まばたきを三回 [BL小説 凪良ゆう]
凪良ゆう 著。
攻(斎藤一佳):陶器職人
受(四ノ宮令):幼馴染で恋人
恋人である令が死んで二年、思い出とともに淡々と生きていた一佳だったが、ある日大きな地震が起き揺れがおさまると目の前には幽霊だと言う令がたたずんでいた。その日を境に一佳の生活は色を変えた。いつも隣に令がいることに満足していた一佳だったが、だが令は一緒にいると駄目になると言い始める。そして令から告げられた言葉は……。
泣いた……。
二人の互いに思い会う気持ちとか、周りへの思いとか、周りからの思いとか。
そこかしこで泣かされたが、最後は外で読んでいたことを激しく後悔した。
あのページはほんとにやられた……。
ただ幽霊だけに終わらない、かなり特殊設定で話が二転三転していくのだけれど
これがちょっと特殊すぎるなあ……と思った。ご都合主義的な感もしなくもなくも……(;・∀・)
その辺が微妙に気になってしまうのだけど、これは好みの問題だと思う。
ほわんと温かい気持ちになるBLだった。
2012-07-03 21:58
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