砂漠の従順 [BL小説 その他]
檜原まり子 著。
受(柏原信夫):外務省事務官
攻(スハイル・ビン・ハーリド・アル・ザハーリ):オタクな砂漠の王子様
来日するスハイル王子の接待を任された柏原は、初めて国益に繋がる仕事に大いに張り切る。しかし突然、伽をしろと命ぜられ……。
初★国益に関わる仕事だ(・∀・)ノイエー!とか張り切ってる受けに待っていたものは……
勘違いーなオタクな殿下の傲慢攻めだったー。
砂漠モノってネタ的にたまに手をだしてしまうけど、もしかしたら(奇跡的に)面白い話かもしれない!とかほんのり期待しつつ読んでる自分もいるんだけど。
……ないねー。砂漠モノで面白い作品って(・∀・)ノ
でもこれは思ったよりは面白かったよ。
ただもうちょっと作者に斜め上的センスがあれば良かった。
もっとぶっ飛んでた方がこれは面白くなると思う。
日本語ぺらぺら~な王子様に「伽をしろ」と言われて「都議?」と応える柏原にはウケタ。
アキバ大好きアラブの王子とか、阿呆な設定だけに、その阿呆さがもっと突き抜けてたらテンプレアラブから抜け出せて良かったのになー。受けもかなり最後まで王子に心を許さないしね。そこも面白かったんだけど。時折そして結局最後はまじめにアラブモノになってしまったのが残念。
2009-07-27 23:16
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