たとえ背徳の罠に堕ちても [BL小説 いとう由貴]
いとう由貴 著。
受(エドワード・フィッツウォルター):貴族子弟
攻(クライヴ・リンゼイ):奨学生
イギリス有数の全寮制私立学校。まもなく選抜される学校総代主の座は義兄のアルフレッドにこそ相応しいと考えるエドワードはある手紙を入手する。あて先はアルフレッド、送り主はその最大のライバルであるクライヴだった。手紙の内容を見て愕然とするエドワード。そこには男の恋人を持つアルフレッドを脅迫する内容がしたためられていた。呼び出し場所に赴いたエドワードはクライヴを詰るが、黙っている代わりに代償を払えと言われ……。
これは『たとえこの恋が罪であっても』『たとえ禁じられた恋であっても』に続く話なんだけど、前2作から読まなければ……と思いつつも、表紙の雰囲気がどーにも自分の好みにドンピシャっぽくて、我慢できなくてコレ先に買っちゃった。
結果は……
ドンピシャだったよー!・゜・(ノ∀`)・゜・
プライドずたずたにされて大嫌いな奴だったのにいつの間にか好きになっちゃってる、
ってやつだー(・∀・)ノ
こういうのは受けちゃんのプライドが高ければ高いほどイイ。高い高いよ、エドワード。
クライヴに抱かれるのは「アルフレッドを守るため」てのが、だんだん口実になっていく過程がいい。
しかも自分でそれを認識したときのエドワードが……・゜・(ノ∀`)・゜・カワユス!
つか、こんなに悩んでいるのに、当のアルフレッドに
「クライヴと付き合ってるんだろ?(・∀・)ニヤニヤ」
とか言われちゃうエドワードなんだぜorz
エドワードをズタズタに傷つけるクライヴも黒くって(・∀・)イイ!!
お互いちょっとした誤解から始まった関係なので、それを始めからたどって
どこで道を間違えたのか話合うシーンは泣けた……。
これは良かったー。
前2作も読んでみる(・∀・)ノ
つかアルフレッドって鳥さんなんだ…聞きたい。
2009-10-11 22:01
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