発情 [BL小説 岩本薫]
- 作者: 岩本 薫
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
岩本薫 著。
受（立花侑希）：高校教師
攻（神宮寺峻王）：高校生
問題児である神宮寺を登校させるようにと無理難題を押し付けられた侑希は家庭訪問をするが、そこで発情した神宮寺に無理矢理抱かれてしまう。訳の分からぬまま、神宮寺の欲求のはけ口にされているような状況に、侑希は咄嗟のことで彼を刺してしまう。そのことで神宮司の秘密を知ってしまった侑希は……。
ほうほう。生徒×教師モノか(・∀・)ﾆﾔﾆﾔ
ん？攻めのおうちは８９３とな(´∀｀)ﾂﾒｺﾑﾈｰ
んん？？攻め…
Σ(゜Д゜)
人 狼 とか……(;´Д｀)ﾂﾒｺﾐｽｷﾞﾃﾞﾂﾖ
あんまりネタバレも読んだ時つまらないと思うので反転ｗ
そんな感じでネタいぱーい詰ま（り杉）ってる作品。
案の定、「東刃会と抗争になるかもしれないから気をつけろ」ネタはどこかに霧散しとったー(;゜∀゜)ノ
一番最後のネタが一番この話に関わってるかな。
このネタ……じゃなくて秘密は神宮寺一族の【秘密】なので、ある条件を満たした者以外が知ると
殺 さ れ る
青ざめる侑希。
だから誰にも言うなと口止めされるものの、結局、一族にバレてしまい……。
一族に拘束された侑希を攻めが救いに来たものの、みつかってしまい兄弟で争う姿を見て
もう俺が死ぬしかない！(;＠Д＠)ノ
とヒラリと屋上から飛び降りた受けには、正直苦笑い。。。
さっきまで「俺は軽度の高所恐怖症なんだー！」と大騒ぎしてたの誰だよ。。。
ある意味、面白かったな(･∀･)ノ
獣のように発情しまくりの攻めが、侑希を選んだのもうやむやだったなー。
テンプレとは言え面白いネタが詰まってるのに、
最後まで面白さを昇華（消化？）できないのが岩本さんらしいというか。。。
でも不思議と飽きずに読んじゃったりする岩本作品ｗ
霧散した８９３ネタといい、兄か父でシリーズ化してそうだな……
と思ったらやっぱりあった。兄編。
- 作者: 岩本 薫
- 出版社/メーカー: リブレ出版
- 発売日: 2010/03
- メディア: 単行本
騎士と野獣 [BL小説 岩本薫]
- ショップ: 中央書店コミコミスタジオ
- 価格: 997 円
岩本薫 著。
受（水嶋真海）：長男。フランス化粧品メーカー日本支社勤務
攻（水嶋奎吾）：次男。兄と同じ会社に勤務
攻（水嶋大雅）：三男。大学生でモデル
当て馬（クロード）：金髪碧眼なフランス人。ヘアメイクアーティスト
母親を早くに亡くし、父親は単身赴任。兄弟三人で暮らす中、真海は弟二人の面倒を一手に引き受けていた。真海の勤める会社では新たな化粧品を売り出すため、有名ヘアメイクアーティストを招聘するも、売り上げがかんばしくない。再度、日本人モデルで広告を撮り直すことを提案する真海だが、上層部にも弟である奎吾にも反対され……。
岩本さんなので奇抜な展開はナシヽ(´ー`)ノ
攻めな弟二人が題名どおり正反対なタイプで大変良い。
次男はストイックで三男は文字通り野獣タイプ。いいねいいねー。
そんな二人にこっそり愛されちゃってる兄は寂しさをひっそり抱えてるがんばり屋さん。
仲良く兄弟の均衡を保っていた三人の前に、おフランスから金髪碧眼の当て馬ｷﾀ━━(゜∀゜)━━!!
