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花は咲くか 5 [BL漫画 日高ショーコ]


【小冊子付】花は咲くか (5) 特装版 (バーズコミックス ルチルコレクション)

【小冊子付】花は咲くか (5) 特装版 (バーズコミックス ルチルコレクション)

  • 作者: 日高 ショーコ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2015/03/31
  • メディア: コミック


日高ショーコ 著。

桜井和明:広告代理店勤務
水川蓉一:大学生

蓉一がこぼした両親の話に、共に歩むことを決めた桜井は動く決心をする。蓉一も両親のことを乗り越えようとするが……。


花は咲くか』最終巻。
蓉一と桜井の一緒に歩んでいく姿には満足したものの、
この巻の一番重要事項であった両親への想いの脱却は
両親のことが十分に書き切れていなくて消化不良を感じる。

特に母親。
蓉介が惹かれる理由がわからないというか、
だから病気のことも含めて守ろうとしたものが良く伝わらない。

カリスマ性なんてない、ただの一人の男だったというのも含め、
水川家それに巻き込まれた人々の想いやあれこれが
私の中では整理つかなくて終わってしまって……
モヤモヤする。


あと最終ページの台詞抜け。
騒動は知っていたけど実際読んであまりの酷さにあんぐり。
しかも交換対象じゃないなんて。交換対象案件でしょ。。。
題名にも続く、物語全体を締める台詞。
短いからそのページ印刷すればいい、という問題じゃない。
作家にも失礼だし読者にも失礼だ。
ルチル編集部にはがっかり。

最終巻なのになんとなくスッキリとしない気持ちで残念。。。

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