溺れる戀 [BL小説 高遠琉加]
高遠琉加 著。
受(成實祥彦):成實銀行勤務
攻(伊藤龍次):大学時代の同窓生
財産家で銀行を経営する成實家三男の祥彦は、欧州へと向かう豪華貨客船青洋丸に乗船していた。傾き始めている成實銀行を救うため、見合いをすることが目的だった。だがその船上で、祥彦は大学時代同窓だった伊藤の姿を認める。自分の中に痛みを残した男の存在に祥彦は……。
自分が結婚しなければ成實銀行は倒産する、という状況の中、過去いわくのあった男と再会(・∀・)
船という密閉された空間での駆け引きがドキドキする……!
しかも事件が起こって、犯人は伊藤なのでは?と疑った祥彦は、寄港地で伊藤の姿を見出して……
追いかけたいけど追いかけてしまったら船が出港してしまう、というまたまたハラハラする展開で、
船という舞台が生かされてるなぁと思った。
大正時代の話。
静かに静かに進んでい中に激しい情念が見え隠れしている――そんな話だった。
時代の雰囲気とも合っていて、面白かった(・∀・)ノ
2010-10-30 00:18
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