薔薇色の人生 [BL小説 木原音瀬]
木原音瀬 著。
攻(百田保男):風俗店マネージャー
受(浜渦論):刑事
ヤク厨で前科持ち。両親は死に、兄からは絶縁される。すべてを失い、死のうと自暴自棄になった百田を踏みとどまらせたのが若い警官の浜渦だった。それから六年。恋人であるロンちゃんを悲しませないためにもまっとうに生きていた百田だが……。
全体的には甘いお話だった。
けど、モモ(百田)がロンちゃん(浜渦)に出会うまでの話といったら……。
これでもかっ!ヽ(`Д´)ノ イテッ
これでもかっ!ヽ(`Д´)ノイタタタタッ
てくらいに不幸のオンパレードだよorz
まあそれだけ仕打ちを受けるだけのことをモモもやってきたんだが。。。
このイタタさを乗り越えると、ロンちゃんと出会って、ロンちゃんのためにまっとうに生きよう、
ロンちゃんのためにロンちゃんのために……となるモモが、最終的に表題である『薔薇色の人生』を手に入れたんだなーと実感するくだりがじわりと効いてくる。
本当に良かったな(・∀・)ノモモ!
……ただ、そこに至るまでは
ロンちゃんのために・゜・(・∀・)ノ・゜・
と綱渡りな行動に出るモモにハラハラさせられっぱなしだった。。。
単なる甘い話で終わらないのが、さすがに木原さんデス!
気が抜けない……(笑)
年上の恋人と後輩の恋人は肩の力抜いて読めた。
後輩の恋人、ワロタw
2010-02-25 22:32
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0