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蜜家族 [BL小説 宮緒葵]


蜜家族

蜜家族

  • 作者: 宮緒 葵
  • 出版社/メーカー: プランタン出版
  • 発売日: 2012/12/12
  • メディア: 文庫


宮緒葵 著。

受(倉科暁生):高校生
攻(鴛海康将):高校生
攻(鴛海勝将):オシウミホールディングス会長

父の酒と暴力に耐えながら、生活のためにバイトに明け暮れ、さらに奨学金で学校に通い勉学に励んでいた暁生はひょんなことから康将と仲良くなる。金持ちで取り巻きも多い康将に興味もない暁生だったが、父親の暴力に打ちのめされて倒れていたのを助けてくれたのだ。鴛海家で出会った康将の父勝将にも優しくされ、家族の愛情に疎かった暁生は感激してしまう。しかし父親のように優しい愛情を示してくれていた勝将が雄の欲望を自分に向けてきて……。


※相当辛口。宮緒さんスキーの方は見ない方が賢明です。※


前回の本で作家買いやめる宣言をしときながら新刊買ってしまいました。
読み終わった今、何故前回そう決めた自分を裏切ったと後悔しきりでございます。
すみませんでした・・・


同級生の父親がね、かなりやらかしそーな雰囲気あったから面白そうだと思って。
実際、相当黒い人物でした。
暁生を最初に抱いたのも勝将。
暁生を快楽でグデングデンにしたのも勝将。
暁生をほぼ日常生活から切り離し籠の鳥にしたのも勝将。
思ったとおりオイシイ展開です。でもそれも始まって80ページあたりまで。

この本、約300ページあるんですが、80ページまでに勝将による暁生の調教が終わります。
パパミルクです。パパァ……!
グデングデンにされちゃった暁生は以後、おつむの弱い受けと成り果てます。
実父の暴力に耐えながら苦学生だったしっかり者の暁生はどこへ行っちゃったんでしょうか。
セックルしすぎるとバカになるって本当だったんでしょうか。

鴛海家に正式に養子となり、兄弟となった康将と残りページはほぼずっと3ぴーです。
あ、ところどころ3ぴーが入るってことじゃなくて、3ぴーの間にたいしたことないエピソードがちょろっと入るそんなかんじの、【ほぼずっと3ぴー】です。
ぱぱぁ!おにいちゃぁん!




( ゜ー゜)・・・・・・・・・・




まあもうここからは好みの話ですが。
やんでる話好きな自分でも宮緒さんのは本当に合わない。
メリハリがないと言えばいいんだろうか。最初から最後まで一本調子に病みっぱなしで疲れる。
今回はそれに加えてどのページ開いてもヤッてるような状態で、おつむの弱ってしまった受けのぱぁぱあ……!おにいちゃぁ……ん!をずっと読まされて気が狂うかと思った……色気も何もあったもんじゃない。
ヤッてればいいってもんじゃないよ!半分もいかないうちに胸焼けしたよ!
つまらないじゃなくて気持ち悪くて、ほんっとに途中で投げ出そうかと思った。



加減てもんを知ろうよ・・・
つか思い出してください(;´Д`)


買わなきゃよかったです。

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