君と濡れる [BL小説 夜光花]
夜光花 著。
受(一条祐樹):不動産屋勤務
攻(雨川太智):映画監督
不動産屋に努める祐樹のもとに、大学時代の先輩で映画監督の太智が現れる。太智は次に撮る映画の為に事故物件を借りたいと言い出し、幽霊が出ると有名な部屋に住み始めてしまう。未だに太智を好きな祐樹は怪奇現象が起きる部屋に平然と寝泊りする太智に引っ越しを勧めたいが、しかし太智にはそれ以上に不可解な行動が見られ……。
ホラー要素あるものの、割とそこは笑いで流せる。
それよりも太智が事故物件にこだわる理由がちょっと重く、
全体的に軽めにしたいのか重めにしたいのかどっちつかずで終わってしまった。
重すぎるわけではないし、そこも含めて面白かった。
ただ、一見攻めが酷いようで、受けも相当に攻めに対して酷いという夜光さん特有の受けなので、
軽めでも良かったかなあと思わなくもない。
ほんとにどうでもいいけど、最後に祐樹が駆け込んだ寺が、
不浄の親父様だったら面白いなとちょっと思ったw
イラスト、構図もデッサンも綺麗だけど、雰囲気が固く、エロい場面もエロく感じない……。
残念だった。
2014-11-09 12:49
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