制服の王子様 After Happyend 学ランのオウジサマ・倉澤景(18) [乙女&ドラマCD&他]
制服の王子様 After Happyend 学ランのオウジサマ・倉澤景(18)
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: インディーズレーベル
- 発売日: 2014/12/17
- メディア: CD
倉澤景:立花慎之介
アプリ未聴。
倉澤景は大学入学3か月目。
「私」とは従弟の関係で、幼い頃から仲良く、
「私」のことをずっと好きで最近やっと恋人同士になった間柄。
恋人になったとはいえ、まだ遠慮が先にきてしまい、それ故にすれ違いが起こってしまって……。
そんな感じで、恋人同士ではあるけれどまだなり立てで、
恋人同士というよりは幼なじみの延長線上にある二人。
姉弟のようでもあり、友人のようでもあり、気心は知れてるけど恋人としてはぎこちない。
そこから一揉めあって、やっと恋人らしい関係になって。
ほんわかした関係からジレジレしてやっといちゃつく展開は良かった。
ただ、シナリオはもうちょっと頑張って欲しかった。
所々で「ん???」と思わず首を傾げてしまう=現実に戻ってしまう場面がある。
例えば……
制服ということでまず薬学部に入った景の白衣姿が出てくるんだけど、
入学3か月目で白衣着るほど研究室配属にいきなりなるのだろうか?……とか。
すれ違った二人が和解する場面の導入で、
雷嫌いな「私」がそんな天候の中高校の制服着て登場する……とか。
彼女が制服着てくるところはあれ必要だったのかな?
制服に欲情してという展開に持っていきたいのもわかるけど、それまでの展開からも不自然。
それなら雨に濡れた服を脱ぐ→目についた学ランを羽織る(=彼シャツ)で良かったんではないかな。
あと、すでに恋人同士な割には、告白以前のようなやり取りがあるのも気になった。
年下・制服・雷などなど小さなエピをあれこれ詰め込めてあるのだけれど、
それが絡んでいるようで微妙に絡んでいない。
突然に出てくるエピも多くて、無理矢理入れましたって感じてしまう。。。
そういう風にあちこちで展開に不自然さを感じ、それは小さなことではあるけれど
現実に引き戻されてしまう=物語に集中できないのが残念すぎた。
立花さんのトーンは低音。
大人になりきれていない、気持ちは大人でも行動は未だ子供な、
それ故のジレンマを上手く演じていて、
ダミーヘッドでの声も凄く近くて、甘いところはとても甘い声を出してくれている。
だからこそ!シナリオはもうちょっと頑張って欲しかった!
聞き返しも多いしね……。
いちゃいちゃは初めて結ばれるその導入部で終わるものの、
かなり色っぽく演じてくれているのでかなり……えろい、です。
全体的には甘くて悪くなかった。
シナリオに不自然さを感じなければ満点なくらいには好き。
それだけに惜しい……!
タグ:立花慎之介
2015-01-03 19:24
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