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NOW HERE [BL小説 木原音瀬]


NOW HERE (Holly NOVELS)

NOW HERE (Holly NOVELS)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: 蒼竜社
  • 発売日: 2008/05/29
  • メディア: 新書


木原音瀬 著。

攻(福山智):建設会社営業部
受(仁賀奈正敏):同社経理部部長

目覚めると隣にはオッサンとしか形容のしようがない男が寝ていた。同じ会社の仁賀奈をお持ち帰りしてしまった福山だが、仁賀奈は50歳で、どうしてこの男を……と疑問だった。若い自分に好かれてうれしいであろうと、しばらく付き合うことにした福山だが、次第に仁賀奈にのめり込んでいく。しかし仁賀奈は……。


攻めが相当に

 ( ´_ゝ`)フフーン

な奴なので、仁賀奈との関係も上から目線で高飛車。
俺のこと好きなんだろー若い俺とつきあえてうれしいだろうー( ´_ゝ`)フフーン
なくせに、どんどん仁賀奈にのめり込んで甘甘になっていくから……

これは……



イタフラグ[モータースポーツ]立ちましたー(・∀・)ノ



とか思ったよ。


案の定www
手痛いパンチをくらった(;´Д`)

でも攻めがいじらしくて、どんどん可愛くなってくるんだ。
31歳にして初めて真剣に恋をする男。
甘えるだけ甘えて、嫉妬するだけ嫉妬して、泣くだけ泣いて。
それでも忘れられなくて、無様に縋ってしまう。
最初と最後で攻めの印象がガラリと変わる。成長ぶりが(・∀・)イイ!!


以下ちょっとネタバレ。










ちょっと最後の展開、唐突すぎる気がした。
私は「サヨナラ」展開でも良かったな。
仁賀奈とのことでポキッと鼻が折れて、人間的に成長した福山はイイ男になったと思う。
いっそ清清しく新たな人生を、違う道程を歩いていく二人。
そういう展開もちと読んでみたかった。

つかレヴィ、なんてイイ男!
レヴィにすると(・∀・)イイ!!
真剣にそうオモタ。
オネエでタチだけどw


面白かったけど、50歳の受けはちょっとー……(´∀`)ダメ

甘い生活 [BL小説 木原音瀬]


甘い生活 (アイスノベルズ)

甘い生活 (アイスノベルズ)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本


木原音瀬 著。

藤井清隆:大学生
三宮文和:不登校な小学生

友人に紹介され家庭教師のバイトを始めた藤井だが、生徒の文和は一切口を利かず、勉強などできぬ状態だった。その後、登校拒否児ということを知り自分では手に負えないと家庭教師を辞退するのだが、複雑な家庭状況にすぐにはやめられなかった。少しも関心を示さない文和に藤井は……。


甘い生活、と銘打っておきながら、全然甘くない!という評判のこの本。


甘くなかったー。・゚・(ノ∀`)・゚・。


つか、もういきなり、小学四年生を押し倒す大学生にキョーガクもんだったが、そんな不埒な藤井はもちろん制裁を受けます。

>文和によって!!


……その後、文和が高校生になるまで話が続くんだが。
なんか、心底怖いよ。この話(((( ;゜Д゜)))
表面ハピエンのようだが。。。なんか奥底に。。。

文和の友人、森村君は良い人だな。
最後、文和の言葉に何も言えなかった彼は、読者の分身な気がする。

何も言えねー(;´Д`)

二人の関係は良いのか悪いのかさえわからない。
そういう話だった。
すごいなー。すごいよ、木原作品。。。

月に笑う [BL小説 木原音瀬]


月に笑う〈上〉 (ビーボーイノベルズ)

月に笑う〈上〉 (ビーボーイノベルズ)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 単行本



月に笑う〈下〉 (ビーボーイノベルズ)

月に笑う〈下〉 (ビーボーイノベルズ)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2009/12
  • メディア: 単行本


木原音瀬 著。

加納路彦:カタギな子
山田信二:チンピラなヤクザ

中二の路彦はある日の深夜、教室で事件を目撃してしまう。その事件に関わっているらしい信二に苛められているところを助けられたかに見えた路彦だったが、「根性なし」とあっけなく突き放される。だが何故か信二に親近感を持ち、近づいていく路彦。年齢も育った環境も全く違う二人の奇妙な関係はその後も続き……。


二人は出会ったとき、路彦:14歳、信二:18歳。
路彦は優等生で気の弱い面を持つ子。対する信二はこの道しかないと893な世界に16歳で身を投じたチンピラ。育った環境も接点も全くない二人が、付かず離れず、以降9年の歳月が書かれる。
路彦は中学生から大学生そして社会人にまでなる年月なんだけど、その間にイロイロある。
そのイロイロが、起こる事件ごとに うおおぉぉぅ(;´Д`) と思うほど過酷なんだけど、でもその中で二人がはぐくんでいく関係が甘かったり甘酸っぱかったり切なかったりで、目が離せなくて一気読みだった。

