血鎖の煉獄 [BL小説 秀香穂里]
秀香穂里 著。
受(国友義政):臨床心理士
攻(国友悟):大学生、モデル
国友は十六歳の時に生まれた息子である悟を引き取り育て今も共に暮らしている。あっという間に二十年が経ち、クールに育った悟の気持ちが最近わからなくなってきた国友だったが、ある日ふとしたことで激情に駆られた悟に抱かれてしまう。自分に執着する悟に国友は……。
視点が父側なので仕方ないところもあるが、
子→父への執着の理由がもっと欲しいなあ。
悟からの熱情に流されて思考が少しずつ捩れて
父が最後にする選択はなかなか面白かった。
以下ネタバレのため反転。
結局は親子じゃなかったわけだけど、それを関係してても良かったんだ\(^o^)/ではなくて、国友の悟への執着をより深めるためのエピに使っててそこは凄く面白かった!悟からの執着に恐怖してた国友だけど実は国友もかなり執着してたというね……捩れてる~。それだけに悟側の心情ももっと知りたかった。
2014-06-01 21:28
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