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小説家は懺悔する [BL小説 菱沢九月]


小説家は懺悔する (キャラ文庫)

小説家は懺悔する (キャラ文庫)

  • 作者: 菱沢 九月
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2005/03/26
  • メディア: 文庫


菱沢九月 著。

受(松永律):プー状態からハウスキーパーに
攻(佐々原脩司):小説家

男に振られ茫然自失だった律は、友人の紹介でベストセラー作家である佐々原のハウスキーパーとして働くことになった。しかし佐々原は非常に扱いにくい人物だった。その佐々原に抱かれ、少しずつ彼を好きになってしまう律だったが……。


これは先にCDを聞いてしまってる。……CDの感想書いてなかった(;´Д`)
CDでも内容伝わったけど、コレ読んだらさらに細かい雰囲気が伝わってきた。
好きになりすぎて不安になる律と、
小説家だけど言葉にするのは不器用な佐々原が、
じっくりと書かれていたので、とうとう飛び出しちゃった律が戻ってきた時、「不安にさせた」と後悔してる佐々原は、ああホントに懺悔してるわ~ってカンジで甘くて良かった。

ただ、律は不安になりすぎじゃね?とちょっとイライラしたりもする。
重い過去の話を聞かせてくれたり、他人に見せる顔と自分に見せる顔が全く違う佐々原を見てるんだから、佐々原が自分に甘えてるってのを自覚しろ(;´Д`)
とか言いたくなる。。。
女優との一件も佐々原は終始否定してるし、女優からひっきりなしにかかってくる電話無視してあんなに濃厚に抱かれてるんだから、そんな不安になるなよ(;゜∀゜)ノ
とか思うんだよ。。。

まーそうじゃないと話がすすまない訳なんだがw
続編を読んだ時も思ったけど、律の性格や思考はまんま女子。
この話は男×女でもしっくりくるんだよなぁ……。つかそっちの方が良かったり……(;´Д`)

年下の彼氏 [BL小説 菱沢九月]


年下の彼氏 (キャラ文庫)

年下の彼氏 (キャラ文庫)

  • 作者: 菱沢 九月
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2008/05/23
  • メディア: 文庫


菱沢九月 著。

受(石田楓):塾講師
攻(鴻島涼平):大学生、バイト塾講師

楓はバイト学生の鴻島を密かに想っていた。鴻島が留学中に送ってくるメールは、肉親のない楓の心を和ませていた。その鴻島が帰国し、ある日彼に好きだを告白され信じられない思いの楓。幸せだと喜びを噛締める毎日の反面、楓はどうしてもその先にある終焉を考えてしまっていた……。


前半は、楓と鴻島が恋人になるまで、とにかくゆっくりじっくり進んでいく。
その気があるんだーという素振りから告白までもじっくり。
恋人になってからも、最後まで到達するのもじっくり。(初回から、最後まではいたしちゃわない二人なのだ!)
攻めの方が七つ年下なんだけど、かなり受けに優しいので、もう何この少女漫画的展開(;゜∀゜)ノ バンバンな甘~い描写が続いて、いい意味で本を投げたくなったお。
攻めはあらすじに大型犬とか書いてあったけど、そんなにワンコな感じはしなかった。頼もしい年下キャラだった。ただ、こんなに我慢のきくハタチなんているかな……とかは思ったけどw

最後までいっちゃうと、幸せ~だけでなく、

 いつかこの関係も終わりがくる

とか楓が考えちゃう性格なので、それでちょっとしたゴタゴタが起こる。
そういう気持ちも個人的には非常によくわかるが、客観的に見るとそれってどーよ……とか思うな。
ちょっと恋人である攻めが可哀相だ。。。
この辺は、やはり菱沢さんの書く受けはちと女の思考だよな、って思う。

特に大きな事件が勃発するわけでもなく、ほわーんとした雰囲気で進んでいく優しい話だった。

小説家は束縛する [BL小説 菱沢九月]





菱沢九月 著。


『小説家は懺悔する』の続編。
前作はCDで聞いていて、小説の方は未読。

前作の「その後」。
恋人である佐々原と同等でいたい、と思う律が外で働きたいと思い始める。

働きたいと思った店のオーナーが昔の男なんだけど、特に当て馬とまでもいかず、ただただ二人の甘い生活ストーリーだった。
この二人のやり取りは、男×男というより男×女っぽい。受けの性格とか思考がまんま女子ってかんじなんだよな。。。
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