貴族は王の褥で愛を知る [BL小説 遠野春日]
遠野春日 著。
受(ルカイア):サファドの側近
攻(サファド):バヤディカ王国国王
アシフ皇太子との一件でサファドに愛されていると一度でも信じてしまったルカイアは激しく後悔していた。あれはアシフへの対抗心に煽られた、衝動的な感情の動きだったのだ。現にサファドはルカイア以外にも褥をともにする愛人が多くいた。ルカイアはサファドから逃げるように、病床の祖父を見舞うことを口実にバヤディカをあとにしたのだが……。
熱砂シリーズ。
『貴族と熱砂の薔薇』のリンク作。
アシフとの一件でサファドと蜜月を過ごして、
大勢の愛人のうちの一人じゃなくって特別な存在なのかも・゜・・゜・(゜∀゜)・゜・・゜・
とか思ったがそれも1ヶ月半で終わり、サファドが新しい小姓といちゃいちゃしてるとこを見て愕然とするルカイア。
……つかサファドwww
ハーレムの女ならともかく(サファドは女の愛人もたくさん抱えてる)、他の男と関係を持つのは耐え難い……!
そんなこんなでルカイアはヨーロッパに高飛びしちゃうんですが、もちろん王様は身分を隠して追ってきますw
サファドがたった1ヵ月半で他の男に手を出してた傲慢ぶりと、サファドにとって自分が一番じゃないんだ……!とショックを受けるルカイアの対比が凄く良かったので、サファドの傲慢君主っぷりがもう少し強く出てると良かったなー。ちょっと早いんだよね、「俺にとってはおまえ(=ルカイア)が一番だー!」ってデレるのが。
もうちょっとルカイアを振り回して欲しかったわw
2009-10-14 22:29
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