ヤングコーンの王子様

ヤングコーンの王子様 (POE BACKS)

• 作者: ナリ
• 出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと
• 発売日: 2015/05/23
• メディア: コミック

ナリ　著。

受（志賀雅七）：大学生
攻（郡司彪継）：若頭

貧乏学生である雅七は、バイト募集をしていた料理教室の先生をすることになる。しかしそこには強面の男たちがいた。料理を教える雅七は彼らが「若」と呼ぶ彪継と出会い、彼と交友を深めていくが……。


わ～～～!!!!
めっちゃ面白かったーヽ(^o^)ノ

雅七も彪継も心意気がかっこいい。
ハードな展開もあれど背景的には当然だし
だからこそ全体に流れるハートフルさが染み入る。

受けである雅七の男前ぶりカッコイイなあ。
ていうか、最初にさらっと語られたことが、
後半に活かされたあの展開にめっちゃシビレタ……！


最後は幸せすぎてじわっときた。
なんとなく心惹かれて買ってみた本だったが当たりだった。
他の作品も読んでみたい。

超満足(･∀･)ノ

タグ：ナリ

ひみつごと

ひみつごと (Dariaコミックス)

• 作者: アキハルノビタ
• 出版社/メーカー: フロンティアワークス
• 発売日: 2015/05/22
• メディア: コミック

アキハルノビタ　著。

攻（聡二郎）：美容師
受（まひろ）：聡二郎の甥

カリスマ美容師とうたわれていた職を捨て田舎に帰った聡二郎は甥のまひろと会う。幼い頃父親に置き去りにされずっとまひろと一緒にいた聡二郎だったが、秘めた想いを断ち切るために都会へと出た経歴があった。聡二郎を慕う想いを恋だと告白してきたまひろに聡二郎は……。


叔父と甥。
互いに大事にする想いが恋だとしても
この関係をどうするのか……。

二人の想いがせつなさと温かさにあふれていた。
そして二人を見守る周りの温かさもじわりくる。
恋だけで終わらない、その形とても良かった～。

まひろが本当に健気で可愛いかった。

タグ：アキハルノビタ

どっちもどっち！！！～厄介なイケメン～

どっちもどっち！！！～厄介なイケメン～ (GUSH COMICS)

• 作者: 柊 のぞむ
• 出版社/メーカー: 海王社
• 発売日: 2015/05/09
• メディア: コミック

柊のぞむ　著。

攻（尾崎）：リーマン
受（円谷）：リーマン

秘めた恋人同士の二人だったが、陰険な総務部部長の罠に陥り、キスしている写真が社内にばらまかれてしまい……。


『どっちもどっち』4巻目。
恋人なのに相変わらずな二人だけど、
表面上はべたべたしていなくとも互いに欠かせない存在になっている、
その描写が(・∀・)ｲｲ!!
がっつりおせっくすしてる二人も見せてください……頼む……

題名が「！！！！」じゃなかったのはとても残念。
ていうか本気で迷った……3巻は買ったぞ？！と……
副題もいらないんじゃないかなー。

タグ：柊のぞむ

花とクルミと甘い生活

花とクルミと甘い生活 (H&C Comics ihr HertZシリーズ 164)

• 作者: 涼子
• 出版社/メーカー: 大洋図書
• 発売日: 2015/01/31
• メディア: コミック

涼子　著。

受（橘実）：大学生
攻（佐倉裕司）：フローリスト

英国で園芸を学ぶ実はインターンシップで帰国、憧れである美花の店に来た。しかし美花は結婚、弟の裕司に仕事を教わることになる。雑用しかさせてもらえず、佐倉の冷たい態度に振り回される実だったが……。


ほのぼの。作風に似合って絵も可愛い。
ただ、この話、二人がラブになる理由が感じられない。

実の設定がぼんやりというか活かされてないというか。

（佐倉の店に来るまで）人並み以上で、
イギリスの有名校へ園芸を学びに留学、
コンペでは賞を総なめ

こういう子には全然見えない……
仕事に対する姿勢もよろしくないし、
美花にただ憧れて花屋のバイトしてる子みたい。
今まで順風満帆で自分に能力あると思っていたところ、
裕司と出会って鼻折れたて感じでもない。

そんな感じなので、裕司が実に惹かれている理由がしっくりこない。
実の設定は結構特殊だと思うので、もっと活かして仕事（花）を通して絆育んでいくのが
もっと描かれていたらなあと思った。

