眠れる森 [BL小説 華藤えれな]
華藤えれな 著。
受(真汐):男娼
攻(ジーク):マフィア
幼い頃に記憶を失い、十二歳の頃から男娼で生計を立ててる真汐は、ある日傷ついた男ジークを助ける。おつむが弱いと周りから罵られる真汐だったが、純粋な心持ちに打たれたジークは真汐を引き取り教育を授けひとり立ちさせようとする。ジークと過ごすうちに真汐は少しずつ色んなことを知っていく。そのことは真汐を返って苦しめた。ジークといることで人の温かさを知り、寂しさをも知ってしまった真汐はジークに酷いことを言われてしまい……。
(つД⊂)
真汐は無知だからこそ最悪の状況下でも生きていられたわけで。
ひとり立ちさせようとジークに知識を与えられるほどに、
あれこれ知ってしまう真汐がどんどん苦しくなっていく様が本当に可哀想で可哀想で……。
記憶を失ったあとも記憶を失う前も酷い人生を歩んでいる真汐。
かなりの薄幸受け。途中何度も心が痛んだ。。。
最後の最後、もうページ少ないよ?!てとこで
攻めが盛大に受けを疑う勘違いシーンはちょっと鼻白む。
だけどジークの下で働く使用人たちが一斉に真汐をかばって
あげくジークをひっぱたいたという描写には泣いた。
攻めしっかりしろ!www
ただただ可哀想だけで終わらず、健気で純粋で無垢な真汐かわいかった。
イラストもすごくあってたなー。
面白かったー。満足(・∀・)ノ
2012-11-23 22:34
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