SSブログ
BL小説 沙野風結子 ブログトップ
前の10件 | -

アカサギ~詐欺師と甘い鉄枷~ [BL小説 沙野風結子]


アカサギ (ラヴァーズ文庫)

アカサギ (ラヴァーズ文庫)

  • 作者: 沙野 風結子
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2014/05/24
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(槇圭人):結婚詐欺師
攻(恩田奏源):弁護士

結婚詐欺を繰り返していた槇は、ある日弁護士の恩田に捕まってしまう。依頼を受けた恩田は槇に示談を勧めてくる。槇は恩田を落とそうとするが、そう簡単にカモにできる男ではなく攻略に難儀する。そうこうするうちに関係を持った二人は……。


槇が結婚詐欺をする理由とカモにする男性の共通点。
恩田の背景。

子供と父親との確執という、内容的に心にくる重いテーマを扱っていて、
そこそこいい話かなあと思うんだけど。

読み終わってみれば貞操帯の印象しかない。。。

エロは沙野さんの見せ所だけど、今回は話とあまりかみ合ってない印象。
貞操帯で本筋が霞んでしまっていて、ちょっと残念。

nice!(0)  コメント(0) 

秘恋は咎に濡れ [BL小説 沙野風結子]


秘恋は咎に濡れ (ガッシュ文庫)

秘恋は咎に濡れ (ガッシュ文庫)

  • 作者: 沙野 風結子
  • 出版社/メーカー: 海王社
  • 発売日: 2013/06/28
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(真船椋一):議員秘書
攻(四堂匡鷹):衆議院議員

従兄である与党議員藤末彰良の政策秘書を務める椋一だが、実際は他の秘書と変わらない仕事をさせられ、それを四堂に揶揄されてしまう。さらに彰良の汚職ネタを握られ、その交渉に向かった椋一だったが四堂に身体を奪われてしまう。しかし優しい四堂に次第に心傾けてしまう椋一は……。


色んな意味で我慢を強いられる受けだ~!色っぽい。
従兄で上司である彰良と色々あって、現在進行形でもある、
そういう関係の上で四堂と始まる新しい関係だから、
この彰良の苦悩はもう少し書いて欲しかった。
最後あっさりと引いてしまうのが残念だよーーー!

最終的には甘くて良かった。
面白かった。

nice!(0)  コメント(0) 

重婚プロポーズ [BL小説 沙野風結子]


重婚プロポーズ (プラチナ文庫)

重婚プロポーズ (プラチナ文庫)

  • 作者: さの ふゆこ
  • 出版社/メーカー: プランタン出版
  • 発売日: 2014/02/13
  • メディア: 文庫


さのふゆこ 著。

受(水上智孝):高校教師
攻受(卯太):座敷童子
攻(桂):桂男

遺書により祖父が住んでいた一軒家を相続するかどうか悩んだ智孝はお試しでそこに住むことにしクローゼットの中にいた卯太に驚かされる。彼は自分を座敷童子だといい、さらに美貌の男・桂まで現れ、智孝は祖父が特殊な力を持ち、この屋敷を守っていたこと知る。力を継いでいる智孝は祖父の仕事までも継ぐか決断を迫られるが……。


トンチキっぽいな(・∀・)ノ
て買ってみたらトンチキまでいかない軽~いエロコメでした。

うーーーーーーーーーーーーーーん。
凄くつまらないわけではないけど微妙。。。

「シリアスじゃないエロを書きたかった」から平仮名名義にしたそう。
軽いエロコメとして読めばまあまあという気もするけど
沙野さんの持ち味が生きるのはこういうのではない……んじゃないかな……。

漂っている霊を収容するのも妖怪を退治するのも
妖怪である二人と結婚するしないの攻防も、そもそも結婚する理由も
なにもかもが軽くてさらーーーーっ。
頭使わないで読める……な、うん。

エロはなかなか良かった。
でもやっぱりさらーっとしてて勿体無いなあ!
なかなか良い3ぴーだったのに……。

(↓↓これから読むのを楽しみにしてる方は反転しない方がいいかも↓↓)

卯太を攻的なことしてくるけど実質受け。
最後のエチでは

 桂→智孝→卯太

になってウッヽ(゚∀゚)ノヒョオてなったけどあっさりしてて本当に勿体無いよ!!
あーーーーありそうで無いだけにヤッタネ!て感じだったのにああもうホント勿体無い。。。



nice!(0)  コメント(0) 

隠し神の輿入れ [BL小説 沙野風結子]


隠し神の輿入れ (ガッシュ文庫)

隠し神の輿入れ (ガッシュ文庫)

  • 作者: 沙野 風結子
  • 出版社/メーカー: 海王社
  • 発売日: 2013/10/28
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(七森依冶):大学生
攻(藍染):山の守り神

