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蜜毒の罠~薔薇の王と危険な恋人~ [BL小説 犬飼のの]


蜜毒の罠 (ラヴァーズ文庫)

蜜毒の罠 (ラヴァーズ文庫)

  • 作者: 犬飼 のの
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2014/05/24
  • メディア: 文庫


犬飼のの 著。

受(鷹上理玖):大学生
攻(雛木馨):唯一無二の魔王

ある日突然両親を失った理玖は大叔父に引き取られる。自分が背負った役目を言い渡され軽井沢の小学校へ転入した理玖はそこで馨と出会う。恐怖心を隠し馨に気に入られるよう理玖は振る舞い、その後大学生となった今まで二人は身体の関係も含めて付き合い続けていた。しかし役目よりも馨に惹かれる自分と、馨にとって害にしかならない自分についに理玖は……。


薔薇の宿命シリーズ、スピンオフ。
いよいよ馨編!

ドキドキしながら待ってたけど、これは……イイ!
読んでいる間も二人の関係性にドキドキしてハラハラして、
可愛くて切なくて最後は最後は……;▽;

もし気になっていたら、ぜひ、シリーズ最初から読んで欲しい。
それまでがあったからこその、この本の今だなって……本当にそう思った。
面白かった……すっごい満足(・∀・)ノ

以下ネタバレなのでご注意ください。


シリーズすべてにおいてのネタバレになります。









馨のお相手、どんなだろ……とドキドキしてたけど
唯一無二な純血種の悪魔さえ殺せる血を持つとか……!
うわー!うわー!!!!!

凄い力を持ってて馨を殺すために幼い頃から馨に気に入られるように傍にい続ける、
そんな理玖ちゃんなのに……めっちゃ可愛い……。
攻めと受けが「馨ちゃん」「理玖ちゃん」と呼び合う関係、不自然さが一切なくて可愛い。

馨もさ、馨もさ……
絶対的な力を持って傲慢さもどこか滲ませるんだけど、基本愛されて育った子供らしさが随所にあって
親の愛情にちゃんと素直に感謝できるいい子で、かっこいいのと可愛いのと可愛いのと(;v;)(;v;)

ああなんかスゲー奴生まれてきたな!て一番好きなキャラだったけど、
理玖との関係性も含めてますます好きになった(;v;) 
最後、入院している時の紲とのやり取りには本当に涙でた……
これまでのことがあるからこそぐっとこみ上げてくるものあった……


紲とルイがいて蒼真がいて、馨が生まれて、理玖が来て。
これまで色々なことがあって、その積み重ねの上で今がある。
そう思えて、そしてじわっと感動できた。


ラヴァーズ文庫10thアニバーサリーのカード裏SSが、ルイ&紲と馨&理玖の日常の一コマで、
もう、あほか!笑て突っ込みたくなるほど幸せな風景に幸せになれたから
またどこかでこういうの読めたらいいなあ。

本当に面白かった!
満足ーーーーー。

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