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ふしだら者ですが [BL小説 中原一也]


ふしだら者ですが (リンクスロマンス)

ふしだら者ですが (リンクスロマンス)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 単行本


中原一也 著。

受(皆川修平):公務員
攻(高森圭一):回転寿司チェーンのバイヤー

さえない公務員の皆川は、男に異様なほどもてまくる魔性の男で、老若美醜問わず言い寄ってきた男を喰い散らかしてきた。ある日、幼馴染の高森のことを好きだということに気がついた皆川は、元カレ達の協力のもと高森に告白する計画を立てるが……。


老いも若きも美醜さえ問わず喰い散らかす。
ベッドをともにした相手の名前も時には顔さえも憶えてない。



( ^ω^ )



こんな節操ないロクデナシな受け初めてwwwwwwww
こんなだから別れるときは必ず揉めて、それを解決してくれるのが高森なんだけど、
その高森を好きだって気づいて告白するのに協力してくれるのが元カレ達ってのが
もうわけわかんないよwwwてくらいめちゃめちゃ笑った腹痛い楽しい\(^o^)/




が。




楽しいのは前半だけで、後半に入ると急転直下で超シリアス展開に。。。
どうして節操のない男になってしまったのか? ていう理由づけなんだけど、
重いよ、重すぎる。母親の死が絡んだここまでの激重展開、必要なの・・・ねえ・・・

どっちも楽しめる、と捉えるにはギャップ激しすぎる。
ここまではっきりしたギャグとシリアスなら私はどちらかにして貰いたい。
その方が気兼ねなく楽しめるなあ、て。
好みだけど。。。


中原さんは今まで読んでも私の中でイマイチ感が抜けなくて、
やったー!コレ面白い!やっと克服じゃん( ^ω^ )
と思いながら前半楽しんでいただけに……だけに…………_| ̄|○i||||i

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仁義なき課外授業 [BL小説 中原一也]


仁義なき課外授業 (キャラ文庫 な 1-1)

仁義なき課外授業 (キャラ文庫 な 1-1)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2010/02/27
  • メディア: 文庫


中原一也 著。

受(若名圭一郎):臨時講師
攻(花井弦哉):893の若頭

定時制高校の臨時講師として雇われた若名だったが、教室にいる生徒は高卒の資格を取ることを命ぜられたヤクザたちだった。そのヤクザたちの頂点に立つ花井にセクハラされ続ける若名だったが……。


中原さんの作品、4冊目だけど……
面白さがぼやっとしておる。。。
と毎回思うなー。

この作品も、手の付けられない生徒=ヤクザって面白い設定だと思うけど、教室がてんやわんやしていても笑えるってほどではない。頭が痛くなるほど癖のある生徒ばかりでその頂点が花井、という設定だろうけど、その癖のある生徒が面白いかって言うとそうでもないんだなぁ。
花井自身も特に変わったことはない若頭で、ワイルドで粗野な振る舞いだけど、基本イイ人。
若名は頭固い真面目な奴…と思いきやいきなりキレたりと、まあ面白かったかもしれない。

そして事件が起こる。
中原さんの作品は唐突に事件が起こって、それが結構、今まで読んできた雰囲気にそぐわないような血なまぐさい事件だったりするんだけど(笑)、ここでもいきなり若名の弟が事件に巻き込まれて、助けに向かった兄である若名も巻き込まれて死にそうな目にさえ遭う。

いや、なんつーか。
若名の弟は若名の人生にとって岐路になってしまう人物とはいえ……
事件は主人公たちにふりかかった方がよくないかね(´・∀・`)
その方が親密になるきっかけとしても説得力がぁぁぁ。

中原さんの書く作品には、そこはかとなく昭和の香りがするから、
笑えて泣ける人情モノを書けばいいんじゃないかなーとか、これ読んでて思いました。


あばずれ [BL小説 中原一也]


あばずれ (ビーボーイノベルズ)

あばずれ (ビーボーイノベルズ)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本


中原一也 著。

受(惣流陸):板金屋
攻(上月要):弁護士

左目に眼帯。唇の端には青痣とかさぶた。手首には包帯。リンチを受けたような傷だらけの陸にそそがれる視線があった。声をかけてきた男は上月と名乗り弁護士だと言う。欲情という下心を隠しながら近づいてくる男に慣れていた陸は、次のカモはこいつにしようと目論む。だが……。


生傷の絶えない陸を殴るのは父親。
DV………!