ぼんやり始まってぼんやり終わってしまった。
（しかも終わり方がやけに唐突）
絵もほのぼのさもふんわりした雰囲気も悪くないだけに残念。


同時収録の『きみのかおがみたい』は芸大生×サラリーマン。
環境も性格も違っていながら惹かれていく二人が自然でこちらはとても良かった。
受けが自分の美人顔にコンプレックス持ってるんだけど、
うん、まあ……うん……もうちょっと説得力欲しいかな。。。

タグ：涼子

恋するインテリジェンス (2)

恋するインテリジェンス (2) (バーズコミックス　リンクスコレクション)

• 作者: 丹下 道
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2015/04/24
• メディア: コミック

丹下道　著。

攻（針生篤）：外務省官僚
受（戸堂眞御）：外務省官僚

あれこれあって10年来の誤解が解け、バカップルと化した二人に新たな任務が下される。トラブルが起こり、回避のために色仕掛けを遂行する戸堂に針生は……。


外務省の針生×戸堂を中心に、針生の部下の武笠と深津の掌編も。
バカップル加速www
もうアホでエロで、なんつってもｶﾜ(・∀・)ｲｲ!!
話が面白いよ～！

もうひとつは厚労省官僚。
岩倉（麻取）×奥名（研究所職員）
あかんwwww授乳wwwwwそんな真面目にさらりと書かないでええええwwww
ツンデレ奥名かわいい。。。好き。。。


ほんっとに面白いなあ。
作家さんの感性が並大抵じゃない。
官僚シリーズ、あっという間にファンになってしまった。
続きも楽しみ(･∀･)ノ

タグ：丹下道

恋するインテリジェンス

恋するインテリジェンス (バーズコミックス リンクスコレクション)

• 作者: 丹下 道
• 出版社/メーカー: 幻冬舎
• 発売日: 2014/06/24
• メディア: コミック

丹下道　著。

攻（針生篤）：外務省官僚
受（戸堂眞御）：外務省官僚

今回ばかりはあらすじそのまま載せます。

N国外務省にある国際情報統括官組織は、諜報活動を主に行う特殊情報収集（インテリジェンス）組織である。その諜報活動の中には「色仕掛け任務」もあり、入省した男性分析官は「男役」と「女役」に分類され、二人一組の「バディ」となり、なんと極秘に夜な夜な特訓をしているのである!!　主任分析官である針生篤の「バディ」は同期の美貌の麗人・戸堂眞御だが、初めての特訓の時、あまりの戸堂の愛らしさに針生は暴走してしまい、それから二人の仲はぎくしゃくしているのだが――!?


なんなんだ、この漫画ー！
上のあらすじ読んだだけでも？？(･∀･)？？てなる、
そんなバカな！設定なのに凄い説得力……
ヘンさを微塵も感じさせない（笑）

お互い両想いなのに10年もギクシャクして、
最後はやっとなんだあ＼(^o^)／　てなるだけの話なんだけど……なんだけど……
もうすんごい面白いwwwwwwwww

緻密に組まれた設定、綺麗な絵柄の中で
大真面目にアホが描かれていてもうほんと腹捩れた。


同時収録の『数式は鷹に恋をする』は財務省官僚の同期同士。
土門×志山。


針生×戸堂も、土門×志山も、どちらもくっつくまでが可愛い。
エロも男性向けばりに激しい描写だけど愛があって凄いイイ。
ぽとって落ちる「余裕」とか「遠慮」に笑っちゃうw
あと志山父は反則だろﾆﾔ(･∀･)ﾆﾔ


表紙見てるだけではこんな話とは露程も思わなかった。
めっちゃ面白かった。満足(･∀･)ノ

タグ：丹下道

BANBA BURGER

BANBA BURGER

BANBA BURGER (POE BACKS Babyコミックス)

• 作者: 村上キャンプ
• 出版社/メーカー: ふゅーじょんぷろだくと
• 発売日: 2015/01/24
• メディア: コミック

村上キャンプ　著。

攻（蜂谷）：バーガー店シェフ
受（番場）：バーガー店オーナー

元ボクサーの蜂谷はバンバ・バーガーで働き、さらにハンバーガーの勉強をしに渡米を予定していた。オーナーである番場は蜂谷と距離を縮めたいと思っていたが、無口な蜂谷からは嫌われていると思っていた。しかし蜂谷は……。