非常にわかりやすい展開ｗ
３（自重）なシーンもあるけど、三人 + 当て馬一人は多すぎた？書ききれてないと思う。
当て馬はともかく、三男はもったいな杉。いいキャラなのに。。。
もっと活躍させて欲しかったなー。
最後はにーちゃんの心の動きがちと変（というか唐突に感じる）と思いつつも、おおむね満足。
書き下ろしも甘甘で良かった。
次男は本当に小西さんにやって欲しなー！
「愛してる……愛してる……愛してる……」とささやいて欲しい(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
三男は安元さんで(･∀･)ノ
……いやCD化の予定なんてないですがｗ
独裁者の恋 [BL小説 岩本薫]
- 作者: 岩本 薫
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/06/01
- メディア: 文庫
岩本薫 著。
受（水瀬祐）：身寄りの無い貧乏苦学生
攻（サイモン・ロイド）：英国名門一族の当主
祐は映画関係の仕事に就くことを夢見ていたが、紹介で世界的に有名な映画監督の孫であるサイモン・ロイドの通訳をすることになった。慣れない仕事の上、横暴な態度のサイモンに祐は……。
第一印象、嫌な奴！から始まる王道☆年の差ラブストーリー。
めちゃ王道……なのに、かなりツボった。甘甘さが……(;´Д｀)ﾊｧﾊｧ
萌え萌えしながら読んだわー。
スーツを着慣れない受けに、攻めがネクタイを結び直すお約束シーンがあるんだけど、
「結び方を教える」ので、鏡の前で攻めが受けを後ろから抱くようにしてネクタイを結んであげるんだよ。
このシチュは(・∀・)ｲｲ!!
蓮川さんにこの場面をイラストにして欲しかったよー。
ちょっと前の「ちゃんと結べてない」ってネクタイを引っ張るトコがイラストになってるんだよね。。。
残念～・゜・(ノД`)・゜・
（2009.2.15 読了）
この攻めはロッセリーニ次男編で、次男（エドゥ）と恋人（成宮）のすれ違いを助長する役（←本人に悪気はない）で出てる。CDの感想になるけど、コチラ → ロッセリーニの息子 捕獲者
そして……
ｷﾀ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
ドラマCD 独裁者の恋 2009年11月26日発売 ！！
ロッセリーニでサイモンに小西さん当てたんだから、きっと来るハズ！と待っていたー(･∀･)ノ
そしてキャストも王道キターｗｗｗ
水瀬祐：福山潤
サイモン・ロイド：小西克幸
クリス・シン・ナーグラ：野島裕史
成宮礼人：野島健児
小西 × 福山……ｗ
一体何作目……？(゜∀゜)ｱﾋｬ
楽しみだなー。礼人の出番も多いといいな～ｗ
征服者の恋 [BL小説 岩本薫]
- 作者: 岩本 薫
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/11/29
- メディア: 文庫
岩本薫 著。
受（柏樹尚史）：建築会社社長
攻（塚原新也）：世界的に有名な設計家
父親の死去に伴い、それまでの仕事をやめ畑違いの会社社長に収まる尚史。父親と親交のあった塚原からの依頼を嫌々ながらに受けると、「仕事をおざなりにやってる」と叱責されてしまう。さらに男と修羅場ってるとこを塚原に目撃されてしまい……。
自分を一段階上の高みに引き上げてくれる彼氏現る、という少女漫画の王道みたいな話だった。
もうひとつ収録されている話は、恋人になってからの後日談。
当て馬登場でのすったもんだでした。
なんつーか、こう、岩本さんは王道中の王道、ど真ん中！でくるよねぇヽ(´ー`)ノ
安心して読めるといえばそうなんだが……。
これってロッセリーニ番外編としてるんだけど、別にそうする必要ないよーな……？
（2009.1.12 読了）
不遜で野蛮 [BL小説 岩本薫]
- 作者: 岩本 薫
- 出版社/メーカー: ビブロス
- 発売日: 2006/01/17
- メディア: 新書
岩本薫 著。
二人とも警察官で同期なんだけど、
受（上條玲司）：本庁キャリア。エリート一直線
攻（織田冬輝）：警察学校主席で卒業するも、上司を殴りかつゲイであることを公にしたため上から睨まれる存在に。昇進試験も受けないのでヒラ刑事。
幹部が犯したミスを内々に処理するため、上條は５年前気まずい別れ方をしたきりの織田に、相棒となり捜査に協力するよう頭を下げる。犯人が接触するであろう参考人の隣に部屋を借り、ゲイカップルを装い張り込むことに……。
ボロくて狭いアパート。大の男二人が暮らすには狭すぎる密室のような空間。
隣の参考人を煽るという大義名分で攻めてくる織田……！もち壁は薄いw
上條はエリートらしくツンなんだけど、織田がしかけるとすぐ蕩けちゃうんだよ。
そのギャップに攻めもビックリだったが、読んでる側としても面白かった。素直すぎるw
織田も「セクハラ程度にいじめてやれ」くらいに思ってたのが、上條の思わぬ反応にどんどんのめりこんじゃう。上條、面白いヨ。
ホントに新婚生活みたいな濃すぎる３日間。『張り込みエチ』おいしかったデス。
５年前の見解の相違とか、キャラ二人の性格がよく書き込まれてた。
面白かったー。満足。
これって熱情シリーズとして既刊があと２冊あるんだけど、読みたいな。みつかるかな。