イロイロある中でも、変わってるようで変わらない二人の関係が良かった。
信二はいつまでたっても短気だし。
路彦は社会人になってもワンワン泣くし。
でもそれがこの二人にはピッタリで、互いに互いを補完しあってる姿がホロリとくる。

ヤクザに擬似家族を求めている信二。
この信二を9年間ずっと見続けてきた路彦の成長ぶりはとにかく凄かった。
読み終わったあとに、対になってる上巻・下巻の表紙を見ると、胸が熱くなってくるよ…。


どーでもいいけど、惣一が気になって仕方ない……。
頭良いくせに人の気持ちわかんなくて気障で変態でどーしようもない奴だけど。
気になる。
そのうち彼も目覚める。きっと。
(゜∀゜)アヒャ


起こる事件は痛いけど、結末は甘いよー。
読み応え合って、すごく良かった。
オススメー(・∀・)ノ

こどもの瞳 [BL小説 木原音瀬]


こどもの瞳 (幻冬舎ルチル文庫)

こどもの瞳 (幻冬舎ルチル文庫)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2005/09/15
  • メディア: 文庫


木原音瀬 著。

受(柏原岬):自動車修理工場勤務
攻(榎本仁):EWIコーポレーション社長

妻を亡くしてから岬は子供の城太郎とつつましく暮らしていた。そこに突然、兄・仁がやってくる。仁とは子供の時に離れ離れになってしまったのだが、妻の入院時に久々に再会した兄は他人かと思われるほど冷たかった。その兄が自分を頼ってきても素直には受け入れられない岬だったが、仁は事故で記憶が六歳に後退していて……。


三十歳の男が六歳児になってしまうんだけど。
自分の兄で。兄だけど妻が死ぬときに優しい言葉ひとつもかけてくれなかった男で。
そんな男を抱えなければならない岬は超貧乏……。

岬、なんて苦労人(´Д⊂ヽ
なんてたって自分の兄が、自分のこどもと精神年齢一緒だからな。。。
しかし貧乏=苦労の描写は半端なかったw
それだけに少しずつ情が移っていくとことか良かったよー。
子供(城太郎)の明るさも良くって、何度も泣いてしまった。
城太郎、かわいいいいい。

エロもちゃんとあるんだけど、この二人って実の兄弟なわけさ。
そんな大きな壁をサクッと乗り越え、つか、あまり兄弟ってことを感じない……。
「愛し合ってるんだから、いいんだこれで」
とか思っちゃうんだな。不思議だー。

書き下ろしの『こどもの瞳2』も面白かった!
いきなり登場の先生が主人公でビックリしたが、相手は城太郎。。。
最後はなかなか切なくて、先生の涙に涙……。
木原さんもあとがきで書いてたけど、城太郎がどう成長したのか、いろいろと想像できる話だった。
こういう、余韻の残る話は(・∀・)イイ!! 好きだ。

痛くない木原さんイイねw
面白かった。超満足ー(・∀・)ノ


CDって誰が仁やってるのー?と調べたら……

 ナリケンーーーーーΣ(゜Д゜)!!!

評判もいいし、ちと買ってくるw

夜をわたる月の船 [BL小説 木原音瀬]


夜をわたる月の船 (Holly NOVELS)

夜をわたる月の船 (Holly NOVELS)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: 蒼竜社
  • 発売日: 2009/11/20
  • メディア: 新書


木原音瀬 著。

攻(河瀬史):大手食品会社勤務
受(柴岡保弘):受けの上司

営業部に所属する河瀬は上司である柴岡に商品企画部への異動を願い出た。「仕事ができて、優しくて、信頼できる上司」である柴岡は人事にも顔が利くようだったからだ。だが口利きの条件として柴岡が上げてきた提案に河瀬は息を呑んだ。「わたしとセックスしてほしい」――逃れられなくなった河瀬は柴岡と寝るが、異動になったのは自分ではなく柴岡だったことに河瀬は……。



( ゜д゜)


いまだかつて、こんな可哀相な目に遭う攻めを見たことがあるだろうか。。。
とにかく受けがうわてすぎる。嘘も平然とつくし皆に見せてる姿は『擬態』。
どれか本当の柴岡の姿なのかわからない。
頭いいんだよ、この受け。だから会話してると受けが望むように行動を取らされてしまう。
死にたいと思ってる柴岡に、自然とこいつ殺してやる!と思うように仕向ける会話をしていたり。
河瀬はなんでこんな目にあわなきゃなんないの?(´Д⊂ヽ
とかずっと思いながら読んでた。

最初の選択肢からして逃れる道がない。
「わたしとセックスして欲しい」
→yesなら口利き (でも男と寝るなんて絶対嫌だ!)
→noなら柴岡が定年になるまで企画部には異動させない (ええええ!その頃には俺が使いもんにならねー)

(´Д⊂ヽカワセ……
逃げ道のない選択肢にのっけから驚かされた。柴岡こわい……。
とにかく柴岡の【闇】が凄かったよ。。。
「心の中に闇なんてないんだよ。それを理解できない他人が、理解できないものに、便利な名前をつけただけのことなんだ」
と柴岡がいうんだけど、まさにその通りで、柴岡を理解するのは難しい。
柴岡のもつ闇の原因はそう突飛なものでもなかったけど、攻めを巻き込んでいくような行動はまさに【闇】で、柴岡がわからなくって本当に怖かった……。最後は、ああそういうことだったのか……とは思うものの、やはり目をつけられてしまった河瀬は気の毒だな、という思いは払拭できなかった。

