観賞用愛人 [BL小説 高遠琉加]
高遠琉加 著。
受(加藤瑛):大学生
攻(音無悠一):大学助教授
目覚めると瑛は足枷を付けられ監禁されていた。瑛を監禁した男、悠一と白銀の世界に残されたような一軒家で過ごす日々。自分に欲望を向けるでもない悠一に、監禁の目的がわからず混乱する瑛は……。
監禁だけどBL的監禁モノを期待しない方がいい。
実際足枷付けられてるけど、どっちかというと精神的監禁な気がした。
静かで表情を変えない、何を考えているか一切わからない悠一。
この悠一の過去が徐々にわかってくる後半から面白くなってきた。
監禁されているのはどちらなのか。
悠一の執着は静かな狂気を孕んでいてゾクゾクした。
2011-06-16 00:27
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0