伯爵夫人の魔法の靴 [BL小説 かわい有美子]
かわい有美子 著。
受(笹野俊介):老舗百貨店外商部勤務
攻(ダニエル・ラッカム):英国高級百貨店日本支社長
英国の老舗百貨店に買収された百貨店の外商部にいた笹野は、その支社長であるラッカムに通訳として異動を求められる。公私ともに過ごすうちにラッカムの魅力に惹かれていく笹野。ラッカムもまた笹野の穏やかな人柄に魅了されていた。だが上司と部下である二人は……。
日常から二人が心を通わせていく様がゆったりと、かつ、
上司と部下という関係から恋仲になる葛藤めいたものも書いてあって、
穏やかに進む恋物語は面白くはあったんだけど。
シンデレラストーリーかというとそれは違うし、
ハイスペックな男との甘い甘い恋物語かというと甘さはそんなにあるわけでもないし、
上司と部下のハラスメント含めた葛藤がこじれてどうにかなるわけでもないし。
どこに焦点を当てればいいのか、返って全体的に薄ぼんやりな印象を受けた。
せめてもう少し甘さがあれば個人的には良かったんだけど、
やっと心通わせて甘いのキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!と思った途端、
フェチに全部持ってかれた……え……?
伯爵夫人の靴もなんだったのかなー。
話に噛んでるようで噛み合ってない気がしたんだけど。
フェチ……?結局フェチなの?そこなの??
( ^ω^ )・・・
2012-09-23 20:54
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