たとえ偽りの運命であっても [BL小説 いとう由貴]
いとう由貴 著。
受(アレクサンダー・ヴィクター・ステイプルトン):貴族子弟
攻(レナード・オールディントン):ラングストン伯爵
夏季休暇に入り寮から帰省したアレクだが、出来損ないの自分への家族の冷たい仕打ちはアレクの予想以上だった。瑞樹という友達が出来たことも否定され、失意のアレクはただ一人自分を優しく受け入れてくれる従兄弟のレナードのところへ行く。幼い頃から優しいレナードの、恋人としての愛情も受け入れたアレクだが……。
『たとえ~』シリーズのスピンオフ。
瑞樹と同室のアレクの話。
アレクも瑞樹同様、学校ではいじめられ、家族にも疎外され、の不遇な子。
その描写が続いたあとに、ただ一人、アレクを大事にそして優しく愛してくれるレナード登場。
これといって大きな事件はない。
それだけにこの話の一番のキーポイントは【攻めの病んでる執着】なのに、
その病んでる部分が文章で表現できてない。。。
最後に文字で説明するんじゃなくて、行動で匂わせてくれないと面白さがないよ~。
ただ単に攻めが受け可愛がってるだけのエロ話になってしまってた。
なんでこんなに執着してるのかなあ?とかつい思ってしまうw
攻めが病んでるだってこっちに一番伝わってきたのは門地さんの最後のイラスト。
あれは凄い。あの1枚に助けられてる。……それは駄目じゃん笑
2014-05-05 22:16
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