オガクズで愛が満ちる [BL小説 夜光花]
夜光花 著。
受(三沢玲人):喫茶店マスター
攻(鳥羽秀一):大学生
人を愛するどころか感情もないと思っている玲人だったが、何かと世話を焼いてくるバイトの鳥羽だけにはどこか心を許していた。ある日、酔った勢いで鳥羽に抱かれてしまった玲人だったが、そのことである事件の記憶が玲人の中に蘇り……。
人に好意を寄せられると無性に腹が立ちキレてさえしまう受け。
妹に起きた事件――としてしまうほど玲人の受けた傷は深くて、八年経ってもちっとも塞がってなくて、さらに拡げるような事件さえ起こってきて……本当に痛々しかった。。。(´Д⊂ヽ
だから鳥羽君の一途な想いと暗闇に堕ちていこうとする玲人を必死に食い止めようとする彼自身の明るさは、読んでるこっちにも救いだったよ。
あとがきにもあったけど、ネガティブな玲人・ポジティブな鳥羽て構図がしっくりきた。
玲人には鳥羽君じゃなきゃダメなんだ!……みたいなのが読み終わったときにあったよー。
最後の水名瀬さんの挿絵、かわいー。
読後に見るとまさにピッタリな絵でジーンときた(・∀・)ノ
2010-03-21 01:03
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