色彩の檻 [BL小説 その他]
西野花 著。
受(千代田夏貴):画家
攻(霧島聖司):画廊社長
攻(千代田敦之):日本画家
駆け出しの画家である夏貴は日本画家の大家である父親と暮らしていた。母親を亡くした時から父親の執着が始まり、以来世間から隔絶したように生きてきた夏貴の前に、父親から離れるよう促してくれる霧島が現れ……。
実父の歪んだ愛情で籠の鳥になっていた受けを引き出してくれる男現る……
という内容はありがちだけどBLならではの面白さが出せる題材なのに
どうしてここまであっさり風味に仕上げられるのか。
息子を実際抱いてて執拗に抱いてて、
かっさらう男が来たら見せつけて3Pに持っていって……
そんなお父さんだったのに男と出て行った息子追うわけでもなく嫌がらせするわけでもなく、
どうするのかと思っていたらあっさり病気で死んじゃった。
( ゚д゚)ポカーン
3P終わったら用無しですか。。。
西野さんはエロを書きたいんだなーってのは毎回伝わってくる。
でもシチュエーションというか話全体に面白さがなけりゃエロだって面白くない。
SSじゃない、一冊の小説読んでいるんだから。
別に資料ひっくり返して調べろというレベルの話ではなく、
人物に深みを出すだけでもいいのに、そうしたらエロもエロくなるんじゃないかしら。
2015-05-31 22:41
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