比翼の鳥-コンプリチェ- [BL小説 妃川螢]
妃川螢 著。
受(青砥糺):弁護士そしてマフィアの一員
攻(ジークフリート・ヴィンチェンツォーニ):実業家そして大物マフィア
血の匂いに狂気に駆られた暗殺者と化す糺は、バグジィ・ブルー(気の狂った青)と呼ばれ怖れられる存在。そんな彼の狂気を鎮められるのは、糺の主である冥王ジークのみだった。15歳でジークに拾われマフィアとなった糺。血の結束を重んずるマフィアの中で、日本人である糺が幹部にまで伸し上がるのは異例だった。だが糺にはそこまで登りつめなければならない理由があった。糺の狂気に潜む闇にジークは……。
マフィア × マフィア。
血の匂いに狂気に陥る糺をジークが鎮める……って鎮める方法はお約束のアレ(・∀・)なんだが、
色っぽくて良かった!
糺は何故血によって狂気に駆られるのか。
この理由がつまり糺の闇に繋がって、しかも糺は実は……ってくだりがね。。。
ジークの腕の中にいて身悶えながら、ジークの命を狙う糺。
底知れぬ闇を抱く糺に、自分ではその闇を癒すことはできないのかと憂うジーク。
糺の持つ闇の理由が重いんだけど、この設定が効いて、二人の関係と最後の決着がすごく良かったー。
最後はホロリと甘甘が同居しててイイ!(・∀・)b
満足。
これって挿絵が一切ないんだね。
なければないで本来の小説に集中して読めるんだが……。
蓮川絵で公爵とアレックスも見たかったな(´・ω・`)
2010-02-20 23:55
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