読み応えあったけど、読後、アホーな甘甘の話が読みてー!と思ったのも事実デス。。。
あと、
木原さんの中年ブームはいつ終了するんだろう。。。

Don’t Worry Mama [BL小説 木原音瀬]




木原音瀬 著。

攻(東山裕一):部下
受(今蔵隆):上司

製薬会社に勤める二人は、減脂効果のある野草の調査のため、無人島である布置島にやってきた。わがまま放題な上司に辟易する裕一。だが迎えに来るはずの船が来ず、二人は無人島に取り残されることになってしまい……。


面白かったー(・∀・)ノ
今蔵に対して、裕一と同じように感情が動いていく自分に苦笑。
マジ最初は「受け氏ね」とかオモータw なのにだんだん……重症だwww

木原さん面白いね、発想が。
受けの印象がここまで変わる話なんて初めてだわ(・∀・)ニヤニヤ
一ヵ月半二人は無人島生活をおくるわけだけど、どうしてそんなに長く?って理由にもウケタ。

つか裕一の弟が何気に酷い扱い受けててwww
がんばれ修司(・∀・)ノ

美しいこと [BL小説 木原音瀬]


美しいこと(上) (Holly NOVELS)

美しいこと(上) (Holly NOVELS)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: 蒼竜社
  • 発売日: 2007/11/21
  • メディア: 新書



美しいこと(下) (ホリーノベルズ)

美しいこと(下) (ホリーノベルズ)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: 蒼竜社
  • 発売日: 2008/01/29
  • メディア: 新書


木原音瀬 著。

受(松岡洋介):会社員、営業
攻(寛末基文):会社員、総務

週に一度女装を楽しんでいた松岡は酷い目に遭い路上でうずくまっているところを寛末に助けられた。その後も会うようになるが、自分を女だと思っている寛末に告白され松岡は戸惑う。そのうち自分も寛末を好きになってしまい、迷った末に男であることを告白。しかし……。


みんなが攻めに対して、酷い・氏ねと散々言ってたので、どんなに酷い(←暴力的に)攻めなんだろうと思っていた。しかし……いや酷いっつーか、ノンケだったらこれがリアルな反応なのでは(;´Д`)

不器用で気の利かない攻めが、夢中になって恋をして自分のものにしたいと心底思って告白して、「好きな人がいる」って言われても諦めずにアタックし続けて……女性に対して決して器用に振舞えない寛末が一生懸命に松岡(女)にアタックするのに。。。実は男でしたってのは、ショック以外の何者でもないと思うんだけど。ノンケなら特に。
どっちかっていうと松岡の「どんな姿でも愛してくれるって言ったのに!」っつー反応の方が不思議だった。確かに「どんな姿でも」愛しますと寛末は言ったけど、「男でも(同性でも)」とは一言も言ってないわけで……想像すらしてなかっただろうな。

その後は……ひたすら寛末を思い続ける松岡と、恋人とは思えないけど友達でいたい寛末の関係がだらだら続く。この攻めの煮え切らない態度が「攻め氏ね」評価になってる模様。
受けに感情移入したらそうなるよな。。。

私はどっちに感情移入するわけでもなかったけど……どっちかというと寛末の方にしたのかな。
だから「寛末氏ね」とは思わなかった。イライラもそんなに……しなかった(・∀・;;)
松岡が振られて傷ついて、それでも忘れられなくて未練がましく寛末を思う気持ちもわかるし、
寛末が松岡を友達として失いたくない、けど恋人としては受け入れられない、ってのもわかる。
この平行な感情がどこで交差するのか、どう決着が付くのか、気になって気になってページをめくる手が早まった、そんな本だったよ。

受けも攻めも感情の動きが結構リアルに描かれていて、面白かった。
もっと読みてー!同人誌書いてないの?と思ったら、また小冊子かよ……(;´Д`)

COLD SLEEP [BL小説 木原音瀬]


COLD SLEEP (ビーボーイノベルズ)

COLD SLEEP (ビーボーイノベルズ)

  • 作者: 木原 音瀬
  • 出版社/メーカー: リブレ出版
  • 発売日: 2009/01
  • メディア: 単行本


木原音瀬 著。

高久透:目が覚めたら記憶喪失
藤島啓志:透の友達……だという

目が覚めたら病院のベッドの上で、透の頭の中は消しゴムで消したみたいに真っ白だった。自分の名前さえ覚えてない透の前にいたのは、友人だと言う6歳上の藤島だった。

どうして記憶喪失になったの?
藤島とはどういう関係なの?
記憶失う前は何してたの?

透が抱く疑問=不安がダイレクトにこっちにもきて、なんだなんだと先が気になって読み進んだ。一応疑問はある程度解けるんだけど、これって3話完結の1話目なので謎は未だ残ったまま……。
気になる!揃えてから読み始めればよかった!

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