角屋の嫁とり [BL漫画 山中ヒコ]


丸角屋の嫁とり (ディアプラスコミックス)

丸角屋の嫁とり (ディアプラスコミックス)

  • 作者: 山中 ヒコ
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2009/09/30
  • メディア: コミック


山中ヒコ 著。

受(鈴):旗本の子
攻(新三郎):蔵前の札差丸角屋当主

側室の子の鈴は女子として届けられ女として育てられていた。ある日、初めて家の外に出た鈴は、絡まれているところを男に助けられる。男に刺激された鈴は、自らも男として生きてみたいと思うが、そんな鈴に持ち込まれたのは丸角屋への嫁入りだった……。


イイ話だったー(´Д⊂ヽ
『丸角屋の嫁とり』と『丸角屋の手代』と2話。
『嫁とり』では鈴の小さい頃から嫁に行くまで。
もう鈴の小さい時の話から泣ける泣ける。
鈴もそうなんだけど、鈴の周りにいるうばやと荘太、みんな相手を思う心が優しくて涙出る。

『手代』は大きくなった荘太視点。
男に戻り新三郎の手代として働く鈴。
ずっと鈴を案じていた荘太の優しさにまた涙涙。。。(´Д⊂ヽ

新三郎はつっけんどんながらも不器用な優しさを見せるとこが(・∀・)イイ!!
鈴との関係は男女のようでもあり、ちゃんと男男でもあり、なかなか良かった!
もっと読みたかったー。


同時収録『新しい武器』
受(神田泉):SE
攻(染谷港):新人SE

専門外の新人染谷を神田は地道に教育した。厳しくも親身に教育してくれる神田になつく染谷。だが神田は自分がゲイだと告白してきて……。


前編=神田、後編=染谷、番外編=同僚視点
で話が進むんだが、こっちの話もスゲー良かった(・∀・)ノ
神田もゲイと告白したのは前職場で痛い目にあってるからなんだけど……。
染谷も染谷で心に大きな穴を抱えていて。
そんな二人がやることやってるのに、「付き合ってないんです」と染谷が同僚に告白するとこは泣けた……。
神田がツンデレというか怖くて一歩踏み出せないし、染谷も上手く立ち回れない。
切なく進む二人の関係が同僚視点から語られるんだけど、この同僚の話は泣けた(´Д⊂ヽ
つか染谷の子供の頃の話、ハードだなぁ。。。


1冊でこんなに泣かされたのは久しぶりだ。
超満足な1冊(・∀・)ノ

タグ:山中ヒコ
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