幼い頃神隠しにあった依冶は大学生の今になっても家族にも他人にも馴染めずこの世での異質を感じていた。ある日弱った猫を拾い連れて帰った次の朝、依冶は見たこともない男に圧し掛かられていた。藍染と名乗った男は、依冶を隠した山の守り神であった。共に過ごし始めた二人の間に異変が起こり始め……。


コレ面白かったヽ(゜∀゜)ノ
三歳の時に神隠しにあって一年向こうで過ごした依冶が、
帰って来てもこの世には馴染めず向こうに戻りたいとさえ思っていても果たせず、
その隠し神と再会して暮らし始めるんだけど……

だからといって二人がそう簡単に幸せになれるわけではなく。
二人が共にいられない理由が信仰や人の世の移り変わりなどなど民俗学も絡めていて
いやもうなんていうか依冶と藍染の関係凄くイイナ~萌えた!

信仰が途絶えたために禍つ神になったものたちとの対立や
猫耳と尻尾と鳥と獣まで無理なく入れてきて、いやあ……沙野さん凄いw
つか烏wwwwwwwww相変わらずその発想たるや凄い。

ざらざらエロも良いエロだったー!
大変満足(・∀・)ノ

nice!(0)  コメント(0) 

はなだま人魚 [BL小説 沙野風結子]


はなだま人魚 (花丸文庫BLACK サ 1-3)

はなだま人魚 (花丸文庫BLACK サ 1-3)

  • 作者: 沙野風結子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2013/09/20
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(帆高八尋):弟
攻(帆高正梧):兄

両親を早くに亡くし兄弟で暮らす二人。弟の八尋は小さい頃から身体が弱く、兄の正梧は学校を辞め宝石商に働きに出ていた。八尋の治療費のためにも宝石商の娘との縁談を承諾した正梧は、真珠の不作原因を探るべく常月島へ渡ることにする。そこは兄弟二人を産んだ母の故郷でもあった。兄の縁談に心痛める八尋は黙って正梧の後を追うが……。



蝶落~雲居の巫女~』『輝血様と巫女』と、
これまで沙野さんが花丸文庫BLACKで出してきたものと同じ路線で孤島因習モノ。

上の2作品も色々ぶっこんでて濃い作品だったけど、
今回も凄かった。いやー凄かった。人魚です、人魚(・∀・)ノ

時代は大正。
身体の弱い弟を助けるためにも縁談を進めて、
でも一方で兄弟の垣根を少しずつ越えていってしまうことに苦悩する兄。
弟はおにぃに触れて欲しくておにぃを渡したくなくて……

そんな兄弟モノにさらにぶっこまれる島の因習!
今回は神様出てきません。とにかく人魚。人魚です。人魚かー。人魚……



人魚かーーーーーーーーー!



なんかこう、沙野さんの繰り出してくる設定はたまに仰け反るほど驚かされるっていうか、
それが合わずにダメなときもあるけど、今回のコレ、私はOKでした。。。
圧倒されたw そして問われる想像力w

久しぶりに沙野さんの濃い話読んだなー!お腹いっぱいな読後。
色んな意味で濃かった。さらっとエログロなのも凄い。

面白かった…。

nice!(0)  コメント(0) 

上海散華 [BL小説 沙野風結子]


上海散華 (ラヴァーズ文庫GREED)

上海散華 (ラヴァーズ文庫GREED)

  • 作者: 沙野 風結子
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2008/10/25
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(花登晶羽):華族
攻(王炎爪):上海マフィア

母親譲りの美貌で「帝都の華珠」と称される花登侯爵家の嫡男晶羽だったが、その母が中国人と出奔し心中のような死を遂げたため、弟へと爵位が望まれるほど居づらい立場にあった。ある日、晶羽は帰り道に襲われ、炎爪に囚われ上海へと渡る。そこで待ち受けていたのは……。


華族のおひいさんはあちこちから狙われて大変です……!
いやほんとに( ^ω^ )

あれこれあって少しずつ成長し、攻めとの仲も発展していくわけで。
一番根っこの深い、家と父親との関係にもうちょっとページ欲しかったなあ。
最後の、
家から完全に根を抜かれ新たに炎爪に根を下ろす
て描写が良かっただけに。

nice!(0)  コメント(0) 

輝血様と巫女 [BL小説 沙野風結子]


輝血(かがち)様と巫女 (白泉社花丸文庫BLACK)

輝血(かがち)様と巫女 (白泉社花丸文庫BLACK)

  • 作者: 沙野 風結子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2008/07/18
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(夕野水哉):巫女
攻(逢重戎滋):輝血

