SSブログ
BL小説 佐倉朱里 ブログトップ

三希堂奇譚 [BL小説 佐倉朱里]


三希堂奇譚 (リンクスロマンス)

三希堂奇譚 (リンクスロマンス)

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2009/05
  • メディア: 単行本


佐倉朱里 著。

受(翡翠):三希堂店主
攻(崔輝耀):三希堂オーナー

古美術店三希堂で働く翡翠はオーナーである輝耀を慕っていた。人をあやつれる不思議な能力・邪眼を持つ翡翠はその能力で輝耀をも虜にしたいと思うほどだったが、何故か輝耀にその力は通じなかった。ある日、輝耀自身も邪眼の力を持つことを知った翡翠は、自分が以前囲われていた男の死について何か隠しているのではないかと輝耀を疑い始め……。


なんていうか……
近未来で中国のような架空都市設定で邪眼という設定まで加えながら
どれもこれといって活かせぬままにさらーっと話だけが進んでいく。

翡翠と輝耀の関係もなんだかあっさり。
翡翠を手に入れるために邪眼使って人殺してるのになんであんなにあっさりなんだ。
結構回数のあるエチも、どれもこれもあっさりしていてこれもびっくり。

二段組でかなりのボリューム。
だけれどどうして二段組にする必要があるのかさっぱりわからない。
もちっとこちらを引きつけるような内容欲しい。。。

nice!(0)  コメント(0) 

唇にコルト [BL小説 佐倉朱里]


唇にコルト (リンクスロマンス)

唇にコルト (リンクスロマンス)

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2011/03
  • メディア: 単行本


佐倉朱里 著。

受(平沢翼):探偵事務所経営
攻(平井輝之):元警察官

一夜の相手を探しにいったバーで出会った輝之と出会った翼は、後日再会した輝之に自分を雇ってくれと頼まれる。一度は断るものの何かと出入りする輝之にお試し期間を設ける。だが翼の裏家業を輝之に見られ……。


題名と表紙絵からほんわか話ではないだろうは想像に難くないし、
まあ粗筋で受けが裏家業を営んでるのは明かされてるんだけど。
その裏家業である殺し屋設定があまり出てこないまま二人の恋愛過程が進んでいって……
はっきりいって勿体無い(笑)

後半になるととりあえずは出てくるけど事情説明で終わってて
あんまり活かされてない……
二人の関係や裏家業、脇キャラ含めて全体的に悪くないだけに、
すごく勿体無くかんじた。
そういう意味で、掌編の「唇からソルト」の方が面白かった。


どうでもいいですけどチェネレントラのご飯美味しそうです(・∀・)グー

nice!(0)  コメント(0) 

月と茉莉花~月に歩す~ [BL小説 佐倉朱里]


月と茉莉花~月に歩す~ (リンクスロマンス)

月と茉莉花~月に歩す~ (リンクスロマンス)

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2006/10/31
  • メディア: 新書


佐倉朱里 著。

受(月心):湘国の第一公子
攻(大牙):えん国の太子

元服し伶人となった月心の、典楽庁への出仕が始まった。楽生たちに湘曲を教えるのだが、そのうちの一人が月心に反抗心を抱く。人前に出ることに慣れぬ上、あからさまに向けられる敵意に、月心は次第に疲れを見せ始める。だが愚痴一つこぼさぬ月心に大牙は……。


月と茉莉花』『月と茉莉花-羞花閉月-』に続く第三弾。

月心のガラスのような繊細さに……・゜・(・∀・)・゜・
ちょっとした大牙の手助けはあったにせよ、月心の才で解決したのが良かった。
しっとりとした良い話だったなー。

後半は大牙の嫁さん探し。。。
最後はなかなかBLにない展開だった。けど、これはこれで当然の展開でもあるな。
ちょっとネタバレ。







作品中で小扇は遠目で見た月心を確実に【女性】だと思ってる。
婚約中に、寵愛してる相手はだってこと小扇に言いなよ?とか思ったよ……。
大牙は言葉足りないからなー(´∀`) アハハ
たぶん、結婚してから「え…殿方……?!Σ(゜Д゜;)」と知った小扇と、一戦やらかしたと勝手に妄想。


月と茉莉花-羞花閉月- [BL小説 佐倉朱里]


月と茉莉花 ‾羞花閉月‾ (リンクスロマンス)

月と茉莉花 ‾羞花閉月‾ (リンクスロマンス)

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2004/01/31
  • メディア: 新書


佐倉朱里 著。

受(月心):湘国の第一公子
攻(大牙):えん国の太子

大牙の庇護のもと穏やかに暮らしていた月心に、大牙は月心の元服を行うと告げる。故国では叶わず諦めてさえいたことに周りも喜び、加冠をつとめるとさえ言う大牙に月心もありがたく受け入れた。だが突然、月心が元服を辞退すると言い出し、大牙は立腹する。理由を聞いても応えぬ月心に大牙は……。


月と茉莉花』の続編。
元服せぬままだと、立場もなく(=公の場に出られない)人数としても数えられない童子同様。
湘国では生きながら謀殺されていたような身なので、元服など望むべくも無かった月心。
だが、ある大牙の一言で月心は元服するのをやめる言い出す。。。


またかっ!(;゜∀゜)ノ


と突っ込んだw
大牙の言葉足らずな一言と早合点な月心が起こす顛末。
ある意味、バカップルだなぁ、、、こいつら……(´∀`) アハハ

あと大牙の弟が当て馬(?)となって、大牙嫉妬ヽ(`Д´)ノの話と、
「実は私、女だったんですw」な話。


続編というよりは、同人誌のような番外編な話だった。
甘甘度、通常より高め(『月と茉莉花』比)


月と茉莉花 [BL小説 佐倉朱里]


月と茉莉花 (リンクスロマンス)

月と茉莉花 (リンクスロマンス)

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 新書


佐倉朱里 著。

受(月心):湘国の第一公子
攻(大牙):えん国の太子

湘を滅ぼした大牙は目の見えない湘国の第一公子・水月を虜囚として離宮に住まわせることにした。第一公子にも関わらず、父である湘王には存在しないものとされ北の離宮に幽閉されていた水月に、大牙は名を与える。月心と――。


水月というのは名をつけることさえ惜しんだ実の父である湘王が、「水に映る月、影のみのもの、本身を持たぬもの」としか呼ばなかった、そういう名なのです。

カプの関係が【領主と虜囚】なので、辱めを受けながらもだんだん好きになっていくテンプレを想像していたのだけど、全然そうじゃなくて、公子であるにも関わらず月心が湘国で受けていた扱いがあまりにもひどくて、それ故月心は生きることにあまり意味を見出していなくて、だから大牙に名をもらい愛情をそそがれたことで純粋に彼に惹かれていく月心がとても美しかったよ。

しかし……
太子、言葉足りなさ杉w
枕元に刀置かれたら「……死ねってか?」てそりゃ思うよ(´∀`;)


架空の世界だけど、古代中国をベースにしてて、
土台である設定がしっかりしてるので読み応えあった。
満足。

BL小説 佐倉朱里 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。