FLESH&BLOOD(18) [BL小説 松岡なつき]
松岡なつき 著。
ウォルシンガムの息子の死によりジェフリーの審問は一時休廷し、そしてキットの身に危険が迫ることとなる。そして再開する審問を前に、ナイジェルは新たに決意を固めなければならなくなり……。
※ネタバレな感想なので嫌な方は回避願います。※
17巻で和哉のむくわれぬ想いに涙したが、
今回も強く想いながらも現時点では確実にむくわれない想いがそこここに……。
ただ今回の場合は一方通行のようでいて根底ではしっかり結び合っていて、
【信頼】というか、そういうものが感じられて胸が熱くなった。。。
あーしかし正直今巻でジェフリー解放されるかとおもーたのに(;´Д`)
そりゃナイジェル泣くっちゅーねん。
つか松岡さん、いつナイジェルをかっこよく書いてくれるん。。。
海斗の件で『フォースタス博士』が使われていた。
去年、蜷川幸雄演出・野村萬斎主演で上演されたマーロウの『ファウストの悲劇』。
見てて良かった~。っつても台詞は覚えてなかったけどw
そして……海斗が16世紀に帰って来た!
ナイジェルが聞いた、地中から立ち上がってくる若い男の声に……泣いた(´Д⊂ヽ
次巻はアルマダの戦い序章かな。
海戦はたっぷり1冊にまとめて欲しいなー。
刊行スペースあがったのはうれしいんだけどページ数が少ない。特に今回は薄すぎ・・・るorz
がっつり読ませてくださいよ、徳間さん。。。
2011-06-28 21:04
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