姉の婚約者である戎滋への思いを断ち切るために島を出た水哉は、巫女となるしるしが下腹に現れ、婚約を解消し巫女となっていた姉の訃報を受け取る。島に帰り巫女となった水哉は、海神の依代である輝血様が戎滋と知り驚く。神事では輝血様である戎滋を悦ばせなければならず……。


小さな島の因習に満ちた神事。
海神に選ばれ神事を執り行うことになる二人の男。
そんな因習を壊そうとする男と、二人でいるために壊すことを躊躇う男…。

設定がかなり好み。
さらに剃毛・調教・触手・憑依とてんこもり。

二人が小さい頃ほおずきで遊ぶエピがあるんだけど、
このほおずき(鬼灯)がずっとキーワードとして話に組み込まれてて
最後はエチにまでちゃんと入っていていやあエロかった!

これ、出版年としてはこの後になる『蝶落~雲居の巫女~』と構成も内容もほぼ似ていて凄く混同する。
けどこっちの神様の方が好きかな。優しいw
輝血と巫女の成り立ちから人選の理由までも背徳的でイイ!


面白かった(・∀・)ノ

nice!(0)  コメント(0) 

蝶落 ~雲居の巫女~ [BL小説 沙野風結子]


蝶落―雲居の巫女 (白泉社花丸文庫BLACK)

蝶落―雲居の巫女 (白泉社花丸文庫BLACK)

  • 作者: 沙野 風結子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2009/11/20
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(織谷笙):巫女
攻(坂守蒼冶):笙の幼なじみ

孤島で巫女をしている笙は、神事の際に性的な奉仕を受けることで予見を得ていた。巫女になってから多くの男たちに嬲られ続けてきた笙を支えていたのは、宮司でもある弟の悟だった。ある日、笙の幼なじみである蒼冶が帰島し神事に参加することになった。変わり果てた姿の自分を蒼冶に見られ笙は……。


孤島。妖しい神事。雲居の神。蜘蛛。
設定的にも陰鬱な雰囲気の中さらに
神事という名の、名もなき男たちからのりんかん。
触手。弟との交わり。

とにかく盛りだくさん。とにかく詰め込んである。
それを変に感じさせない書ききった感はさすがで面白かった。
けど……
んーーー???結局最後は何も解決してない???


そこがちょっと気になった。

nice!(0)  コメント(0) 

花陰の囚人たち [BL小説 沙野風結子]


花陰の囚人たち (ダリア文庫)

花陰の囚人たち (ダリア文庫)

  • 作者: 沙野 風結子
  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2009/04/13
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(亜南斎):刑事
攻(鷹羽征一):刑事

亜南は来日する上海マフィアの通訳として潜入捜査を遂行するよう鷹羽から依頼される。憧れでもある鷹羽からの要請に亜南は耿零飛の懐に潜り込む。しかし刑事であることを暴かれ囚われてしまった亜南は、同じ様に囚われた鷹羽と皆の前で抱き合うよう耿に強要され……。


スピンオフだけど、『花の堕ちる夜』→本作と読んだ方が面白い。
前作の攻めに公開プレイを強要されて何度も強要されて……
そしてくっつく本作カプ。

『花の堕ちる夜』のカプ(というか攻め)が悪役に。
……だけどあとがきに、零飛は悪のキューピッドですとあって笑ったwww

子供の使い方も上手かった。
前作含めて楽しめた。面白かった(・∀・)ノ

nice!(0)  コメント(0) 

花の堕ちる夜 [BL小説 沙野風結子]


花の堕ちる夜 (ダリア文庫)

花の堕ちる夜 (ダリア文庫)

  • 作者: 沙野 風結子
  • 出版社/メーカー: フロンティアワークス
  • 発売日: 2009/03/13
  • メディア: 文庫


沙野風結子 著。

受(義蒼):武術指導者
攻(耿零飛):上海マフィア幹部

妹をマフィアに殺された蒼は復讐のため乗り込んだが返り討ちにあい、逃げたところを反対勢力である零飛に拾われる。利害が一致すると蒼の復讐を手助けするという零飛に蒼は愛人となることを強いられる。秘書として零飛に付き従う蒼は、零飛が愛人に飽きるという三ヶ月の間に復讐を遂げなければと焦るが……。


手助けする代償に身体を。
という割り切った関係から……という割とテンプレではあるけれど
二人の関係がなかなかいい。

受けの蒼も武術の心得があって強い男。
妹を殺されたことに復讐を誓う心も強い。
そんな男が反感を持ちながら少しずつ零飛に惹かれていってしまう様子とか、
始まりは単なる愛人としか思っていない蒼を愛するまでになる零飛の心の動きとか、
甘い。甘いではないか……!

良かった(・∀・)ノ

nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | - BL小説 沙野風結子 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。