すべてタタリのせいです。 [BL小説 成宮ゆり]
成宮ゆり 著。
受(安西環):大学生
攻(長谷川史康):大学生
神社の境内でいたそうとしていた環ははずみで御神体を倒してしまう。それをその神社の神主で後輩でもある史康に見られ、さらに祟られると言われてしまう。その通りに勃たなくなってしまった環は史康に助けを求めるが、何故か史康の手ではイカされてしまう。そして祟りを祓うには神事において神となる史康をもてなさなければならないときいて……。
成宮さんっぽくない内容だなーと思いつつも帯の
タタリでタタない!?
にやられて買ってしまったw
高校時代の部活から縁のある二人。
無口後輩×下半身ユルめな先輩なカプだけどこの二人の関係が面白い。
先輩後輩で礼節もわきまえてるけどどこか対等。
あれこれ言い合う二人だけど、遠慮ない風でも折れるとこも知ってる(←特に受けが)のやり取りで
昔からお互いを知ってるお互いの信頼があるからってのが垣間見えてイイ。
そんな二人の均衡が「タタリ」をキーワードとして崩れていくわけで……
最後はもう、
攻め=神様か!その神様を怒らせるからタタられるんだよw
としか思えなくて、最後の言葉こそが攻めからのタタリという名の甘い縛りだと思ったw
なんだかんだで面白かった(・∀・)ノ
2013-03-21 21:05
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