催眠術入門 [BL漫画 その他]
カシオ 著。
攻(安藤龍彦):高等遊民
受(林周):大学講師
高等学校時代からの友人である周に会いに、龍彦はその職場に足繁く通っていた。ある日、戯れに催眠術の話をした龍彦はインチキだと断じる周に試してみることを提案する。催眠術にかかってしまった周に龍彦は……。
戯れに試してみた催眠術。
なんとなく一緒にいて単なる友人だった二人に変化が訪れてしまう。
お互いに表面化していなかった気持ちが「催眠術」で露わになっていく、
その催眠術の使い方が上手い。
それでも簡単に関係が進むわけではなく、
そのもどかしい関係が大正という時代背景にぴったり合っていて、
ほのかに淫靡さが漂ってイイ。
1冊まるっとこの話なのも良かった。
面白かった!
タグ:カシオ
2014-06-14 22:27
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