獅子の系譜 [BL小説 遠野春日]
遠野春日 著。
受(槇村蘇芳):巨大企業グループの跡継ぎ
攻(ヴィクトル・エレニ):個人投資家
槇村帝国と呼ばれる巨大財閥の跡継ぎである蘇芳は世界各国をまわりグループを支えている。ある日、封書でお目にかかりたいと遣してきたヴィクトルは蘇芳に惚れていると告白、以後、蘇芳の滞在するところには必ず現れるようになった。冷たい態度で接しても挫けないヴィクトルに業を煮やした蘇芳は、ある条件を出して……。
ツンツン坊ちゃんを口説いてくる、優しくて包容力ある紳士……。
蘇芳がヴィクトルを試すとこはかぐや姫でありトゥーランドットであり。。。
ツンツン受けがほだされるまでの過程がじっくり書かれていて遠野さんらしく甘い展開だった。
財閥の中でキリキリ働く姿や、厳しすぎる父親など、蘇芳が孤独だという描写上手い。
そういう中で唯一心許せる相手が従兄弟であり秘書である葵で、
そこにヴィクトルが現れて……微妙な三角関係も勃発していたりして……
そして実際問題、ヴィクトルて何者なんだっていう、
実は超謎人物……
そーこーかーらーのー!
急展開、さてどうなる…という流れはなかなか面白かった。
ていうか。。。
これ、続きモノなんだけど、続きいるのかな?
2冊にするほどの内容ではないような(笑)
1冊でまとめちゃった方が良かったんではないかな。
読む前からそんな気がするなんて(・∀・)
2013-09-16 01:32
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