かと思いきや……陸と父親の喧嘩は昭和な喧嘩w
ロクデナシな父親に代わって、大勢いる兄弟たちの面倒を必死で見ている陸は、金を得るためにも金持ちな上月をカモにしようとするが……


上月の方が何倍も上だった(´▽`)ノ


つか、なんだこの攻め、狡賢い紳士だぞ☆
もうとにかく陸が自分に堕ちてくる様に煽る煽るw
なんて意地の悪いエロを仕掛ける攻めなんだ(≧∀≦)

こ、このままじゃ俺おかしくなる(((( ;゜Д゜)))gkbr した陸は、上月が自分を軽蔑するように仕向けるため、上月の妹をさらって連れまわす。
……ていうエピからもわかるように、陸は あばずれ のようでいて、良い子なんだよー。
妹連れまわしててもスゲー気使っててw
だから結局、大人で狡賢い上月に本心を簡単に見破られて、また捕まっちゃうんだな(・∀・)ノ


面白かった。
ちょっとアホくさいとこあるけどw
ちょっと昭和くさいとこあるけどw
腹黒ヘンタイ王子な攻めが良かった!


スピンオフ『ろくでなし』、父ちゃんかよwww

ろくでなし (ビーボーイノベルズ)

ろくでなし (ビーボーイノベルズ)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本



淫雨 [BL小説 中原一也]


淫雨 (ラヴァーズ文庫)

淫雨 (ラヴァーズ文庫)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2010/01/25
  • メディア: 文庫


中原一也 著。

受(永岡蒼):スポーツインストラクター
攻(望月優作):893

父が背負った借金の返済に道場を売れと脅してきたのは、昔ともに剣を振るった望月だった。三人の舎弟に永岡を陵辱させながらも顔色一つ変えない望月。そして最後に望月に抱かれた永岡は、雨の匂いとともに望月を忘れられなくなる。だがその後、借金が返済されたと同時に望月の姿も消えてしまう。なんとか望月を探し出そうとする永岡は……。


はぁ……(;´Д`)
これね、作品の90%くらいがエチなんですよ。
それはいいんですけど、そのうちの半分以上が、攻めではなく他のキャラから受ける暴力なのです。
始まっていきなり攻めの舎弟三人による強○ですよ。
その描写がもう、多くのページを割かれ、えんえんと続くのですよ。


_| ̄|○;;;


オレ、ダメ……そういうの。。。(;´Д`)

んで、やっと攻めによって蕩けるようなエチがあったかと思うと(←これは良かった)、
攻めが借金帳消しにして姿をくらましてしまう。
蕩けるようなエチが忘れられない受けは攻めを探す旅に出る……。

『邪淫』
いえ、旅には出ませんけど。。。
望月の行方がようと掴めない永岡は、陵辱された三人のうちの一人・直也が接触してきたのをいいことに、直也に体を捧げることで望月の居場所を探ろうとする。

まだ子供な直也自分に夢中にさせて居場所を探り出すなんて……と罪の意識を感じるものの、背に腹は変えられないと、ダークに変身する受けは、なかなか良かった。

けどそこまで望月に執着するのって……結局エチが良かったから?

