honey [BL小説 その他]
雪代鞠絵 著。
受(雪村史緒):中学生→高校生
攻(久保貴志):外科医
両親を失った史緒は、その原因となった女の息子である久保に引き取られる。同居して二年、互いに打ち溶け合っているとは言い難い二人だったが、ある日、史緒が階段から落ちて事態が急変する。記憶を失い、生意気だった欠片もなく素直に甘えてくるシオに戸惑う久保だったが……。
家のことはなんでもやってくれるが話せば憎まれ口ばかり小生意気な史緒が、
いきなりヘンシーン!……て記憶を失っちゃったんですけど。
別人格になったかのように甘えて、あまつさえ「……してみたい」と熱っぽい目でねだってくる。
シオ、かわゆす!
史緒の時にあった見えない壁を全部壊して、無防備とさえ言えるほど甘えてくるシオ。
記憶が戻ったら今の自分を忘れてしまうことに怯えるシオ。
……かわいいよな。そりゃ久保も手を出してしまうよな(*´ω`)
だけれど、史緒は記憶を取り戻し、シオは消えてしまいます。。。
再び史緒、襲来。
うーん。史緒ね……シオとの格差を出すためなのはわかるんだけどね。
史緒がどうしてこんなにも久保に生意気な口を聞くのかもわかるんだけどね。
迷惑をかけちゃいけないいけないいけない……!
が転じて【わがまま】になっちゃう奇特な受けでねぇ。
史緒に戻ったあとも怪我して両手両足が使えない状態になってしまうのに、久保に迷惑かけたくない一身で、
「入院いやだ!」
「ご飯食べない!」
いやだいやだのオンパレード。おおおおおおい。
あまりの【わがまま】ぶりに読み進められなかったよ(笑)
シオの一時があったからこそ、久保もそんな史緒の【わがまま】に優しい心で接することができるんだよな。
人間、甘えるのも大事。
とかわけわからんこと考えながら読んでしまった。
そういう意味では二人の心の動き方が上手いってことか!
2010-08-14 13:39
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