義父-梅花日記 [BL小説 丸木文華]
丸木文華 著。
受(紀田徹雄):清一の養子
攻(紀田清一):紀田財閥総帥
幼少時に両親を亡くした徹雄は清一に引き取られ、紀田財閥の後継者として育てられていた。自分の意思に関係なく決められた道筋に疑問を抱いた徹雄は画家になりたいと告げる。だがその言葉に清一は激怒し、後継ぎ以外のお前は要らんとさえ言われてしまう。その言葉にひどく傷ついた徹雄は……。
ちょっと気になってて……。
でも折檻とかちょっと地雷かも……と思って。 ←あんまり激しいのは無理なの(゜ー゜)コレデモ…
でもでも気になり度が勝って読んでみた!
結果、面白かったよーヽ(゜∀゜)ノ
折檻云々も想像したほどでは無かったし(←どんな想像だ)、
「あひぃ!」もダメかもと思ったんだけど(笑)、そんなに多用してなくて大丈夫だった。
擬音もすごいけど、嫌になるほどでもナイ。
えーっと。だいぶ感覚麻痺してるか……な……(゜ー゜)
ま、いっか。
なんていうか、表現として男性向けに近いものを想像してたけどそこまでではなかったし、話にちゃんと【愛】があったので、そこが良かったよ。
しかもその【愛】がそこはかとなくブラックというか……ドロドロしてて……イイw
清一34歳、徹雄17歳。
自分に初めて反抗した徹雄に清一はそれはもう激怒して、その後いろいろあって(媚薬云々・笑)、失望させた罰として徹雄を犯す。
「十七歳の誕生日を前にして、徹雄の身分は、紀田家の跡取りから、娼婦へと転落したのだった。」
のくだり、スゲーヽ(゜∀゜)ノ イイ!!
一気に転落したな!
もうその後は毎晩毎晩ですよ。なんせ「三十四歳の男盛りの清一」ですから(´▽`)ノ
少年娼婦と成り果て籠の鳥になってしまった徹雄。
別邸に軟禁状態で女モノの着物着せられるは、芸妓の格好させられるわ、あげく縛られてモニョモニョ……。
だけど……病んでいくのは清一だったりするw
のめりこんじゃうんだよー徹雄に。
どんどんのめりこんで、徹雄に対する執着がどんどんどんどん病みまく……イイw
あげく
日中は仕事で駆け回り夜は情事に耽ることに一生懸命なお父さんは、睡眠不足で過労に陥り、抵抗力が弱まったところに肺炎となり死にそうな目に遭う。
お父さんwww。・゚・(ノ∀`)・゚・。
ちとウケタが、そんなドロドロ執着攻めは好きだったりするw
そして天然淫乱気質な受けも好きなので、このカップル良かったわーヽ(゜∀゜)ノ
設定が明治時代ってのも良かったな。
ドロドロ感が全体に漂ってたー。時代的なものってあるから!
濃かった濃かった面白かった満足(・∀・)ノ
丸木作品ってこういう暗さがあるっぽいからちょっと追いかけてみっかなw
あ。イラストも著者本人なんだ。
タグ:丸木文華
2010-09-25 21:32
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