恋情の雨音 [BL小説 水原とほる]
水原とほる 著。
受(霧野貴文):薬剤師
攻(大瀧):刑事
田舎で暮らす貴文はある特殊能力を使い、刑事である大瀧を助けていた。いつしか身体を許す関係となっていたが、その大瀧が事件に巻き込まれ……。
うーん……
話の筋は通っている。おかしくもない。
けれど凄くバラバラに感じる。
色々と事は起こる。
けどそのどれもが微妙な繋がりのみで交じり合ってはおらず、
だからそれぞれ独立したエピソードという感じがしてしまう。
貴文をしつこいほど心配する後輩や、早死にしている両親など
あちこちに伏線のようなものを張っていながら何も伏線じゃない。
大瀧が事件に巻き込まれるのも貴文たちとは全く関係がないし、
特殊能力に至っては話の流れから血脈のようなものが関係しているのかと思いきや
夢魔の仕業って。触手書きたかっただけなのかな?て感じしかしない。
2015-05-31 21:34
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