黒衣の皇子に囚われて [BL小説 華藤えれな]
華藤えれな 著。
受(真山志弦):日本人学校音楽教師
攻(サディク):ファラージュ王国皇子
度重なるアクシデントでヴァイオリニストへの道を諦めた志弦は、ファラージュ王国で日本人学校教師をすることになる。志弦の音楽に惚れ仕事を斡旋したのは皇子であるサディクだった。しかしサディクは王位継承権を奪われ軟禁状態にある身の上だった。紳士的なサディクにいつしか惹かれていく志弦だったが、ファラージュでクーデターが起こり……。
皇子でありながら政治的に危うい身の上であるサディク。
クーデターによってそれまで紳士的だったサディクの雰囲気ががらっと変化し、
実は志弦も利用されているだけだったりとかとか……。
アラブモノらしい展開もありつつ、政治的に緊迫した状況もあって読み応えあった。
でも志弦の言動がたまにちぐはぐ感あって……。
サディクのために犠牲になる潔い決意を見せながら、いざとなったら拒絶したのにはビックリした。。。
あとクーデター起こり過ぎ。
親時代に1回、自分達の時に2回。
50年もないうちに3回も軍を巻き込む内乱に近いクーデター起こってたら
国民疲弊するどころの話じゃないっつーの。。。
ついそこ気になってしまったw
2013-06-03 21:10
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0