とか思っちゃうんだよな。。。
いや、高校時代、ともに汗を流した思い出とかも挿入されるんだけどさ。。。
エチばかりじっくり描かれてて、そこ短……い……orz


さて、さんざん直也に好きなようにされる永岡のシーンが、これまた多くページ数を割かれて語られたあと、やっと望月がみつかります。久々の再会に狂おしく体を重ねる二人。
が、そこに、永岡の策略によって、永岡にホネヌキにされてしまった直也が……!
嫉妬に狂った直也は、永岡にナイフを振りかざし……!

いろんな意味で地雷ネタが多いと思う、この作品。
えー、以下思いっきりネタバレしますんで、嫌な人はここで回避してください(・∀・)ノ















これ、バッドエンドですよね?
攻め、死んだぞ(;´Д`)

直也が永岡に振りかざしたナイフは、永岡をかばった望月のわき腹を刺す。
その後、場面転換して、砂浜に二人で寄り添い座ってるんだが、冗談じみた会話を交わしたあと、攻めは受けに体を預けるようにして『深い眠りに落ちたらしく、返事はなかった』。


うあーΣ(゜Д゜) 死 ん だ 


いや、まあ、人によっては「死んでない(><)」と捉える方もいると思うのですが、私はバッドエンドで捉えました。
ぬあー。最後は良かったなー!けどさー!

いかんせん【攻め以外との無理矢理エチ】が場面として多すぎて……。あまりにもそこにページを割いてるがために、攻めと受けの接点がぼやけてしまったと思う。望月が永岡にした仕打ちって結構なもんだと思うんだ。舎弟三人も使って陵辱させてるんだし。しかもそこにページが割かれてるってことは、どういうことされてるのかえんえんと描かれてるわけで(笑)、そんだけのことをさせた望月を、永岡が必死に探す意味がわからないんだよね。
こういうバッドな最後、結構好きなんで、もう全然構わないというか、BLではめったに見ないしイイカンジにまとまってたと思うんだけど(いや寝てるだけだもん!とも捉えられるしね…)、この最後を引き立たせるほどに二人の関係がじっくりとは描かれてなかったと思う……私には伝わってこなかった。


私の場合、

攻め以外との無理矢理&暴力エチは地雷。
でもバッドエンドは大丈夫(・∀・)ノ

だが、この作品に関しては地雷が無視できないほどに分量多すぎた。
残念……。

酔いどれ金魚と野獣 [BL小説 中原一也]


酔いどれ金魚と野獣 (ビーボーイスラッシュノベルズ)

酔いどれ金魚と野獣 (ビーボーイスラッシュノベルズ)

  • 作者: 中原 一也
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本


中原一也 著。

受(門脇一広):ショットバーのマスター
攻(今井誠一):彫師

「彫らせてくれよ」……おまえの背中に惚れたと言っては毎日門脇の店に通ってくる今井。今井は腕利きの彫師で彼に彫ってもらいたいという客はごまんといた。今井に取り入るため門脇の店は893で溢れかえり、営業妨害もはなはだしかった。そんな門脇の前にいわくのある幼馴染が現れ……。


門脇は、女にだらしがなくってそれが原因で前途ある幼馴染の将来をダメにしてしまい、後悔から酒に溺れアル中になったが、今は更生して店を構えてる……そんな男。堅物なように見えて、実はダメ男なんだーってのがこの話のポイントだと思うんだが、イマイチそのダメさが伝わってこない。
文章では女にだらしがなくってーと延々とうるさいくらいに書いてるんだが、キャラ自身はそんな風に動いてないし、その逆で今井をきっぱり拒絶してるから堅物な印象を受けるのだよ。

……そのギャップに困った(;´Д`)

キャラが生きてないっていうのかな。
門脇がなんとも中途半端なキャラでしかないので、強引に攻めてくる今井もボケてしまう。

  こんなダメな受けにはこのくらいの攻めじゃないとね(・∀・)ニヤニヤ

という話にしたいんだろうけど……ちょっと上手くいってない気がするよ。
北上さんのイラストが色っぽかった。
エロシーンの構図が美し(・∀・)イイ!!

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