松前先生と美貌の作家 [BL小説 遠野春日]
遠野春日 著。
受(櫻井春之):大学院生兼作家
攻(松前千種):挿画家
元華族の家に生まれ甘やかされて傲慢に育った春之は、覆面作家というもう一つの顔を持っていた。負けず嫌いの気質ゆえ、松前千種について思ってもいない悪態をついてしまうが、後日その男こそ松前だったと知り春之は青冷める。ずっと自分の作品に挿画して欲しいと願っていたのにチャンスを潰してしまったことに、春之は挽回しようとするがその性格ゆえにことごとく失敗して……。
受けが高慢で不遜で自意識過剰で我が儘一杯のお坊ちゃん作家……
だけど何故か可愛い( ^ω^ )
性格が災いして攻めとしょっぱな対立、和解してもらうまでの過程での葛藤が
性格が性格だけに一筋縄ではいかなくて、ゆえに面白かった。
春之は、間違ってたり空回ってたりするんだけど、ちゃんと最後には自分で軌道修正してくるんだよね。
そこが憎めないというか。松前が頑な態度を解くのも納得。
さりげなくアドバイスする春之の兄さんカッコ(・∀・)イイ!!
甘やかされて育ってきた坊ちゃんは、甘やかしてくれる恋人をゲト!
うらやましいいいいいい(;゜∀゜)ノシ
レーターが木下けい子さんってことで、ちょっとしたお遊びが。
時代設定も同じ、由利先生シリーズの六車君が登場してる。
つか他の本の登場人物にまであわあわさせられる六車君……気の毒な奴w
面白かった!
満足(・∀・)ノ
2011-04-18 22:03
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