SSブログ

好きで好きで好きで [BL小説 高遠琉加]


好きで好きで好きで (角川ルビー文庫)

好きで好きで好きで (角川ルビー文庫)

  • 作者: 高遠 琉加
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/02/01
  • メディア: 文庫


高遠琉加 著。

受(三浦郁彦):花屋店員
攻(堂島慎一):会社員

花屋でバイトを始めた三浦は、高校の同級生だった堂島と再会する。昔、好きだと言って拒否された相手との再会に三浦は動揺する。しかも堂島は花屋の娘の恋人だった。再会して、未だに彼を好きなことに気づいた三浦は、その想いを捨てきることができない。しかし堂島の出した答えは……。


おおお。すごいコレ。
誰もが通ってきたよーな片思いの辛さをココまで表現するとは。
しかも男でw

堂島を好きになった特別な理由なんてない
とか、
堂島を好きで好きでたまらない
とか、
堂島と自分の間にある膜を切り裂きたい
とか、

とにかく三浦が堂島に抱く片思いが、もうほんっとに少女漫画!
けど、これもう受けは女でいいじゃん!とはならずに、三浦はちゃんと【男】だったよ。。。すごいー。

いやぁ、せつなかった!
前半は受け視点なので切なさ120%。
中盤で「え?!そんなことしちゃダメ(;゜Д゜)ノ 」てな展開があるんだが、
案の定その後は……・゜・(ノД`)・゜・

なんか、攻めが王子様ちっくなんだよ。
恋人(女性)に対する動作とかもさ。
でも中盤のその行動に「(((( ;゜Д゜)))???」とか思ったんだ。
後半が攻め視点になるんだけど、そこでやっと、この攻めにも欠陥アリ(←ひどっ…)てことがわかる。
この欠陥部分が、恋人との関係やら三浦の関係の展開に、大いに説得力があった。
上手いな、高遠さん。。。

しかし、堂島が三浦に対して

 傷つけて、泣かせて、それから――優しくしたい

そんな感情に、(≧∀≦)イヤーッ と激しく身悶えてしまった自分……自重。
欠陥アリってわかった方がぐっと人間臭くなって攻めの魅力が増したなー。


面白かった。イイ萌えが詰まっていた。
満足(・∀・)ノ

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

闇の花烙印の夜に逢う ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。