楽園は何処にもない [BL小説 華藤えれな]
華藤えれな 著。
受(支倉航一):警察官
攻(ディオ・セバスティアーノ・カステリーニ):シチリアマフィア
マフィアに両親を殺害された航一は、手を下したディオに連れられ情人となる。復讐を誓う航一はディオを殺害すると宣言するが、ディオは返ってそれを楽しんだ。多くの者に命を狙われるディオは、双子の弟・異母弟にも狙われ、彼らは航一に近づいてくる。復讐の機会をうかがいながらもディオに抱かれ続ける航一は……。
両親日本人だけど航一自身はイタリア国籍。
シチリアで末端な警察官やってて、家族とのささやかな幸せを願ってる一市民だったのに、ある日いきなり周囲が一変、両親を殺害した男の情人になってしまう。
復讐を誓いながら殺そうと思っている男に抱かれ続ける……
そんなお話だよ(・∀・)ノ
攻めがマフィアなので色んな奴に命狙われてて、そいつらが航一に近づいて甘言したり……
攻めの兄弟(双子の弟、異母弟)も絡んで、誰が味方で誰が敵なのか混乱し、さらに自分自身さえディオをどうしたかったのかわからなくなってくる航一がなかなか良かったなー。
これは『この聖なる束縛に』と世界観が繋がっていて、ディオの異母弟が聖なる~の攻め。
世界が繋がってるという程度で、話は独立してるので読んでなくても支障はないとオモ。
読んでいると知ってる人物が出てくるので28(・∀・)28できる程度。
なにげにディオの双子の弟が気になる……。
結局いい人だったのか悪い人だったのか。
ディオ自身も実際問題どう思ってるのかも良く掴めなかった。
2010-11-14 00:28
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