1カプ1冊。
帯や裏カバーからだとアホエロが強調されてしまっているけど、
二人の惹かれあっていく心情が丁寧に描かれていてほのぼのとしてふふっと笑える。

アホなところは本当にあほで面白いし、
じんわりと泣ける、ほっこりできる話だった～。


じんわり感動しただけにカバー裏には少々がっくりした……
のは内緒だ（笑）

タグ：村上キャンプ

仕立て屋と坊ちゃん

仕立て屋と坊ちゃん (GUSH COMICS)

• 作者: 大島 かもめ
• 出版社/メーカー: 海王社
• 発売日: 2015/03/10
• メディア: コミック

大島かもめ　著。

攻（高宮秀一郎）：大学生
受（片山彰）：テーラー片山店主

幼い頃連れて行かれたオーダーメイド店で出会った片山に一目ぼれした秀一郎は二十歳を前に告白、年の差もありつれない片山だったがそれでもめげずにアプローチを続けたが……。


年下わんこ×年上ツンデレ。
二十歳と四十路で結構な年の差だけど、
情熱的なわんこにほだされていくクール四十路の図はイイ。

展開はありがちではあるものの、
くすっと笑えるし１冊１カプでじっくり読めたのも良かった。

ただ、じっくり描かれているだけに勿体ないと感じる部分も個人的にはあった。
ツンな割に片山は簡単に身体を許してしまうし、
その後「寝ただけで付き合ってない」という台詞はあるものの、
それがあまり活かされないままに付き合っているような関係が続く。

ツンのようでいて結局はデレていて、でもデレる要因がよく伝わってこない。
片山の心の動きが伝えきれていないのは勿体なかった。

秀一郎は坊ちゃんらしいおおらかさと抜けた感じがあるものの、
育ちの良さが伝わる書き方がなく、故にただの阿呆に見えてしまうことがあって残念。
オーダーでスーツやシャツを作ってもらいながらあか抜けない画は狙っているのだろうか？
でも育ち良いんだから着なれているはずで、似合ってもいいと思うんだ……。


いい素材を持っていながら勿体なく感じたところがちょこちょこあって、
好きな要素がいっぱい詰まっているだけに萌えをもっと感じたかった～！
絵もいい感じに好き。

タグ：大島かもめ

そんな目で見てくれ

そんな目で見てくれ (マーブルコミックス)

• 作者: 毛魂一直線
• 出版社/メーカー: ソフトライン 東京漫画社
• 発売日: 2014/11/30
• メディア: コミック

毛魂一直線　著。

大和御門：高校生
根崎春：高校生

各界の要人子息が集う超名門男子校で頂点の座に君臨するトップオブイケメン御門は、冴えない新入生の根崎に心奪われてしまい……。


毛魂一直線さんのギャグ面白いので買ってみた。
ちゃんとBLだよ～。ほのぼのBL。そしてギャグ！
帯にあるスーパー攻様は忘れた方がいい（笑）

ほのぼのしてじんわりもして笑える。
個人的にギャグはもっと突き抜けててもいいかなあ。
かなり突き抜けてますが。

タグ：毛魂一直線

ばら色の研究と花喰らふきみ

ばら色の研究と花喰らふきみ (Dariaコミックス)

• 作者: ビリー・バリバリー
• 出版社/メーカー: フロンティアワークス
• 発売日: 2014/10/22
• メディア: コミック

ビリー・バリバリー　著。

攻（葛ノ葉洸）：研究者
受（蜂須川蜜朗）：薔薇屋敷の主

光る薔薇の研究を自費で続ける葛ノ葉だったが、研究資金も底を突き諦めかけていたところに蜂須川から資金援助の申し出があった。向かってみるとそこは、幼い頃に葛ノ葉が薔薇を送った少女のいる屋敷だった。彼女ではなく彼だった蜂須川の元で研究を続けることにした葛ノ葉だが、蜂須川には薔薇を食べるという奇異な行動があり……。


不思議な雰囲気にあっという間に引き込まれた。
蜂須川が誘い受ででも可愛いとこもあってめちゃ可愛いなあ！

薔薇を食べるという不思議さが官能にも繋がっていて、
二人の思いが通じるまでのやりとりがなんとも言えないエロさがあった。
エチも絵が官能的で良かったー。


他、3編。
どれもくすっと笑えて面白かった。
『朝とミーチャ』は他と違って薄暗さも感じてイイ。

満足(･∀･)ノ

タグ：ビリー・バリバリー